
昨日の袖-1GP Rd.6も雨絡み。
本日のFSWスポ走ドラサポも天気は晴れてても路面はWETスタートでした。
とにかく路面条件が悪くなればなるほどタイヤのWet性能、クルマのABSやトラコン、そして電子制御などのヘルプの完成度の高さがモノを言うな~と。
昨日の964カレラ2はそれらが一切ない完全アナログマシンに雨性能はあまり高くないタイヤだったのでこの1年の中でもTOP3に入る”難易度の高いマシン”。
お陰でレースで今年Le Mans 24hの夜間スティントで大スピンを1回やってしまったけど、それ以外はレースもドラサポでもノースピンだったのに。。。最後にやってしまいました(苦笑)
→ 袖-1GPエントラントの皆さん、ご迷惑をお掛けしてすみません。(競技長なのに)
さて、本題。(画像参照)
TRDスーチャー搭載の86ってラジアルタイヤで3秒台位はFSWで出る。
その車両で昨年末にフルWETで走ったデータ(2分15秒)が赤。
そして青は今日の1本目の走行でハーフWETになってきた時の11秒台の車速。
(ところどころはライン上乾き始めてくる感じ)
緑は2本目の走行でほぼドライ路面で実際に3秒5で走行した時の車速です。
FSWレベルだと12秒以上タイムが違うとしっかり濡れていて、雨の量によっては15秒以上違う時も。
ここでドライ性能にかなり振ったラジアルタイヤだと15秒落ちでは収まらずに18~20秒落ちになってしまう事も。
7秒~8秒差なら(今日の1本目の11秒がまさにこの領域)コーナーによってまだ結構濡れている所、結構乾きだしている所が出てくるからWETからDRYへどう変化していくか?コースの特性をしっている人が速く走れる時間帯。
十分に気を付けて走る事前提ですが、コース環境が著しく変わっていく中で、各操作を確認しながらクルマやタイヤと対話して少しづつタイムを詰めていく、路面なり(車/タイヤなり)に走るって言う、アマチュアドライバーの方が一番苦手な『走らせ方や正解ラインをなぞりながら走る』って事に固執してしまう事を解消するトレーニングには持ってこいなんですよ。
走らせるコーナーの中での流れは路面が変わってもあまり変わらないって事も良く分かるデータです。
Posted at 2018/12/24 13:59:02 | |
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