
前橋での2日間(都合3回)の安全運転講義 in ネッツ群馬(前橋おおしま店)終えて帰ってきました。
台風の影響で大雨の中での高速道路の走行は非常に危険な状況でした。
雨ハケが良い舗装とそうでない従来の舗装が入り乱れる高速は、時として追い越し車線より左車線の方が安全な時があるし、扁平タイヤのスポーツカーより4駆や車重が重たくて幅狭のタイヤで面圧が高い状態の車両の方がペースが速い時がある、この2日間の講義でもお話していた事ですが環境が変わった時に求められる運転や周りの車との相対的な差が変わるという事を再認識した帰り道でした。
世の中的には台風一過で明日以降は秋晴れが続く予報です。
モータースポーツも秋は絶好のシーズンですから、皆さん安全に楽しんで走って頂きたいと思います。
F-1日本GPも20年ぶりの雨の鈴鹿でした。(もっと台風絡みで雨が多い印象なんですが)
今フジTVの放送を見てましたが、赤旗レース終了の原因となった残念な事故については触れられてませんでした。
今はとにかく無事を祈るだけですが、20年前の94年セナが亡くなった年の鈴鹿の2ヒート制の決勝になった時も同じ場所で雨の中、その時はマーシャルが怪我をする事故がありました。
国際格式最高峰のF-1でさえも、雨の量が増えたり減ったりする中で、タイヤの選択やタイヤマネージメントを駆使して戦いながら、安全にレースをするのが難しいのがWET環境です。
浅溝の減ったレインタイヤで雨足が強くなった鈴鹿を走るのは幾ら舗装改修されて水はけが良くなったと言われていても危険度は高いし、黄旗区間で2次災害が起きる危険性はやっぱりF-1のように厳重に管理されている環境下でも起こりうるということ。
そして事故は必ず想定外の事や不運が重なった時に起こるという事を肝に命じなければなりません。
これはサーキットを走る全ての人、それに関わる全ての人が今回現場で何が起きたのかケーススタディーをするべき事だと思います。
ワンスマは今週その鈴鹿でのドラサポ、そして12日は袖森FESTIVAL 15thが控えています。
詳しいイベント情報は明日以降に改めて・・・ですが”15回目の第1回袖森FESTIVAL”の気持ちで迎える側も参加頂く方も一体感を持って臨んで貰いたいと改めて思わされた1日でした。
ここからの年内3ヶ月間は私はいつも以上に怒涛の日々が続くでしょうから、心身を整えて戦いたいと思います。
画像は今回の講義では遂に念願のこのウェポンを投入しました! の図です。
Posted at 2014/10/06 03:10:58 | |
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