
久々の富士スピードウェイ(ちょうど1ヵ月ぶり・・・)
全然久々ではないかもしれないが
今日はアルファロメオチャレンジの最終イベントとなる
全国統一戦が行われました。
僕は年間を通してSRクラス・・・
説明しようっ!(タイムボカン風)
(スーパーレーシングとは、アルファチャレンジの中で
最も改造範囲が広く、言わば“ほとんど何でも有り”状態のクラスで
全国の最速アルファを決めると言っても過言ではない
過激なアルファが集結するクラスである)
に参戦し、プレイベントでは優勝もしたがタイトル戦からは
不運が続き未勝利。アマチュアの遊び場にプロがショップの
ワークスカーを持ち込んで掻き回すのはいかがなものか?と言う
意見もあるのは確かだが・・・。
で、
三和トレーディングが運営する(メンテは新東京テクノ)
ボレンテレーシング145は“一応”優勝しました。
もしかして公式戦今季初優勝??かも(非公式レースの公式戦なので
微妙ですが)
まさしく“はじまりのおわりは、おわりのはじまり状態”
プラクティスではギアがスタックするというトラブルがあったものの
幸運にもそれが予選ではなくその後は症状が出ず
予選も難なくまとめてポールをゲット
決勝は通常と違ってローリングスタートでしたが
安全マージンを取り過ぎて一時は4番手まで後退するも
マシンの総合力の高さを生かしてトップ争いを繰り広げ
見事にトップでチェッカーを受けるのでした。
100Rからヘアピンに掛けてのバトルは本当に楽しめたし
最後にスタッフに優勝がプレゼントできた事
全国から集まったアルフィスタの中で
今回関東エリア開催の統一戦とあって
やはり強豪の関西勢と真っ向勝負で勝ちたかったというのが
あったので良かったのですが・・・
どうして“一応”なのかと申しますと・・・
実は決勝直前にオイル漏れが判明しまして、
室内の警告等がもし点灯したら戻ってきて・・・という状態でした。
あとで後続の方の車載映像を見るまであれほどの量の白煙が出ていた事は
知りませんでしたが
結構な量のオイルを撒き散らしながら走行を続けてしまっていました。
その件に関しては表彰式の際にも参加者の皆さんにお詫びをしたのですが
どうも気持のいい勝利とはやはり行きませんでした。
チームの方も事務局の方とレース後話し合いをしていたそうですが
オレンジボールを出そうか迷ったが結局出さないという判断だったと
(事実出されなかったのでドライバーとしては走り続けるしかなかったと言うか
自らピットインする勇気は僕には無かった)
それで、正式な結果表も配布され表彰式も行われ・・・
でも一夜明けて事務局からやはり結果を失格とさせてほしいとの連絡が
あったそうです。
僕もチームも事務局の判断は尊重しますというスタンスには変わりないのですが
一度OKが出た裁定を自らひっくり返すという事は
『オネーサン、また事件ですっ!』(ドラマ:ホテルの高嶋マサノブ風)って感じ
もちろんアマチュアレースなのである程度あいまいな部分はあって良いと思うし
それがアルファチャレンジのいい所でもあったのは事実。
僕のプロの走りを一緒に走れて勉強になると言って下さる方も多いし
僕も周りの皆と同様もちろん勝ちたいけど、楽しみたいという気持ちも強い。
もし今回の一件がアマチュアの方の身に降りかかったら
とても悲しいですね。
それは全てが終わって盾とシャンパンを気持ち良く持ち帰った次の日に失格の
裁定を下されてしまう悲しさと
勝者なのにみんなの前で気持ち良く一番高いところで
シャンペンを振れなかった人の悲しさ
表彰台に上れたはずなのに横から眺めていた4位の方の悲しさ。
全ての人が悲しい思いをする。
スポーツのジャッジはプロもアマも関係なく
やはり尊重されるべきものだから毅然たる態度で
迅速なジャッジが求められると思います。
今回の一件はオレンジボールを掲示するか?レース終了直後に
しかるべき対応で失格の裁定を下せれば
そんなに大きな問題ではなかったと思うのですが
悩んだがオレンジは出さなかったという事実が全てだと思います。
オレンジは出てなかったけどプロとしてピットインすべきという
意見もあるかもしれませんが、それも一理あるかもしれませんが
プロもアマも関係なく、もしそれが出来る人は尊敬しますが
僕はオレンジボールが出るまではスタッフが待っているピットには帰れない。
だって皆出るからには勝ちたいモン。
抗議がある場合は1万円を添えて事務局に・・・という一文が
イベント配布物にもありましたが
そういった行為も出ておらず(だと思う)、当事者の事情聴取も無く
正式結果も配布され、表彰式も行い、盾も貰ってシャンペンも振って
その場でのチームと事務局の話し合いではOKが出たのに・・・
次の日になってOKを出した本人からやはり失格で・・・と言われてしまうのは
???????な感じです。
チームも僕も基本的に失格にならなければそれに越した事は無いが
その日一番速く走ったという事実(ベストラップは2分0秒2でした)
だけで充分、満足出来ているので、これがプロの公式戦だったら
猛抗議でしょうが(まあこんなことはありえないでしょうが)
そんなに目くじら立ててもしょうがないし、
無駄な労力とも言えます。
アマチュアレースならではの難しいところを沢山抱えてしまっている
アルファチャレンジですが、事務局も大変だと思います。ホントに・・・。
だから盾とシャンペンは記念に写真を撮っておこうと思います。
さし当たっての問題は
盾って返したほうが良いのかな~??(裏にサイン入れちゃったし
チームの事務所に飾ってもらおうと思っていたのですが)
シャンペンは・・・良いですよね~。
でも、
SRクラスって面白いですよ、何でもありだから各車のキャラが出るんです。
ストレートがめっちゃ速い車、ブレーキがめっちゃ奥まで行ける車、
コーナーがめっちゃ速い車、
ドライバーも色々な方が参加をしているので、車なのか?ドライバーなのか?
はっきりしないところも良いでしょ!
三和号はどこかに特化している訳でなく
全てが90点なところ、強いて言えば軽量なところが全てに置いて有利でしょうね。
一年間このマシンの開発をやらせて頂き自分自身も本当に経験になったし、
車も仕上がってきたと思います。まだまだ欲を言えばきりがないですが
今回で一連のプロジェクトは終了かな?
あとは幻の優勝を祝っての祝賀会&忘年会だけだっ!!
ということで皆さんよろしくっ!
(結局最後は飲みの話ですか・・・)
今日は長々と書いてしまいました。