
サーキットを走るようになってある程度タイムが出るようになると
人々の中にはレース競技やレースイベントに出場を試みる強者が居ます。
そして単独で車とコンディションと自分とがベストマッチした時に”〇秒△が出た!!”と言ってた人が、レースになると予選で思ったタイムが出ないとか、決勝になるとなかなか結果が出ないと悩むようになる。
またレースは競争だから、接触等の可能性もあり思わぬ出費に悩まされる事もある。
【タイムを出す事とレースで結果を出すことは違う】という事を思い知らされるのです。
またAという車両でこの位のチューニング度合いなんだけど、袖森だと何秒くらいが目標タイムなんだろうか?自分は行けているのか行けてないのか?が気になる事ってありませんか?
今週末にいよいよ”第0回”の開催を迎えた袖-1GPはモチベーションを持って、でも安全に、いい意味で”自分にあった適当さ”でサーキット走行に臨んでほしいと思う、私たちの想いを形にしたイベントです。
まだまだ内容を皆さんのご意見を汲み上げて改善の余地があるので”皆さんと造り上げていくイベント”と捉えております。
しかし他者と車が違う、チューニング度合いが違う、腕が違う、走る事への目的が違う中で単純なタイムランキングだけでは面白い人とそうでない人が出てきてしまうのを恐れている。
ゴルフのように上手くネットとグロスが機能して上手な人でも沢山道具にお金をかけた人でも、沢山練習した人でも、たまの気軽な参加の人でもルールとマナーを守った上で同じ土俵で戦っている”感”が出せないだろうか?というのがヒントでした。
レース形式では無いスポーツ走行枠の延長線上にある走行枠ですが、参加者は同時に走るのでタイムを出す為には、周りの動きを見てクリアラップを見つけたり、午前と午後のどちらがタイムが出やすいか見極めたり、近距離にいる車両の動きを読む必要がある、”周りに自分がアタックをしている”事をアピールする必要もあるし、そういう車両の邪魔にならないようにも気を使って走る必要だってある。
そして自車のベストタイムが出せるタイミングを上手くマネージメントしてあげる必要もあるので”戦略的に走る=考えて走る”や”全体としてクリーンで安全な集団を形成する一員としての役割”を実践しなければならないのがポイント。
スポーツ走行枠とは別途に参加者だけが走行できる計測機レンタル付の特別走行タイムを(午前に20分セッションを2回)設けます。
純粋なタイムランキング(グロス)の”袖-1 BEST LAP”はその日のご自身が出したベストタイム順(クラス分けあり)。
目玉はワンスマが過去に蓄積した膨大な車種と様々なコンディションから集計した基準タイムを軸にドライバースキルを認定する独自のランキングシステム(ネット)の”袖-1 Driver’s Score”です。
例えばAという車種にお乗りの方がエントリーしたら、主催者が過去のデータから算出した
基準タイム(気温20度のドライコンディションを想定)が1分18秒5とします。
そしてその人が当日16秒553を計測セッションの中のベストタイムで出したとすると。。。
7日は気温12度位でしょうから、ドライ路面だとしたらコンディションによるスコア補正が8.0度減少 = -0.8。
また、”ジェントルマンスコア”として指定の装備(レーシングスーツ、シューズ、ハンス、4点以上のハーネス)の内、スーツとシューズを装着していたので0.2×2点で0.4。
その方の”袖-1 Driver’s Score”は・・
基準タイム 18.500 - 16.553 - 0.8 + 0.4 = 1.547
1/100秒以下は切捨てなので『+1.54』が貴方のScoreとなります。
次の機会に同車両で練習を重ねた、タイヤも新しいものに変え、ハンス+5点ハーネスも装着した後に参加したとします。
基準タイムは18秒5ですが当日は気温30度の夏の開催。
ここで前回気温12度の中で16秒553だった方が19秒115を記録したら・・・
その日のスコアは・・・
基準タイム 18.500 - (記録したタイム +19.115) + 気温(+1.00) + (ジェントルマンスコア 0.2×4 = 0.8) = 1.185(1/100以下切捨てなので『1.18』)が貴方のScore。
前回の1.54から1.18になったものが最新の貴方のスコアで、それがランキングに反映されます。
もし冬に16.550が出せた人が2回目の条件の中でScoreを伸ばしたいと思ったら・・・
基準タイム 18.500 - 出したタイム + (気温+1.00) + (ジェントルマンスコア +0.8) = 1.54だから・・・
1分18秒76以下のタイムを出さないと+1.54の記録は更新出来ないという計算が出来ます。
そのクルマが気温12度の状況で16.553を出すのと、気温30秒の状況で18.760を出すのと、どちらが難しいか?どうしたらその状況下でタイムが出るのか?
ある程度の基準(目標)タイムを設定して日頃の走行でも季節やコンディションに囚われすぎる事なく、無駄なリスクを背負うことなく練習に取り組めるというのが日頃の安全性向上サーキット走行にも繋がります。
冬と夏のコンディションの違いによるタイム差やチューニングやスキル向上によるタイム差と、安全性や意識の余裕による差を加味した絶対的なタイムに左右されない競技、このScoreの高い順でランキングを競うのが目玉なのです。
年間に隔月(木曜 or 日曜の交互)で6回開催予定です。(Scoreは有効〇回制度を予定)
つまり・・・
チューニングで上がったタイムも腕で上がったタイムもすべてスコアに反映します。
ドライビングテクニックでタイムを上げるのもチューニングで上げるのも楽しみです。
でも最低限の車両ルールはあります
『自走で来て無事に自走で帰ることの啓蒙』として・・・
車検付き合法車両限定(仮ナンバー禁止)
ラジアルタイヤ限定(メーカー指定無し)
袖ヶ浦フォレストレースウェイ音量規制適合車
参加資格は袖森のスポ走ライセンス or ワンスマ袖森ライセンス所持者である事。
そしてキーは参加者同士のコミュニケーションツールとしてWebサイトを2015年の本シリーズスタートから構築します。
袖-1 Driver's Scoreと袖-1 BestLapsのランキングを掲載します。
Webサイトでエントリードライバー毎のリザルトを掲載します。
(1ドライバー1ページ制作。ドライバーと車両紹介、リザルト掲載)
ランキング上位者はデジスパイス、車載映像を事務局にて収録、Webで公開します。
インストラクターの模範走行映像を各車種で公開します。
どうでしょうか?
手前味噌ながらなかなか考えられたものを作ったな~と思う反面、集計作業が大変そうとも思いますが、皆さんに意図を持って末永く安全にサーキットで楽しんで貰いたいと思うなら当然の事。
数年後にあなたの『袖-1 Driver’s Score』は幾つですか?と言うフレーズがゴルフのハンデキャップの様に、その方の総合的なレベル判断材料として浸透するになって欲しいと思っています。
是非、『袖森から新しいアマチュアモータースポーツの基準作りを!』の聡明期からその一員として参加していただける方をお待ちしております!!