
明日は広場トレ(年内最後)ですが、私は福岡で昨晩忘年会に参加して本日帰京。
そのまま静岡入りしていて本日は忘年会”ハシゴです。
さて最近サーキットを走り出す方が増えているのも要因か?施設破損に及ぶクラッシュの話をよく耳にします。
私達ワンスマも長年サーキットに居るとそういう場面には出くわす事が多いし、ワンスマが主催であったり関与しているイベントでも残念ながら過去にそういう事はありました。
まず車両の物損についてはサーキットは一般道では無いので大抵の車両保険は適応外。
施設を壊したり他車との接触の際は”究極の自己責任の場”であるサーキットの場合は例え相手の過失が100%でも自車の損害は自分で治すのが基本、これがサーキットを走る上で皆さんが心配する一番のネックの部分である事は間違いないでしょう。
また、自分の体に及ぶ損害(怪我等)も同じことが言えます。
だから究極の事を言うと・・・『相手が100%悪くて自分が殺されてしまっても文句が言えない』のです。
* 最悪の事を書いています
FSWの例を上げるとスポーツ走行ライセンスホルダーはスポ走中の事故での施設破損は1万円の免責という素晴らしいシステムがあります。
これは走行会イベント(FSW主催でも他社主催でも)でも事前に必要事項に記入しておけば無料で適応出来るというスグレモノ。
だからFSWはスポ走を走らない方でも”保険”だと思ってライセンスを所持することを強くオススメしてます。
弊社事務局タッカーノは走りませんが年間ですごい数の施設入場があるのでライセンスホルダー(笑)
→ ライセンスを所持している理由は本題とは関係ありませんが。
FSW以外のサーキットではサーキットが主催するスポーツ走行等は適応だけど、他社主催の走行会だとガッツリ請求されるという事もあるようですから、必ず走る前にチェックは必要です。
(広場トレもジムカーナ施設なら物損免責が効くけ駐車場は効かない等がサーキットによってあります)
先日も鈴鹿のとある走行会で150万近く請求をされるようなクラッシュが発生しておりました。
(新品タイヤをタイヤバリアに使用していたりすると凄い金額になります)
保険に関する問題は自身の怪我などに適応できる傷害保険と自車の損害をカバーする車両保険と大きく分けて2種類あるでしょう。
ワンスマラウンジ会員の方には車両保険の部分でご紹介出来るネタがあるのですが、保険料はきっと金額を聞くと意外と驚くような金額では無いハズです。
現状は自車と自身をサーキットの事故から守るのはこの位しかない。
また傷害保険はサーキットによってあったりなかったり(互助会的なお見舞い金制度だったり・・・)状況がバラバラです。前述のFSWなら傷害保険はライセンス未所持でも1日800円払えば入院・後遺症・死亡のケースにお見舞い金の形で保証される。
何が言いたいかと言うと、事故は気をつけていてもある日突然起きるものもですから、自分の体、自分の車、施設破損に備えてできる限り”事前安全行為”として、『知っておけば良かった』と言う事は避けたいのです。
自分のスキルを上げる、どんなケースが危ないのかケーススタディをするという知識量を増やす、車体や自身の装備によって安全性を向上させる・・・これらも非常に重要です。
ワンスマ絡みや私がブリーフィングをさせて頂くようなイベントではこれら保険の事は必ずと言っていい程お話しています。
必ずどこでも・・・では無いハズですから、たまたま皆さん知らなくてもラッキーにも遭遇しなかった
言う事も多いはず、これは非常に危険な状態です。
サーキットによってこういった保険制度がバラバラではなく、ライセンスもそうですが共通の仕組みって何故出来ないんだろうといつも思いますし、クラッシュの施設修理代の話を聞くに付け、そういうのをカバー出来る仕組みが無いとこの業界はマイナースポーツのままだと思います。
最低限・・・ 何があっての最後の最後まで最小限の生命及び財産の保持の為にもまずは運転スキルアップと安全に楽しく走るという本意をワンスマ活用して体感して欲しいです! と言う着地点でした(爆)
Posted at 2014/12/21 00:18:45 | |
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