
2日間のレーシングカート体験を無事終えました。
また10月はちょっとサーキット仕事やレースが立て込むので11月になったら連日スケジュールでやりたいなと思ってます。
いきなり話は変わるようですが・・・
私は海外でレースをする様になってから『強く』なったと思います。
英語もまだまだですが日本に居てたまに英語が上手に出来るようになったらな~と思う時があるのと海外のレースで『英語で何とか伝えなくては!』と必死になるのは次元が違います。
日本は言葉が通じますから走りが上手くいかなくても説明できるし言い訳も出来る、でも海外だと知らない日本人がタイムを出す、結果を出す、教えてくれる、全て認めさせないと次はないし、収入は上がらないし、先が続きません。
だから必死さが変わりましたし、工夫をよりするようになったし、自分が置かれた状況を良く考えて感じて、求められる仕事をしてきた、そこで結果を残してきたから成功体験や失敗体験が身に染み込んで自信から確信へと変化し、今もまだ続けられているのだと思います。
これって゛モチベーションと意識”って事です。
私は一昨日大井松田のKTでの走り始めで10LAP程度走行して31秒56がベストでした。
次、走りを微調整して31.50がベスト、その後は路面は少しづつ良くなるけどタイヤは他の参加者も走るからどんどん減って、タイムは変わらない状態で終わりました。
昨日も走り始め、日が変わって路面状況が変わってもやっぱり31秒50でした。
もう一度根を詰めて走り方を工夫しても31秒49でした。
でタイヤが無いからフロントタイヤだけサーキットのスタッフにお願いして良いタイヤに変えて貰ったらフロントグリップが回復して少しオーバーステア症状になったけどそれに走りを合わせたら31秒37が出ました。
もう1人の参加者は2日連続で参加した人で1日目は32秒台アベレージでたまに31秒が出ていたのが、昨日ワンポイントアドバイスをしたら31秒台の確率が上がりました。
それだけでも十分、レベルが高いですよね!
でもタイヤを変えた時に車のバランス変化に対応しきれなかったか?思うようにはタイムアップ出来ませんでした。
何が言いたいかと言うと、絶対的性能を上げるのも大切ですが確率・打率・アベレージを上げる事が理解を証明し、変化に順応する事が調整力や経験値と言えます。
”車を速く走らせる”という上では絶対性能ではない上記の部分が非常に重要。
そして安全マージンを意識する、いま実施している事による起こりうるリスクを常に出来るだけ多く想定するのも同じ位大切です。
これは30分のスポーツ走行を6500円払って何なくルーティンで来てとりあえずチェッカーが出るまで一生懸命混んでいる中でも走っている人と券を買ったのに車両トラブルで残り10分しか走れない中でタイムを出さなければいけない~という状況を知っている人とでは違いますよね。
条件が限られてくると工夫しなければ、考えなければって言う思考スイッチが入る。
”最後のラップ”になるな~と思うと集中力が増してベストタイムが出る事が多い人は走っている時の意識を変えるとスキルアップしてなくても意識アップでタイムがもっと出ます。
車でサーキットを走るとそういう事を考えながらやるには実はスケールが大きすぎる。
カートだとコースに慣れる、カートの走り方を知るという新しい刺激を得ながら、”走る時の意識を感じながら走るトレーニングになる”。
よし、タイム出すぞ~!よし、うまくいってるぞ、あとは後半セクターだけだ~!という時の自分がやってしまう事を体験し易い訳です。
これって走らせる技術でなくて、技術を向上させたり自分の持っているものを発揮する為の技術。
車を走らせるだけでなく普段の仕事や生活の中にも活きていたり、自分の悪い癖を知らず知らずに上塗り反復練習していることがあるのと一緒だと思います。
こうなりたい!って何か目標がある、向上心がある人は何かを犠牲にする必要があります。
人は365日、24時間与えられた時間的なチャンスは平等ですから、如何に効率よく与えられたものを活かすかだと思います。
Posted at 2016/10/01 12:24:37 | |
トラックバック(0) | 日記