
映画を見るのは”専ら飛行機の中で・・・”
になってしまった澤圭太です。
アカデミー賞授賞式がTVで流されている今日。
作品賞、主演男優賞など5部門を獲得した
サイレント映画「アーティスト」
是非私も春に日本でも公開予定なので
見てみたいと思います。(飛行機で・・・笑)
映画の話がしたい訳ではありませんが
ベートーヴェンが耳が不自由だった話は有名です、
でも何であんなに後世に残る数々の名曲を作れたのか?
26歳で中途失聴者となる前に積み上げた
技術と経験が当然ベースなのは言うまでもありませんが
きっとその後に作り続けた名曲は聴力以外の感性が聞こえなくなってしまった事によって
研ぎ澄まされていった結果生まれた作品ばかりだったと思います。
ワンスマの人気メニューの1つである広場トレーニングでも
コースの外側に規制を設けて走り辛くすることでその後広げた時の”自由の大切さ・ありがたみ”を
痛感する事がありますよね。
最初から本コースのような幅があると幅をどう使ったアウトインアウトが効果的なのか?
そもそも何処を走ったら良いのかさえ解らないという方も多いと思います。
何が言いたいか?と言いますと、
色々な手法で上手になったり理解が深まるサポートをさせて頂いているワンスマですが
情報過多になったり頭でっかちになり過ぎる事も良くないと言いたいのです。
例えば・・・今出来ていることを出来辛い状態に敢えてする事で、
感じ取れてたセンサーの精度がより磨かれる事もあるし、
感じ取り辛いなら他からの情報を今まで以上に得ようとして
今まで実は感じ取ってなかったセンサーに電気信号が伝わるようになる。
刺激を与える事で新しいセンサーを開発する。こういう事です。
”袖森FES”が良くあるサーキット走行会だと思っていたら他の走行会に参加して解った!
アレは普通ではないし、逆に他の走行会で走ってみて改めて安全センサーが増した。
これは結果的にOKですがこういう事って意外と多いと思いませんか?
耳栓をしてロードカーを運転したら情報が減って運転が凄く疲れるし(集中力が増すとも言えます)
風邪を引いて鼻が詰まっている時って料理が美味しく感じられなかったり
WET走行を経験してDRYでもこの集中度と緊張感で走らないと・・・と気づいたり、
御殿場α-1ホテルで幾ら無料だからと言って○○を無声音で見ても興奮度が少ないのと一緒(爆)
これらは”逆転の発想”でもあって、
普段の一般道で私は片手指2本で操作してみたり、手のひらでシフト操作してみたり、
坂道なのに2速発進をしてみたり・・・如何に制限を設けて効果的かつ確実に操作出来るか?
難しい状況をワザと作ってセンサーを発達させる意識も考えています。(運転オタクなんです 笑)
情報量を増やしたり、情報の質を上げたり、自分に必要な情報を掻い摘むのがレッスンですが
こういった人間が持っている五感特性を知って逆利用してセンサーを磨くというのも時に効果的!
ですから広場トレーニングなどで偶にケツセンサーが発達してない方に
”ステアを両手3本で摘むようにして走ってみると余計な力が入らずに
手前からゆっくり切るように”せざるを得なく”なるだけでなく、
力が入れ辛いので速度が落ちたCP直前になったら向きを変え”ざるを得なく”なるし、
手からのフロント情報が制限されるのでケツを通じてのリア挙動に敏感になら”ざるを得なく”なる。と・・・。これ想像してみたらやってみたくなるでしょ?(笑)
テロップ主体のTV放送もしかり、映画も様々手法で観る人への情報量が増えている昨今、
サイレント映画(Mr.ビーンシリーズもその毛がありますよね)で映像からストーリーや
演者の気持ちを読み取る能力を呼び覚ますと、更に映画の楽しみ方が広がるのかも!?
アカデミー賞のニュースですらドライビングの話にしてしまう澤圭太でした(笑)
”-(マイナス)の事に+(プラス)が寄っていってしまう”という現象もあるんだよなあ~(みつお風)
”だから私の言葉は右から左なのね”と今、奥様が囁きながら私の後ろを通過しました(爆)
Posted at 2012/02/28 09:41:15 | |
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