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澤 圭太のブログ一覧

2022年12月07日 イイね!

全方位に効果的なワンスマコンセプトが詰まった広場トレーニング

全方位に効果的なワンスマコンセプトが詰まった広場トレーニング先日の広場トレーニングは韓国ヒョンデ自動車さんのR&D部隊の皆さんのサーキット走行を通じての人材育成をテーマにHC シェアリングさんを通じて依頼を受けての運営でした。

シミュレータートレーニング、広場トレーニング、そしてライセンス取得をしてのRコースの走行まで包括的にHCシェアリングさんと共同でサポートをさせて頂く予定です。

一般のサーキットを走れる様になりたい、速くなりたい、クルマの運転が上手になりたい、、、という方向けの年間で40回以上の広場トレーニングをこの10年ずっと続けてきたいワンスマ、今はMcLarenさんなどメーカーやディーラーさんの試乗会やドライビングレッスンの企画運営も、そのノウハウをベースに個々にアレンジをしてやらせて貰っています。

HCシェアリングさんと2020年からスタートした「大人の自動車教習所2.0」プログラムなども経て、この広場トレーニングのプログラム構成は更に幅が広く汎用性のあるものに成長を遂げたと感じていて、今回のヒョンデさんの1日も皆さん1日で凄く上達されて綺麗なクルマの動き方やタイヤの鳴き方になっていました。

今迄で一般公募やBtoB運営も含めると延べ6000人くらいの人がこのプログラムを受講していると思いますが、ほとんどの場合で朝の走行スタートから夕方の走行終了までを通じて上手になる人が多いと感じます。

そこには
初心者でも安心して参加できる雰囲気づくり、エキスパートの人でも個々の課題を明確に実践走行に繫がるポイントをつぶさに見つけ出し、個々のアドバイスを充実させることに重きを置いています。

基礎の基礎である串刺しブレーキから始まり、それがショートオーバル走行にどう繋がっているか?を見本走行で見せ、空間利用や基本的な操作の流れや上手く走る為のポイントなどを講義で話したり、実際に目で見える形で実演して見せたり、一緒にコースを歩いたり、同乗&逆同乗で体感経験値を上げたり、9時~16時までの昼休みを挟んで実質6時間の中で、2分間走行が13~15セットという時間で、考えて、トライして、経験して、調整して、人のを見て、マネしてみて、聞いてみて、みて見て、、、様々な角度から「上手になるセンサーに刺激を与えていく」というのがワンスマ流の広場トレーニングです。

速度域も最初はFSWで言ったら1コーナーやシケインくらいの40~60km前後の低速域、最高速はクルマにもよるけど100km~120kmでしょう、そこから午後の実践的な複合コースになると旋回速度が60~80kmの所が出てきて、左右の切り替えしがあったりとより戦略的な走りが求められるようになり、FSWで言ったらヘアピンやT13、GRスープラ、パナソニックくらいの速度域での走行練習が可能になっていきます。

低速と中速の走らせ方の違いが分かると、駐車場では限界のある高速域の走らせ方も想像が出来る様になる、、、というカラクリを解説し、ここまで上手に走れる様になったら、一回レーシングコースを走る機会を作ってみましょう~!

そこで広場でやっている事を実践に繋げるとこういう事か!だったら広場で改めてこういう事を練習しないと、、、ってステージの往復をする事での効果も考えられる様になります。

そういった理論と実践とのバランスを重視して、沢山走るだけが練習じゃない!というのがワンスマのトレーニングのコンセプト(だってレーシングコース行ったらもっと練習する機会が沢山作れないですから)、練習の仕方が上手くなる練習法を意識したプログラム構築になっています。

年内はこの週末(10日土曜日はまだ少しだけ枠有)と24日(こちらも土曜日)の開催を残すのみとなりました。

是非、今年のスキルアップは今年のうちに!という方はお申込お待ちしております。

ワンスマのキラーコンテンツ、広場トレーニングに関して >>> こちら
Posted at 2022/12/08 18:05:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年12月07日 イイね!

緊張との付き合い方【緊張コントロールで気づきや安全性向上も】

緊張との付き合い方【緊張コントロールで気づきや安全性向上も】レースを含めモータースポーツも緊張との付き合い方が大切です。

それは何故かというとモータースポーツもやっぱりスポーツだから。

スポーツ走行や走行会で良いタイムを出す、予選で良いタイムを出す、いいスタートを切る、結果を出す、、、色々なプレッシャーの下に置かれます。

時事ネタになりますが、サッカーW杯、私も決勝リーグのクロアチア戦のPKを深夜に観ていました。

PKって「普通に考えたらプロがあの距離からキックするから入る確率が高い」っていう「簡単だから難しい」法則の象徴みたいなプレーですね。

ゴルフなら1mのパットを入れる、とか

でも、優勝が決まる最後の1打となるとプロでも手が痺れたりすると思う。

国の代表としてあの場に立って、90分+30分の死闘の末に”これで決まる”
というPKとなると、全然簡単じゃないし、スペインvsモロッコ戦も延長の末にPKとなりスペインが敗れるという番狂わせが起きている事を考えると、PKに持ち込ませない戦術がまず大事で、万が一PKとなったら「サッカーの純粋な強さとは違う次元で結果が決まる不確定要素が多いのがPK」であるという点をプレーヤーもサポーターも覚悟する必要がある。

1番手のキッカーの南野選手の表情は、集中しているように見えて、顔面蒼白のようにも見えて、どうなるのか?わからなかったという印象で私も観戦してました。

ああいう時、「集中しろ!」とか「自分を信じて」とか奮い立たせるワードが思いつくかもしれませんが、自分が2017WEC開幕戦シルバーストンで決勝スタートDrを任された時、2006年マカオGPの予選前やスタートの時、2016Le Mans24hで初めてテストデーでコースインする時、、、そんな事考えられる精神状態ではなかった(苦笑)

と、言うか
「集中しろっ!」って言うのは自分が集中できてないから出てくるワードだし
「自分を信じて」っていうのも、そもそも自分を信じてないから出てくるワード

そんなのは当たり前の様に乗り越えた先の次元でのプレーを迫られていて”勝ちたい < 負けたくない”の状態なんだと想像します。

私の場合は「緊張している時はいいプレーをしたいという気持ちが強い証拠で良い状態」と自分に言い聞かせています、そして今やるべき事とやってはいけない事は何か?をしっかり頭の中で整理することで冷静さを保てるように、常日頃からその点を留意して仕事したりサーキットで走行をする機会を迎えています。

つまりルーティン化する事を作ったり、同じ環境を作り辛い「緊張状態」を日頃から感じられる精神状態を作ろうと無意識にやっていると言えばいいのでしょうか?

あと失敗をした時の精神状態や起きた事象をしっかり忘れずにどこかに留めておく事で、「これはあの時の上手く行かなかった時の状態だ」と、言葉で言うとトラウマ(マイナスのイメージで、それに引っ張られてしまう事)をプラスに変換する意識を常に持つようにしている事です。

人によっていいイメージを持つ方法やいいプレーをする為の考え方は違うでしょうが、自分に合ったゾーンへの持って行き方を知っておくのはサーキット走行をする人も持っていた方が良いと思います。

私の仕事の置かれた環境の様に大多数の人にとっては特別な時間であるハズの”サーキットを走る”という事が日常化しているからこその部分もあるでしょうが、そんな自分でも99%の度合いで”いつもと一緒の状態で走っている”事がフツーでも1%の確立でいつもと違う、いつもよりも集中できていたり、いつもよりちょっと散漫になっていたり、、、という事を感じる事があります、仮にそうであっても”
”いつもと同じプレー”が出来るという位の技術に対しての絶対的な精度や修正力があるからこそ、でもあると思うので、技術とメンタルのお互いが引っ張り合って相乗効果を生む様な状態を常に意識して仕事や日々の行動に活かす、、、

そうすると、例えば、、、
この季節になると朝の放射冷却で朝露によってコーナーミラーが見えづらかったり、自車の運転席側や助手席側の窓、ドアミラーが水滴で見えづらいまま自宅からスタートしていて自宅周辺でヒヤッとする場面があったりして瞬間緊張状態に持って行かれる時があったりする。

季節によって一般道でも気を付けポイントがあるとか、トイレのドアを閉める、コンビニでバックで車止めにリアタイヤを当てる時の当て方を意識する、、、など、日常の中にも気づきポイントやスキルアップポイント、安全の為の配慮など精度が高まるチャンスを得たと思って、「今年一番の冷え込み」と朝のニュースで言われている時はクルマに乗るこむ前、身支度をしている時から獲得した情報を元に家から車で出発してから何が起きるか?を想定していた李、、、そういう事が出来る様になるメンタル構造が緊張とうまく付き合えたりコントロールが出来たりすることに繫がるのだと思います。
Posted at 2022/12/07 18:37:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
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