
年末大晦日を迎え、1年を振り返るタイミングですが先日のブログでワンスマと澤圭太の活動は振り返りました。
↓
こちら
Facebookのほうでは家族の名場面とワンスマの名場面をフォトギャラにて公開しました
↓
こちら こちら
今日は2023年最後のブログとしてワンスマの屋台骨を支える一つである『ドラサポ』を掘り下げたいと思います。
年間で103日、145台、45車種をdriveしましたが区分けすると以下の感じ。
ハイパワー系やレース車両:
720S、765LT、488challenge evo、M2CS、Nゼロ86、991Cup、720S GT3、
Vita、vGranz、AMG GT4、
ミッドシップスポーツやPORSCHE系
Exige、111R、Erise、993、991GT3RS、992GT3、991GT3、
981ボクスター、718ケイマン、GT4RS、996GT3、992カレラS、
FRスポーツ
NAロド、ND、ZN86、BRZ、E46M3、NDロド(AT)、FD RX-7、
4輪駆動系
ランエボ9、35GT-R、TTRS、GRヤリス、WRX、C63AMG、AMG CSL45S、
レガシィワゴン、Sti、AMG45S、ABARTH695、Golf 7.5R、
FFや小排気量系
アルトワークス、NISSANノート、32/33Swift
そしてドラサポの中での澤が出すタイムとの差を集計してみました。
途中で雨が降ってきたり、乾いていく等コンディションが大きく変わってしまった場合など集計に入れない方が良いサンプルは除いて全部で130例を解析してみました。
当然ながらレースweekなどでは私が中古タイヤでのタイム、オーナーさんが新品タイヤでのタイム、、、と言うケースもあるし、同乗でのタイムと単独のオーナーさんのタイムって事もありますがその辺はザックリです。
まず私のタイムより速かったのが2例(2%)でどちらもNDロドC2000(レース出場者で真夏の中古タイヤでのタイムだったのでタイヤもエンジンも熱ダレが大きい状況)、それから0.9秒以内差が8例(6%)でした。
そこから1.0~1.9秒差が13例(10%)、2.0~2.9秒差が24例(18%)、3.0~3.9秒差が22例(17%)、4.0~4.9秒差が18例(14%)、5.0~5.9秒差が19例(15%)
そんな具合で6秒台差が5例、7秒台差が2例、8秒台差が5例、9秒台差が2例、10秒台差以上が8例(6%)でした。
ここから何が言えるか?と言うと、、、
1 超速い”プロ泣かせ”の方(笑)(1秒以内含む)プロ級の方 → 全体の7%
2 1秒以上2秒以内のエキスパートな方 → 全体のが10%
3 2秒以上4秒以内のお上手な方 → 全体の35%
4 4秒以上6秒以内の”もうすぐいい所”の方 → 全体の28%
5 6秒以上10秒以内の”コース攻略と基本操作をもう少し”の方 → 全体の11%
6 10秒以上の差の方 → 全体の6%
そんな分布でした。
6個にレベル分けるとレベル1の方ってごく僅かですね(ゴルフで言えば70台でラウンドされる方、たまにアンダーで廻れちゃう感じ、そりゃプロ顔負けだわ 笑)
レベル2までの全体合計の17%以内の方は公式戦のレースに出てもいい所に行ける可能性があります、あとはレースならではの結果を出す為の実戦的な走りが出来るかどうか?がこの先の大切な事ですね。
(レベル2はゴルフで言えば80台アベレージの方、上手い人の中でも上位な感じ)
レベル3は「まずは皆さんここを目指しましょう!」の領域です。
レベル別の中でも一番比率が高くワンスマでドラサポを実施しても約3人に1人がこのレベルって事です。(ゴルフで言えば90台でプレーできる人)
コース攻略も基本操作もハイスピードドライビングも全てにおいてある程度は出来ているけど苦手な部分や自分では気づいていない癖があって、なかなか治せないで壁を感じている方も多いゾーンと言えます。
レベル4は「レベル3予備軍」とも言えます。
ゴルフで言うと100台の方で「まずはタイムロスが大きなミスを抑えるだけでレベル3になれます」って方が大半、基礎をしっかり固めるとか出来ている基礎をRコースでも出来る率を上げていくだけ、、、
レベル5の方はゴルフで言うと110台とか120台の方でしょうか?
ほとんどの場合、コースを知らなかったり、コース幅をまだ使えてなかったり、ノビシロしかない方々なので「まずは広場トレーニングで基礎固めをしつつ、見様見真似でいいからレコードラインを走ってみて下さい」です。
レベルの方はまずサーキットで無くても一般道でも必要な基本操作をまずはしっかり理解する事、広場トレーニングでタイヤが鳴く位の走行が出来る様になることが先決ですね!
これはワンスマのドラサポに限らず、サーキットを愛車で走る事を趣味にしている方々の全体の分布にも近いと思います。
ただし、この解析には各サーキットの全長は関係ないし、レース車両が履くスリックタイヤの難しさやパワーがある車両の難しさも反映されてません、コンディション変化やセットアップ変化への順応も、、、です。
TC2000や袖森から始めてFSWや茂木やSUGO、岡国の難しさにステージがあがり、鈴鹿やオートポリスはやはりコースの特性からして難易度も高い(オーポリのほうが若干全長が短い分有利)
逆に4輪駆動やFF車両でローパワーで全長の短いサーキットはタイム差が出辛い傾向です。
パワーあってタイヤがスリックでコンディションが難しくて(例えばwetコンディションの中でスポーツラジアルとか)となっていくと差が出やすいって事ですね。
自分の今のクルマでホームコースでのタイム、プロが乗ったら何秒位なのか?これを知っておくのは非常に重要、ゴルフはどこ行ってもパー72だから計算簡単だけどサーキットはサーキットごと、車ごとにパー72が変わるので自分のレベルが分かり辛い分、無駄なリスクを背負ってしまったり治したら絶対に良くなるのに気づかずにそのままにしてしまっている方が多い気がします。
2024年の皆さんのサーキットライフがより楽しく、より安全に、そしてより充実したものになるようにワンスマも私も駆け込み寺的存在としてお手本的存在で居なければ、、、と気持ちを新たにする大晦日でした。
皆さんも良いお年をお迎えください!!