
フェラーリチャレンジのコーチング with WEC FSWです。
昨日のOPENプラクティスでセットアップ未完+USEDタイヤで45秒フラットのタイムでした。
やっぱり458チャレンジだとセットアップして新品アタックで43秒0~43秒3位なんでしょう。
この車載とデータをベースにコーチングを担当するXingさんのコーチをしてますが47秒台でスタートしアドバイス後に中古タイヤでも46秒4。
データ見ると新品なら45秒中盤は出るよって感じまで昨日の時点で来てました。
昨今のフェラーリチャレンジはアマチュアクラス(上級の”ピレリーAm”と通常の”シェルクラス”)のレベルが非常に上がってきていると言えます。
プロが43秒~44秒とすると、ピレリ-Amでトップ3に入るには44秒中盤~45秒中盤が必要。
今日のクラス内のPP争いも44秒台後半でクラス3番手が45秒6、そしてクラス4位~Xingさんのクラス7位までは46秒0~46秒3とコンマ3秒の間にひしめいてます。
だから凄く精度の高いDrivingや新品タイヤの使い方、クリアラップの取り方など総合的なDrivingセンスが問われてくる。
Xingさんは中国人ジェントルマンDrのイメージを変える(失礼 笑)非常にスマートで丁寧なドライビングスタイルなんですが、ブレーキングの際のエンブレの使い方や少し突っ込みすぎてコーナー進入でABSを使いすぎてしまう所が問題。
でもAコーナーのスピード感覚や100Rの緩いブレーキングなども上手。
FSWならではのBコーナーの出口重視やT13~ネッツのOFF方向へのスロットルコントロール。
最終のアプローチのライントレースなどの精度が上がれば本当に45秒台で予選走れる。
クラスの中で゛もうあと少しで表彰台圏内”という厳しい戦いの中に居るので、最後のひと押しを私がしてあげたい!と思って頑張ってコーチングをしております。
メインレースのWECはご存知の通り6月のLe mans 24時間レースのレースでしたからサルテサーキットのコース上で出会ったマシン達がFSWを走る姿を見ながら、またあの時間にタイムスリップをしている気分です。。。
今月末にスタートするアジアンルマンシリーズでしっかりClearwater Racingと共に戦ってあの場所にまた戻りたいと思っています。
Posted at 2016/10/15 14:56:28 | |
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