
既にF1カーがシンガポールの海岸線を疾走しています。
街に響き渡るこのサウンドが
サウンドなのか?ノイズなのか?
人それぞれでしょう・・・。
私たちが宿泊しているホテルは
MARINA BAY CIRCUITから少し離れています。
地下鉄で2駅移動して一番近いゲートを通ると
そこからコースサイドを約30分歩いてパドックまで・・・
これを毎日ですからパドックに付く頃には
ビールが飲みたくなる(笑)
F1チーム関係者もメディア関係者もとにかく観客と一緒に“歩く”です。
コース以外の一般道の規制が原因で渋滞も激しいので
これが一番時間が読める。
ちなみに、コースを見渡せるシーサイドの高級ホテルは
レースウィークになると1泊10万以上するそうです!!
ベランダからバスローブ姿で片手にコーヒーでF1観戦なんて
まるでモナコGPですね。
市民も警察も年に1度F-1がシンガポール市内を走る事を誇りに思い、
そして待ち望んでいて観光客にも対応がスマート!
環境だけ考えると日本で言えば空港や都心に近い
お台場や幕張メッセの周りでF1を開催しているノリだから
街とF1が融合しているんですね!
ハード面だけで言ったらきっと日本も同等か?それ以上の事が出来るだろう、
でも日本の市民、警察、政府はソフト面の対応で手こずる事必至です。
『渋滞』 『日常生活に支障』 『音がうるさい』 『防犯上良くない』
なんだか見えますね・・・。
きっとF-1カーに向かって音量計を向けて“車検対応ならOK”とか
滑稽な“音量規制”を敷かざるを得ない自動車大国です。
想像しただけで悲しいですが
もっと悲しいのは新サーキットが出来て皆で盛り上げるべきなのに
地元の方々の意見を全否定してしまう一部の方々や
施設内にゴミ箱が無いからと言ってコース周辺に投棄して帰ってしまう一部の心無い人たち・・・。
こういった方々に自分の趣味を主張する権利は無いとボクは思います。
お互いの歩み寄りと時間を掛けての環境への順応を暖かく待ち
サーキットが町に根付くまで根気良く待っても良いのでは?と・・・
これが大事ですよね!
”流行”には敏感でも”文化”には疎い国民性は、先の選挙を見ていても明白ですが・・・
音の問題って基本、“感情論”ですから時間が必要です。
コースだって、参加者だって、住民だって、イベント主催者だって・・・
色々あるんすよ~。大人だから・・・(笑)
シンガポールで街に響き渡る”F1サウンド”とコースサイドで固唾を呑んでF1マシンを追いかける
人々の熱い視線を客観的に見ながら、心ここにらず・・・
来週の袖ヶ浦が心配です!
でも悲しんでられないので楽しいレポートを続けますね!
私はシミュレーターと車載映像でしか走ってないこのマリーナベイサーキットを
既に頭の中でイメージを膨らませて構築し、
ドライバーと二人三脚でこの3日間を乗り切りたいと思います。
来週の”袖森”走行会情報がクレフより展開されております。
26日の別団体の走行会に視察をして
最終的なアナウンスをする予定ですから是非皆さん、温かい目で協力ください!
遠くシンガポールより澤君のお願いっ!(笑) 宜しくお願いいたします!
Posted at 2009/09/25 20:14:24 | |
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