
ドバイ24hは終わり良ければ全て良し? クラス2位表彰台獲得でした(全体でも76台中18位)
決勝はスタート直後にクラストップに躍り出るもパンクによって後退、でもそこからは他のMRSチームの991カップが接触やブレーキトラブルに見舞われる中、順調なペースで順位を回復して朝を迎える頃には表彰台圏内にカムバック。
残り6時間は2位争でピットinの度に順位が入れ替わる攻防でしたが、最後は2位走行車両がクラッシュをしてしまい2位確定。
コーチングをさせて頂いた松原さん以外、欧州4名のプロ / アマDrはクラッシュによってほとんど走行をしてない中で決勝を上手く走り切ってくれてました。
また、松島さんもドバイに来る迄の普段の練習があまり出来てない中、そしてドバイ走行経験があるとは言え、遊びの延長(それはそれで楽しいので否定をしている訳ではない)で軽~く出ていたドバイ24時間から一転、私が関わらせて頂いた事で『プロの仕事をするレース環境で充実したアマDrのレースを堪能する』という雰囲気に変わった中で、水曜日のクラッシュを演じて、自分自身の中でも、そしてチームの中での立ち位置としても非常に難しい状況に立たされてしまった。
そんな中でもナイトセッションで主催者から課せられたミッションをクリアし、決勝も超プレッシャーの中で与えられた任務(走行時間)は予定よりも極端に短いものになってしまったけど、チーム皆が納得の走りを完遂。
しっかりと表彰台に上がるチームの一員として機能して、念願の初ドバイ24表彰台でした。
思えば、クラッシュによって逆に練習走行を走ら(れ)なかった分、走行マイレージを加算せずにスタートを迎えたのも、991Cupの構造上ではきっと想定してないハズのハイペースな24時間レースの中で次々に駆動系やブレーキ系のトラブルで戦線を離脱する車両が多い中でほぼノートラブルで生き残れた要因だったかも?
チームとの交渉、現場で起きた事に対してのチーム内とドライバー側との調整、そして当然ながらドライビング面のコーチング。。。
自分がドライバーなら、自分がコーチングマネージャーなら、両役進行型なら・・・?と全て勉強になったWEEKでした。
何よりも東京オートサロンでのネタになる話ばかりでした(苦笑)
世界でレースをする醍醐味、チームもクルマもメンバーもちゃんとプロ意識が無いとダメ。
日本人アマチュアDrの一番劣っている部分はスキルではなく、資金的には余裕あるのにスキルアップに対しての余裕や計画性が劣っている事です(これは自分も含めて取り巻きの環境の責任でもある)
ヨーロッパには資金的にもしっかりしていて、スキル的にも裏付け、下積みがある、ちゃんとしたプロ顔負けのアマDrがわんさか居ます。
だから舐められない様に、アマでもしっかりとモータースポーツに向き合わないと行けない。
色々と考えさせられたドバイ24hの週末でした。
そして、チェッカー迄はギリギリ入れたけど表彰台の雄姿やその後のチームとのHAPPY TIMEはお預けで空港へ移動、香港経由(いまここ)で日本に到着後に東京オートサロン会場へ急行します。
無事に北ホール9 (区画950)の『Scudeira 46ブース』に到着するだけです。
自分の今までのアジアでのレース活動、アマチュアドライバーとのお付き合いの仕方、WEC世界選手権での経験、そういったKEITA SAWAブランドを今後は”自分が走るだけで活かす”ではなく、いろいろな形で更に還元をしたり、繋げる活動が今年のテーマです。
オートサロンも2016-2018の3年間、SPARKさんと、そしてScuderia46さんとJOINTさせて頂き素晴らしい経験と効果的なPRが出来て一定の収穫があったと実感しています。
ワンスマが成長の為に通らないといけなかったルートだったと。
しかし2018は新しく”より収穫性の高いPR手法”が確立でき、新たなステージへ澤のレース活動もワンスマとしての成り立ちも変化を遂げるべき時期と捉え、オートサロンの出展は見合わせ、その分を他に繋げていく事としました。
袖-1GPの表彰式やワンスマ新年会の時期もそれに合わせて変更したのも、それが要因。
FORZA!! Keitaサポートシステムも今年は若干趣旨志向を変えて、今年掲げるテーマに沿った形にしたいと思っています。
近日その開催概要は皆さんにもお知らせします。
澤がLe Mans 行くなら、WEC出るなら応援する!という枠組みから
澤がやりたいと思っている事、澤が指示して継承したいと思っている事(人)へなら同様に応援する!へ繋げていく。
これが今年の(新年会のテーマでもある) 『繋げる活動 = 繋活』というテーマです。
また、自分でハードルを高く設定してしまっている気がしますが、これでいいのだ!です。
Posted at 2019/01/13 09:17:54 | |
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