
海外出張の前日ですが今日は横浜⇒沼津とMTGハシゴ。
とっても将来に繋がる有意義な1日となりました。
この【前に進んでいる感】が私たちのモチベーションです。
さて、隣でレジアスエース、激走中の事務局タッカ~ノから
皆さんに業務連絡です。。。
「袖森FES 走行会もライトも締切だな・・・」とのこと。
後は皆さん・・ライセンス取得系、体験ファミリー、体験プラス、
そして・・・”流し撮り教室” これらもあと僅かとのことです。
しかし、客観的に考えて既にワンスマ募集枠合計で60台以上、
車種別の3車種で合計90台近く・・・ TOTAL 150台を突破する勢いです。
開催3週間前の時点で定員(キャンセル待ち)になるって、
今の走行会事情を考えると驚くべき実態だと思っています。
9回続けてきて、やる側も参加して下さる側も良い意味でペースが掴めて安定してきた。
これって”好循環”で、早い時期にアウトラインが見えると準備の進行も早く、
より充実したサービス、内容を皆さんは享受できる。。。
⇒ 最初は開催1週間前まで収支が見えない、タイスケが組めないの雁字搦めでしたから・・・
こういう流れや仕組みをお互いが共有する事で”継続の力”が生まれたり
プラスαの”新しい風”が発生する事。そしてその環境が更に・・・
”単なる走行会は基本やらない”をモットーにしているワンスマの発想力や原動力になります。
既に周知の事実だと思いますが、
定型的な〇時間▲万だから■分×2本で****円、プロDr同乗は + @@@円みたいな
”古き良き時代の走行会”は今後きっと無くなる方向だと思います。
これって世の中の仕組みで言う所の「メーカー」とも言うべき「サーキット」が
自ら企画運営主催をして「メーカー直販店」のようなイベントを進める事でエンドユーザーは飛びつく
⇒ 「問屋(卸)」とも言うべき”イベント屋、走行会屋”は?と言うと・・・
継続して固定客を持っている、走行会だけで収益を上げなくても良い条件が揃っている、
赤字覚悟でも走って貰わないといけない理由があって意地でやっている
そういう”よっぽど”の理由が無いと悪循環を繰り返して、力尽きて消滅していく。
⇒ だからサーキットは自分たちでコース使用の時間を埋めていかないと・・・となる(苦笑)
これは誰が悪いという事では無く、大事なポイントは・・・こういった環境の中で
最終的に被害を受けるのはやっぱりサーキットを走りたいというエンドユーザーの皆さんなんです。
世の中的な過度なコストダウン(価格競争)や規制緩和の流れが
サーキットの中でもジワジワとジャブのように効きだしてほころび始めているのかも?
当然ながら、機会が少なくなると情報も減り、自分が行ける走行会を探す手段すら減っていく・・・
こういった昨今のサーキットを取り巻く環境に私は凄く”危機感”を感じているのです。
そうは言っても、走行会はやっぱり”サーキット遊び”の入口で、求められるその役割は非常に重要。
もっと走りたい人は”コースライセンス取得”があり、上手くなりたいという人にはワンスマがあり(笑)
だから走行会が盛り上がらないのは、
私だけでなくプロとしてサーキットにいるべき人達全ての不幸に繋がるのです。
そう考えると、これで良いのかレッスン?これで良いのかサーキット?これで良いのかイベント屋?
これで良いのかレース?これで良いのか走行会やスポーツ走行?
色々な思いやアイディアが駆け巡るのです。
微力ながら今、私たちに出来る事の1つの形が袖森FESTIVALであることは事実です。
そしてワンスマ袖森ライセンスがあり、袖森スポ走会があり・・・なんです。
今日は”クルマを取り巻く様々な立場の人たちと会話を交わす”事で
”まだまだクルマはもっと面白い!”、”もっと危機感と工夫を凝らすことで出来る事はある!”
”知らない人は人に魅力は伝えられない!” そう自信ではなく確信を持った1日でした。
そんな皆さんの想いや現場の声を生で聞く事が出来る
メーカーでもなく、問屋でもなく、大型販売店でもなく、そしてエンドユーザーでもない
街の個人電機屋のようなワンスマの立ち位置だからこそ
それを少しづつ形にするのが求められる”あるべき姿”であり、
断片的ではなく継続的にその想いや意図を汲んで下さった上で盛り上げて下さる
皆さんが居るからこそ楽しく安全に建設的なクルマの趣味がそこにあり続けるのだと感じてます。
だから皆さんの生の声がいつまでも聞こえる立ち位置に居たいと思う澤圭太でした。