2020年07月03日
効果的なシミュレーターを使った練習法の話をしてみたいと思います。
(梅雨時だからね)
シミュレーターを使うと本当にうまくなるのか?
答えは”やり方次第”です。
既に10年近くシミュを使ったトレーニングもやってきた澤&ワンスマですが、手法には自信ありです。
(目線の移動でさし棒でモニターの見るべきポイント指したり、音消したり、ペダル操作やステア操作に補助入ったり、、、あれ全部私が最初ね 笑)
操作の問題を洗い出したり、コースを覚えたりするのは有効ですが、自分の問題と向き合わず、闇雲に走ると癖を塗り固めるだけで終わることもあります。
先日の秋葉原DDRでのグループシミュレータートレーニングの模様をワンスマYoutubeにアップしましたので(チャンネル登録して)ご覧頂きたいと思います。
まずは ↓ ↓ ↓
私がオンラインで繋げて引っ張ってオーナーさんが追走してくる映像。
(映像はオーナー様の映像なので前を走っているのが私のクルマです)
突っ込みすぎが原因だから、私の車との距離をブレーキの時は近すぎず、加速になったら離されない様に,,,それだけ気を付けて付いてきてきてください!!
そうしたら数ラップでこうして、実車で本当に86で袖森を自己ベスト22秒台、アベレージが24秒台でいま最初の壁を超えるべく足踏みしている方なのでリアルにその問題がどこにあるのか?本人が気づく、そしてペロっと22秒台後半が出るわけです。
(本人もあまり頑張ってないから不思議とタイムが出るって感じ)
続いては ↓ ↓ ↓
今度は私が隣でシミュやっているオーナーさんの追走をしている状態。
最初は後ろが気になって1Lap目は侵入で飛び込みすぎ、曲がれないしクリップ付けない、、、結局その代償を出口で払う = 加速遅れとなる。
引っ張って貰った経験値と感覚を元に、1Lap目 24秒台の時は後ろ気にし過ぎだったのを、2Lap目自分の走りに集中して走ると24秒台だったのが22秒台になって、最後は2.5秒近くアップして21秒台に。。。
パワーの無い車両で少し慣れてきた方にありがちなのがこの突っ込みすぎ系のパターン。
(パワーがある車両であり勝ちなのは逆に止めすぎのパターンなのでシミュでの処方としては逆、でも引っ張ってあげてから追走すると”止めすぎ”も自分の問題点が体感できる)
これはデーターロガーでも頭では分かっていても体感しづらい部分、リアルでやろうとすると車両は2台必要だし他の車両もあるからなかなか綺麗に出来ない内容。
これをシミュの特性をフル活用してトレーニングとして出来るのが良い所であり、これを知らずにシミュをやっている人は”やり方がもったいない”って奴。
アマチュアの方はリアルでシミュとやっぱり同じことが起きやすいので、、、『ブレーキは自分が思ったよりも5m手前、ブレーキ終了地点を揃えてその速度は思ったよりも3-5km/h落とす、舵角は自分の理想 + 1拳分、アクセルONは自分が思ったよりも5m先から、あとはどれだけステア戻しながらコースの外側を上手に空間利用して早く全開に出来るか?』これだけ守っていれば1個のコーナーでのロスタイムがコンマ2~4秒、コーナーが8個あればプロの1.5~3秒以内だし、10個あれば2秒から4秒以内という「ゴルフの100切り」が実現できます。
、、、というシミュのお話でした。
Posted at 2020/07/03 00:43:54 | |
トラックバック(0) | 日記