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澤 圭太のブログ一覧

2016年06月30日 イイね!

GT Asia 岡山戦 Bentley Boysに戻って母国レース頑張ります!!

GT Asia 岡山戦 Bentley Boysに戻って母国レース頑張ります!!6月も無事に終わりました。

自分の人生でもきっと10大ニュースになるだろうLe Mans 24h レースが中心の月間でした。

しかし会社としても問題なく、ワンスマも順調で、レースも無事に終えて帰国して皆さんに労をねぎらって貰えたり、本当に毎日の生活に改めて幸せを感じる事が出来た1ヶ月でした。

ルマンを終えると直ぐに今週は岡山国際でGT-Asiaです。
フェラーリからベントレーに戻ります。。。
(画像は昨年の岡国での優勝シーン)

やはりここは日本、日本人の私は特別な思いがあります。
そして岡国は1998年にカートから4輪に転向しF4レースを始めたコース。

今でも初めてテスト走行で走った時、初めてレースに参加した時、初めてPPを獲得したとき、初めて勝った時、初めてチャンピオンを獲得したとき。

4輪レースの”初めて”は全てここ岡国でした。

昨日鈴鹿から移動していてレンタカーでサーキット周辺を走っていた時、17年前の気持ちが蘇りました。

”初めて”のルマンを経験した今、また自分の新しい初めてを経て、ここに戻ってくる意義を感じてます。

また自分らしく、自分の与えられた仕事を全うするべく今週末の3日間の走りに集中し、昨年の日曜日のレースのような想い出深い週末になるよう、そして2週間後のFSW戦にいい流れを作れるように頑張りたいと思います。

応援よろしくお願いします。

Clearwater Racing → BentleyTeam Absolute 澤圭太
Posted at 2016/07/01 10:01:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2016年06月29日 イイね!

”能”走りが求められる鈴鹿サーキット【991GT3 = 86 & BRZ !?】

”能”走りが求められる鈴鹿サーキット【991GT3 = 86 & BRZ !?】今日は久々の鈴鹿、CCMC走行会の中で4名の同乗ドラサポでした。
奇跡的に走行の2時間はほぼDRYで走れて、30台居ない台数だったので走りやすかった!

慣熟走行でコース全域にオイルを撒いてしまった車両があって時間は短くなってしまったけど、コースが完全に乾くまで待ってからの同乗にしていたのでスムーズに進行しました。

ルマン・サルテサーキットも素晴らしいけど、やっぱり日本のFSW、鈴鹿、茂木、袖森だってそれぞれ素晴らしさがある。
今日はこれからGT-Asia岡山戦の為に岡山国際に移動だけど岡国だって素晴らしい。

日本は本当にモータースポーツをやるには申し分の無い環境だと思います。
こんなに1つの国にしっかりとしたサーキットがあるのはアジアでも欧州でも珍しいハズ。

さて、今日はきっと『いいこと』書きます(→ 先にハードル上げてみる)

鈴鹿CCMCは年内の同乗ドラサポの予定が結構一杯なんですが、同乗は出来ないけどFSWや袖森、はたまた7月は募集をしている茂木のようにスポーツ走行の中でのドラサポが可能です。
鈴鹿の場合はチャレンジクラブという走行枠があるので、それなんかは是非活用したら良いと思いますのでワンス事務局に問い合わせをしてみてください。

で、本題ですが今日は4台のうち2台が991GT3でした。
991GT3でサーキットを走行している方最近多いですし、ワンスマプログラムに参加頂く方々でも地域を問わずに多くなってます。

FSWだと冬場で1分50-52秒で走ってしまうハイスペック車両でPDKだから片手運転にならないし、リアタイヤも状況に応じて操舵するシステムがだいぶジェントルマンDrの助けになっていると感じます。

991GT3を走らせる上でいつも思うのは・・・ 『能走り・南武走り』が求められるという点。
これはエンジン搭載位置は違えど86&BRZにも通じる部分があります。

フロントに荷重をしっかり掛けよう、パワーがあるからしっかり強く止めよう・・・
その意識は当然必要ですが度合いが行き過ぎると逆効果となります。

ワンスマで良く言う『フロントに荷重を掛けるのではなく〇〇の△△を□□しない』って奴。

フロント荷重が掛かれば掛かるほどリア荷重は抜けてます。
止めすぎてしまう事と合わさると特に鈴鹿のような中高速のコースの場合は結構なスピードで結構な前傾姿勢でコーナー進入状態になってしまう(なり過ぎてしまう)。

それでもフロントが入ってしまうのが991GT3(正確には”それでもリアを追従させようとしてしまう機構”)なので、リアが車の限界を超えてしまいやすい。
これはロータスもV6系はその傾向があると言えますね。。。

進入でリアが滑る、ABSが働きすぎてステアしてもABSアンダーになったりその後にお釣りでオーバーになる!これが解消出来ない方は自分の操作を疑ってください。

それでもINに着こうと進入ラインが浅くなってしまう人も居るから問題の傷口が悪化しますし、鈴鹿のようなライントレース重視のサーキットの場合は2Dで走行ラインを想像するだけでなく3D化して車の挙動もライン上でイメージ出来るようにするとCPに到達するプロセスが好転します。

岡国やFSWは比較的ストップ&ゴーサーキットなので、プロDrでさえもこれらのサーキットを行き来すると行き過ぎたり止めすぎたりしてしまう程”良いとこ”を出すのが難しい。
それが鈴鹿の鈴鹿たる所以だと言えます。

いや~~、久々に澤圭太みんカラBlogらしい事書いたな~(笑)
Posted at 2016/06/30 13:02:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2016年06月28日 イイね!

7月ワンスマ一気紹介!【ラウンジ関連、袖-1GP、本庄トレ、茂木ドラサポ、カート三昧】

7月ワンスマ一気紹介!【ラウンジ関連、袖-1GP、本庄トレ、茂木ドラサポ、カート三昧】鈴鹿への移動中に『7月のワンスマ』を一気に紹介したいと思います。

まずラウンジ関連から・・・

レーシングコース並走撮影サービス「車真サービス」
『主演:愛車 助演:自分』がテーマの車真サービス。
ワンスマでもお馴染み、「車真」の小林悠佑カメラマンが乗り込んだカメラカーと共に体験走行の車列の後方からコースイン。
コースサイドからは絶対に撮影できない構図で疾走感溢れる写真を撮影します。

料金等の詳細はワンスマHPをご覧ください。

7月の対応可能日は下記となっております。
7月1日(金)、5日(火)、11日(月)、12日(火)、13日(水)、14日(木)。

facebookでは作品集も公開中です。雰囲気をご参照下さい。 >>> こちら

レーシングシミュレーター販売中!!
ワンスマラウンジにあるExcape・エンターテイメント・ジャパン(旧RFC)が販売しているレーシングシミュレーター、実は購入もできる事をご存じでしたでしょうか?
ラウンジでの利用価値をどんどん高めていきたいという事でお勧めしてきましたが、『実は販売も出来るという事をもっとアピールしてほしい!』・・・という一部からの声を反映してご紹介します(笑)
自宅や会社などに置き場所があるから・・・
「もう自分の近くに設置してとことん”走る”という事を極めたい!」
と言う方が居ると信じておりますが・・・実車を走らせるリスクやコストを考えたら、考え方によってはコストパフォーマンスが高いとも言えます。
グレードや機種の選択など予算やニーズに応じてプロのアドバイス&アレンジ可能ですので
是非お問い合わせください。
(ちなみにラウンジに設置しているのはフォーミュラタイプで、GTタイプもございます。)

ClearWaterRacing Ferrari 458GTEペーパークラフト プレゼント中
6月18~19日と開催された第84回Le Mans 24時間レース、応援頂きました皆様ありがとうございました。
そのLe Mansを走った458GTEのペーパークラフトが完成しました♪
ラウンジにてお配りしておりますので、ぜひお持ち帰り頂き作ってみて下さい!

また、オリジナルのペーパークラフト制作のご依頼なども承れます。お気軽にラウンジSTAFF迄!

まだまだ梅雨の期間のキャンペーン実施中のワンスマDVD!!
(他、各種グッズをラウンジにて販売中!)

ワンスマDVD Vol.20「富士スピードウェイ 最新攻略Vol.2 実践編」を中心にバックナンバーも取り揃えて販売中です。
また、ワンスマ ステッカー&ワッペンセットも販売中。
現在特製のシールドステッカーを作成中ですので近日発売開始を予定です。
また、レーシングウェア専門のクリーニングでお馴染みのMAKEWINNERからは消臭スプレー「SPEED CLEAN」や家庭用洗濯機で使用できる洗剤を販売中です。

+++++++++2016年7月のラウンジOPENスケジュール+++++++++
7月のOPENスケジュールをお知らせ致します。
左から、OPEN日・OPEN時間・備考(最初の走行枠の開始時間)になります。
※T4・・・ツーリング枠
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
7月 4日(月)/ 7:10~ /NS4-A  8:10~・簡易メカサポ可能日
7月 7日(木)/ 7:00~ /NS4-A  7:50~・簡易メカサポ可能日
7月 8日(金)/ 7:10~ /NS4-A  8:10~
7月 9日(土)/ 7:00~ /NS4-A  7:30~
7月11日(月)/ 7:00~ /NS4-A  8:00~
7月14日(木)/ 7:30~ /NS4-A  8:30~・簡易メカサポ可能日
7月18日(月)/ 7:30~ /NS4-A  8:30~・簡易メカサポ可能日
7月20日(水)/ 7:10~ /NS4-A  8:10~
7月21日(木)/ 7:10~ / S4-A  8:10~・簡易メカサポ可能日
7月22日(金)/ 7:10~ /NS4-A  8:10~
7月23日(土)/ 7:00~ /NS4-A  7:30~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

会員専用ピット(原則23番ピット)の開放や簡易メカサポについてはラウンジ利用当日にお問い合わせください。

+++++++++FSWドラサポの日程+++++++++
4日(月)
18日(月祝)
20日(水)※満員
22日(金)
23日(土)午前のみ

ドラサポのお申し込み、お問い合わせはワンスマHPよりお願い致します。 >>> こちら こちら

ここまでがFSWワンスマラウンジ関連情報です。

続いてワンスマ全体情報です。。。

7/9(土)の袖-1GP 2016年 Rd.3は梅雨時のWET路面だとしてもハンデ活用で逆にポイントアップの可能性もあり!
まだまだ募集中です! >>> こちら

本庄トレーニング復活! 7月の回は19日(火)のPM走行に決定!
→ 好評いただいている東イントラ中心の本庄トレは >>> こちら へ

ストップ&ゴー系サーキット本庄の延長線上にあるサーキットと言えばやっぱり日本を代表するブレーキングサーキットであるツインリンク茂木ですね、7月は茂木のスポーツ走行でのドラサポも実施予定です。

7/12(火)、13(水)、,25(月)、29(金)の日程が可能日となっております。 >>> 詳細は こちら

広場トレもドラサポも暖かくなってきたこの季節でもワンスマは多くの問い合わせを頂いております、澤が日程NGでも東イントラをアレンジさせて頂いたり、基本個々のニーズに合わせてセットアップをしておりますよ!

また7月の最終週は”カート三昧”WEEK!
30日(土)は麻宮騎亜さんタイアップ「ゼロエンジェルカップ」開催決定!
今までの彼女のカレラRSカップと基本路線は同様ですから近日スタートする募集申込ページをお待ちください~!
31日(日)のワンスマカート in 平塚もまだまだ参加枠あり! >>> こちら

宜しくお願いしますね~~~~~~!!!!!!
関連情報URL : http://www.onedaysmile.jp/
Posted at 2016/06/29 18:52:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年06月27日 イイね!

ワンスマカート in平塚Fドリ 7/31(日)開催の早割適応期間は今月一杯!!

ワンスマカート in平塚Fドリ 7/31(日)開催の早割適応期間は今月一杯!!本日鈴鹿に移動し明日はCCMC鈴鹿同乗ドラサポで4名の方の対応です。
(久々の鈴鹿な感じ・・・)
そのまま岡山へ明日は移動してGT-Asiaの岡山戦へと突入します。

Le Mans 24のFerrariからシレっとGT-AsiaのBentleyに戻って(笑)、自分が4輪レースを始めた岡国で昨年の日曜日のような会心のレースが出来るように頑張りたいと思います。

さて、約1ヶ月先になりますがワンスマカート in 平塚のお知らせです。

参加費がチームエントリーも個人エントリーも安くなる”早割適応期間”が今月一杯です。

チーム代表者の方はメンバーが決まるまで待ってたら間に合いませんからとりあえずエントリーしておいたほうがイイのでは?
個人エントリーの方もお急ぎください。

内容はポイントは既に皆さん良く知って頂いてますよね!
知りたい方は >>> こちら とか 過去イベントのフォトギャラ >>> こちら とか見てください。

アンバサダーの華さんとMCを務める佐藤彩奈さん共々皆さんの参加をお待ちしております~!!
Posted at 2016/06/29 13:20:58 | コメント(0) | トラックバック(1) | 日記
2016年06月26日 イイね!

Le Mans 24hのレースレポート配信用を皆さんにも!

Le Mans 24hのレースレポート配信用を皆さんにも!帰国して会う方会う方とルマンの話で持ちきり、そして『すごかったね、よかったね~、寝ないでTVやネット配信等で戦況を見ていたよ~』と言って頂ける度に、皆さんに気にしてもらっていたんだな~、応援してもらってたんだな~とジワジワ実感上昇中の1週間です。

さて関係者やスポンサー様に展開したレポートの一部を皆さんにも紹介をさせてください。

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関係各位
(各スポンサー様及びメディア関連の皆さまへ)

いつも澤圭太のワンスマ活動、レース活動にご支援頂き誠にありがとうございます。
【84th Le Mans 24h 決勝本戦レポート 初出場クラスPP 4位完走果たす】

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お知らせ
以下メディアにてル・マン24時間レースに関して掲載を頂きましたのでご査収下さい。

Yahoo News >>> http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160620-00000055-rps-moto
Motor Z >>> http://motorz.jp/car/5361/ (10分で分かるダイジェスト映像あり)
Autosport WEB >>>
http://www.as-web.jp/sports-car/22985?cx_top=latestnews-others (ル・マン24時間レースまとめページ)
東京中日スポーツ や Racerlink >>> 添付画像はここでは割愛
ネコ・パブリッシング『Scuderia』誌にてカラー6ページにてルマン参戦レポートが掲載予定(6月末発売)
以上のメディアなどでもLe Mans本戦のレポートが掲載されておりますのでご一読ください。

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レポート①
澤圭太、夢の地 Le Mans 24h フランスサルテサーキットで初出場ながらクラスPPを獲得し決勝も表彰台まであと1歩のクラス4位で完走を果たす。

先日のポールリカールでの最終テスト、パリ郊外でのシミュレータートレーニング、サルテサーキットでの公式テストデーと駒を進め、いよいよ本戦WEEKを迎えた。
公式テスト後に一旦帰国し上海でのフェラーリチャレンジのコーチングの仕事を終えた澤は中1日だけ日本で過ごし、12日に現地へ、13日(月)のルマン市内で行われる公開車検に登場、トークショーやメディア対応、ファンサービスなどの対応。
14日(火)はピットOPENとなり、ブリーフィングやフォトセッション、ピットウォークなどがサーキットで開催された。
15日(水)からはいよいよ公式練習走行、公式予選と走行が始まる。
まずはテストデーからのマシンのバランスチェック変化や24時間の本戦に向けて交換されたパーツの作動チェックが進められる。
しかし今年のルマンは天候不順で時折コースの一部で雨が降ったり、澤も一部WET路面でのスリックタイヤ走行や逆にWETタイヤでの一部ドライ路面での走行など、決勝でも想定される゛難しい状況”での走行も済ますことが出来た、夜間の走行でも4分00~02秒での走行が可能な状況でまずまず、マシンも快調でスピードも充分。
オーナードライバーのMok.Weng.Sun選手も順調にマイルを重ねて徐々にタイムを詰め4分4-6秒位での走行が見込める状況となった。
エースの今回8回目の出場を果たすR.Bell選手も公式予選1回目で見事3分56秒827をたたき出し暫定クラスポールを獲得することに。
16日(木)公式予選2回目、3回目と行われるがやはり天候が不順、コース全域が雨となりチームは3回目の予選は出走を見合わせることに。
しかし前日のタイムを破るチームは当然無く、これで初出場ながらClearwater RacingのGTE-AMクラス、ポールポジションが確定した。
17日(金) ル・マン24時間レース恒例の全参加Drによる市内でのドライバーパレードに参加。
約15万人の熱狂的なファンに沿道から見守られながらサインや写真撮影、そしてチームのノベルティの配布などを行った。

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本戦の模様 フォトギャラリー 【Facebook フォトギャラリーに掲載中】
レースシーン中心 >>>
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.1162460963774876.1073741944.100000329515639&type=1&l=4b5498bf63
シャシン並走撮影サービスの小林悠佑氏の作品
>>> https://www.facebook.com/media/set/?set=a.1172290222791950.1073741946.100000329515639&type=1&l=4fce30cfa7

『みんカラセレクトBlog』 >>>
https://minkara.carview.co.jp/userid/145876/blog/
Facebook 澤圭太 >>> https://www.facebook.com/keita.sawa.9
ルマン24時間公式HP >>> http://www.24h-lemans.com/en/
ルマン参戦プロジェクト専用FBページ >>>
https://www.facebook.com/roadtolemans.keita.sawa/

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レポート②
いよいよ本戦の日18日(土)を迎える。
午後3時のスタートに向けてスタート進行とグリッドでのセレモニーが開始される。
メカニックによって手押しで指定のグリッドに付け、チームのメンバーやサポーター、そして何十万もの観衆に見守られる中、各出場ドライバーの国歌が順番に流れる。
”ここまで本当に来た”という10年の思いと共にこれから始まる24時間の戦いに胸が一杯になると共に気を引き締めて戦う気持ちに切り替えた澤。
セレモニーの間に雲行きが怪しくなり雨が降り出す、フォーメーションラップが始まる頃には本格的な雨に。
各車WETタイヤに履き替えて通常のスタート進行ではなくSC(セフティーカー)先導によるスタートへと変更された。
SCラン中に雨は止み、路面は次第にDRYへと変化していく模様。
このままスタートをするとフルWETタイヤでは厳しくなると想定しSC中にピットに入り雨量の少ない時用のWETタイヤに履き替え最後尾へとつく。
SCは解除されレースが事実上のスタートを切るとチームの判断が功を奏し数LAPでクラス4位まで上がる。
ここで路面がほぼドライになると続けざまにスリックタイヤへの交換、ポジションはそのままクラス4位をキープしての走行となる。
スタートから2スティント+ハーフ(雨による予定外のピットの際に給油補給をした為)を終えたR.Bell選手、この後はWeng選手が2スティント、澤が2スティントと進み夜間走行へ、Weng選手の1スティントを挟み、夜間はBell選手が3スティント、澤が同じく3スティントで朝へ。
その後Bell選手が2スティント、Weng選手も2スティント、澤が2スティント、Bell選手が2スティントで残り1時間をWeng選手がゴールまで進めるという予定。
チームが想定したペースで順調にトラブルや接触スピン、ペナルティなど無く進行、クラス3-4番手をピットのタイミングなどで行き来する状況となっていた。
夜間の澤の連続3スティントでエンジンのミスファイヤ症状が出て走行しながら無線で交信でコックピット内で解消を試みたがその間にタイムロスがあった事位で、そのトラブルも解消しその後は順調に周回を進める。
朝の気温が低くなって明るくなり路面にラバーが乗り出す頃になるとR.Bell選手も予選タイムに迫る3分57~4分フラット台で走行、澤も58秒~4分01秒台で刻む。
Weng選手も4分02秒~05秒台とタイムレベルからしてもマシンは好調、しかし表彰台を争う他の3チームもほぼ同等のペースで周回を重ねて゛我慢比べ”状態。
結局、そのまま24時間のレースはフィナーレを迎え、無事に初出場ながら19日(日)午後3時のゴールをチームオーナーのWeng選手によって迎える事となった。

初出場のチームながらの予選でのPP獲得、細かいコースOFFやトラブルによるペースダウンなどはあったものの、予定外にピットに入らなければならないようなトラブル、ペナルティなどは皆無でほぼシミュレーション通りに24時間を戦い抜き見事に24時間の過酷なレースを表彰台まであと一歩となるクラス4位でゴール出来た事は、チーム、車両、ドライバーラインナップの完成度の高さをアピールする事となり、アジアのモータースポーツのレベルを認知させるに十分な結果となった。

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2016年協賛スポンサー様:
2016年の澤圭太のレース活動は以下の企業様にご支援によって実現しております。
(順不同・敬称略)

Lion Sight Forex Trading (i Works)
Lidya Numismatic Collection Limited
i Payments / i Wallet (i Account)
FORZA!! KEITA 2016
P.S.C. Starch Products PLC.
miNami aoYama Network
藤井工務店
延命酢
株式会社アップリフト(Le Mans戦 特別協賛)
トリックアート美術館
KODENSHA (Le Mans戦 特別協賛)
株式会社東京ベストプラン
Arai HELMET
Djac(ディージャック)
ROCKPORT

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レポート③
澤圭太コメント
30代のうちにルマンへ行く!こう公言してここまで来ました。
海外でのレースを初めたこの10年の間夢見ていたルマンは何もかも私にとってSPECIALな場所でした。
約5ヶ月間の実質の準備期間は本当に大変でした、もう白髪がだいぶ増えた気がします(苦笑)
でも私の夢に賛同してくださった長年の支援者の方々のお陰で、こうしてしっかりしたチームで正々堂々とルマンに出場し期待以上の結果を残せました。
日本人としてアジアを主戦にここまできた道のりは決して平坦ではありませんでしたがそれによって得られたものも少なくはありませんでした。
シンガポール国籍チームとして初のルマン出場となるClearwater Racingと共に一緒に獲得したLMSチャンピオンの権利、同じDrラインナップでルマンに行く。
これは本当にチームも私も望める”ルマンを戦う体制”だったと言えます。
テストデーでの手応え、自分がやるべき事の再確認、そして公式車検やパレードなどルマン独特のイベントも感激と共に欧州のモータースポーツの根付きや歴史など、日本やアジアには無い奥行の深さを感じました。
決勝スタート前のグリッドでは日本から応援に来てくれた私のここに来るまでのバックボーンや道のりを知って下さっている15名の方とその空間を共有出来た事、これは私にとって一生の宝で、あの光景や気持ちは忘れることは無いでしょう。
そして日本の皆さんも沢山メッセージやコメントを頂き、レースの合間にそれらを見るに付け本当に力となり励みになりました。
走っている時は1人だけど、いろいろな人に支えられているのだと再認識した週末でした。
1回目の担当は2スティントで今までの自分が積み重ねてきたルマンでの走りを元に堅実に行きました。
(インディアナポリスに向かうストレートでの夕陽がとても綺麗でした)
2回目の担当は夜間の3スティント連続、トラブル解消をさせながらの走行にもなって精神的にも体力的にも辛い3時間でした。
(暗闇の中でも各コーナーで日の丸を振ってくれるファンの方々が励みになり、次第に明るくなってくるサルテサーキットを堪能出来ました)
3回目の担当は明るくなってからの走行は路面も良くなり、コース上の走行台数も減り、マシンも好調という事でチームからもプッシュしてOKと。
自分の力をしっかりタイムに残そうと必死に走りました、8回出場のエースRob選手は流石元アストンマーチンのワークスドライバーだけあって追いつかず、世界のプラチナDrのレベルの高さ、層の厚さを感じましたがそれでも目標としていたタイムレベルでこの全てにおいて過酷なサルテで走行が出来たのも嬉しかった。
もうこれで自分のルマンは終わってしまうという悲しさもあって最後の担当の最後の3LAPは本当に正常な状態で走るのが大変でした。
ピットに戻ってヘルメットを脱ぎ、チームのみんなや観戦に来てくださった方々に拍手で迎えられると”やりきった”という安堵と”終わってしまった”という気持ち。
”無事にゴールしてくれ”という願い・・・何とも言えない気持ちになりました。
結果、表彰台まであと1LAPでしたが世界レベルのアマチュアDrとプロが組んで走るGTE-AMクラスで15台の中でTOP5の戦いが出来た事は、チームにとっても私にとっても素晴らしい事であり、出場出来た事、決勝にしっかりマシンを並べられた事、トラブル無く完走出来た事だけでも喜ばしい事です。
でも、やっぱり表彰台に上がりたかった、どうしたら上がれるだろう?って考えてしまうのは仕方ないですね(笑)
Weng氏は来年はWECを1年戦いたいね、それでシリーズの1戦としてLe Mansで表彰台を目指して戦いたい!と既に言ってます。
アジアのモータースポーツはまだまだ欧州に比べるとローカルな部分があるのは事実ですがアジアのNo.1チームならこうして欧州でも同等に戦える事が証明出来た。
私も夢の地で”自分の役割を理解したレース”を実践出来た事は今までの積み重ねが間違いではなかった事を証明できた。
まだ今シーズンはGT-Asiaも日本ラウンドが控えておりますし、Asian Le Mansも10月からスタートし、引き続きClearwaterで出場予定です。(12月にはFSW戦も)
ひとつの夢を形に出来た今、確信を持って次のステージへと進める気がします。
そして微力ながら、目標を持つこと、実現させる為に進むことを体現する事で見てくれている支援者の方や関係者、ファンの方々に勇気と元気と夢を感じて貰えたとしたら凄く意義のある挑戦だったと思います。
今後も澤圭太は自分の進むべき道を邁進していく所存ですので引き続きご支援よろしくお願いいたします。
無事にこうして戦いを終えて帰国した今、本当に、本当に感謝の気持ちで一杯です。

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以上、最後までお読みいただきありがとうございました。今後共宜しくお願い申し上げます。

株式会社ABSSA 代表取締役 / ワンスマ主宰 / レーシングドライバー 澤圭太
Posted at 2016/06/28 10:29:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
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プロフィール

「ワンスマを通じてのジェントルマンDrとのレース活動【MEC120やっと勝てた!】 http://cvw.jp/b/145876/48545024/
何シテル?   07/16 08:00
レーシングドライバー 澤 圭太 1976.8.16生(44歳) 千葉県出身 B型 176cm/68kg 15歳でレーシングカートを始め98年4輪レース...
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