
6月になりましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今年はFSW 24h戦には出ないで英国のM社から少し浮気して(笑)、イタリアのF社のRというクルマの試乗会のインストラクターをやらせて頂いています。
今週は土曜日まで東京のど真ん中(大手町)で実施中、次の私の担当は再来週の福岡クールの予定です。
車のメーカーが変わると、それを良いと思う人(お客様)も、それを提供する人(メーカーやディーラーの考え方)も、そして規模ややり方も変わる。
インストラクターの仕事をお願いする側、試乗プログラムを構築する側ばかりが多いのですが、逆から見てみると、これまた色々と勉強になって居たり再確認になったり、人との繋がりも含めて”刺激”が多いです。
試乗会を開催している某高級ホテルの総支配人が空いているスポットに入る事になり、英語対応で駆り出されたり、2018年のLe Mans 24h出場の際に支援者様の紹介でスポットスポンサーをしてくださった方が、たまたま試乗会に参加していて、これまた奇遇ですが私が担当する事になって、顔を合わせてお互いビックリ!があったり、、、偶然や想定外の事が起きると、自分のマインドも鍛えられますね(笑)
そんな試乗会の合間に抜け駆けして、一昨日はSUGO 大沼4時間走行会で570S GT4チームの方は井上選手がリードしてYUKOさんのコース慣熟とトレーニングを、私は一般の方の同乗ドラサポを実施してました。
ヘビーWet(Dryのタイムから17秒くらい落ち)から雨がやんで路面の水が減って14秒落ちくらいになって、4時間の内の最後の30分はもう完全Dryのタイムから1~3秒落ちくらいまで路面が回復。
Lotus Erise 250Cupという車両で最初は1分53秒くらい。
雨が減って50秒位、御本人が路面が良くなって42秒位まで来たので最後に3回目の同乗をやって39秒台。
路面であと1-2秒、2名乗りで1-2秒だから、Dryでレースタイムの目標は35-36秒位では?となって、だったら前に乗った220Cupが同乗で同時期に38秒台だったので、1秒位くるまも速いかも?ってなる。
、、、て、事はFSWはご本人が59秒位って言ってたけど、1分56-57秒くらいがプロがDriveした時のタイムでしょうね。
、、、って、事はこれでSUZUKAに行ったら2分26-27秒くらいだろうな~
と、情報が駆け巡ってしまう訳です(笑)
今回の同乗ドラサポ参加者の方は、狙ってこういう環境下で走る事を選べないから、凄くタイヤ:グリップを考える感じるキッカケになったと思います。
走行会やスポーツ走行で趣味として走るだけなら避けたくなるコンディションですが、レースに出場している人なら、それが公式だろうが非公式だろうが『走らないといけない』度合いは高まりますからね。
これから夏に向けてサーキット走行を控える人(控えられる人)も居るでしょうが、そういった方々は暑いとか雨とか言ってられなくて、むしろONシーズンだから走らないといけない。
そういう時にもワンスマの広場トレ、同乗ドラサポ、ドラサポなどは活用できるコンテンツだと思います。
6月の広場トレーニングもまだ若干だけ枠あり、の模様。
6/9(木)、12(日)、25(土)、26(日)8ers(定員)
そして7月の広場も日程を出しました。
7月2(土)、3(日)共に人気の「プレミアム広場トレーニング」を開催です。
無線同時アドバイスあり、8ersに様なデータ解析あり、アドバイスタイム事後送付、8名定員に対してイントラ3名体制など。
そしてこれまた好評の「袖森ドライブスルー走行会」は次回7/10(日)に開催します。
これらの概要と申込は「
ワンスマHP イベントカレンダー」を参照ください。
今日も鈴鹿CCMCにて同乗ドラサポを実施しましたが991Cup(Falkenタイヤの新品タイヤで同乗)と、もう1台の991Cupは2名でシェアだったので、ご丁寧に助手席も搭載してくださっていて(笑)2回同乗実施、あとAudi TTRSとボクスターGTSの方も、、、都合2時間の中で5回の同乗走行実施なので、Out / 計測 / Inとしても15Lap、正味約40分間の走行、この季節になると私も汗だくになりますね(特に991Cupは”漢”のマシンなので)、そして参加者の皆さんも、メキメキと上達されて流石の走りばかりでした。
991Cupカーの速さレベルだとFSWならまず1分50秒を切るのが最初の山。
次の山が45秒(ここがプロDrの2-3秒以内だから高い山)です。
これを鈴鹿に当てはめると、まずは2分15秒を切る事、次に2分10秒なのですが、FSWに比べると難易度とリスク(恐怖心)のバランスが変わるのでFSWで差所の山を越えれるけど、鈴鹿では越えられないって事が起きるのです。
FSWは地面から1Mの高さ(落ちた時のリスクや痛さ)に幅15cm(コース幅とかランオフエリアの広さのイメージ)の平均台があって、長さが4M(4km台のコース長)を渡らないと行けないイメージ。
一方鈴鹿は地面から2Mの高さに幅5cmの平均台があって、長さが6M(約6kmのコースなので)もあるイメージ。
想像してみてください(笑)
さあ、試乗会に戻らないと~~~です。
Posted at 2022/06/02 15:41:58 | |
トラックバック(0) | 日記