
バンコク経由でアブダビ入りしたのが火曜日。
今週はフェラーリチャレンジの世界各国でのシリーズが一堂に会した”FINALI MONDIALI 2014 in Abu Dhabi”に参戦する日本人のGent Drの方のコーチングで自身2度目のヤスマリーナF-1サーキットに来ております。
いつもより早めのレースWEEKスタートで昨日(水)が練習日、本日(木)が予選1、決勝1、明日(金)が予選2、決勝2、そして土曜日がヨーロッパ、ノースアメリカ、アジアパシフィックの3シリーズのピレリクラス(High Gent)とシェルクラス(Gent)がそれぞれ合同で世界一を決める決戦という流れです。
土曜日の夜には機上の人となり再びバンコクへ戻り、来週は別のコーチングのお仕事です。
初めてのサーキットに行くと”走り方を決める法則”を知っているかどうかが肝!
そして各コーナーの止める場所、その際のCPとAPの関係や三角地帯のつくり方、
スピードコントロール&姿勢コントロールが総合的に大切である事を再認識します。
これはシミュトレでも、広場トレでも、ドラサポでもいつも同じ概念でお伝えしている事です。
止めすぎてしまうからアクセルON早すぎて結果的に鋭い加速が出来ない、
向きが変わる迄待てない(向きを変えれる減速や加速を出来る)など
自身の癖が安定して出ている事が良く解ります。
これはシミュトレ、FSWでのドラサポを通じても同じ部分でした。
(各操作の精度を向上してABSやトラコンが作動している事を感じて走りたい)
知らないサーキットに来ると、コースに慣れる迄に体力と時間を費やしてしまわぬように、より事前準備(シミュトレでコースを知る、走行前にコースを歩く等)が大切で、走り出したら”早くコースにアダプト”する事に集中する。
レースは待ってくれませんから”危機感持ってコースにいち早く慣れる”のが大切。
ずっと走っていればその内慣れるだろう・・・なんて言ってられません。
何処へ行ってもやはりプロの3-4秒落ち以内で走れるか?が重要。
フェラチャレのShellクラスはプロの2秒以内でトップ、3秒以内でトップ3、4秒以内でトップ5がターゲットです。
FSWならプロから2秒以内で走れても他のサーキットではそこまで行く前にレースWEEKが終わってしまうという方は最初の部分”世界共通の走らせ方の基本と決め方、サーキットにアダプトする早さ”が問題点なだけ。
その辺はGent Drと言えども真剣に集中して走って頂きたいし、走る事に対して楽しむ事、真剣に取り組む事のバランスが取れている方は自ずと結果もついて来ています。
久々のフェラチャレ参戦で1年間戦ってきたライバルと初めて来たサーキットでも互角に走れている今回サポートさせて頂いているHさんは、だから客観的に見ても素晴らしい!と思っております。
Posted at 2014/12/04 21:43:47 | |
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