
昨日Zhuhaiでのレースを終えてチームと一緒にマカオへ入国。
(チームの皆さんでお疲れPARTYを開催してました)
マカオと言えば・・・11月の第3週は毎年マカオGPでのマカオGTカップですよね。
2006-2007年のPCCA最終戦でのマカオ、2008年からのマカオGTカップ、FIA-GT3 World Cupでのマカオ。
初めてでドキドキの時、自分の殻を破っての勝てたマカオ、防衛のマカオ、新しい風を感じたマカオ、屈辱のマカオ、怖い思いをしたマカオ、平凡なマカオ、限界を感じたマカオ・・・
実は2005年の翌年のPCCA参戦の視察で来ていたり、元々は2001年に全日本F-3出場時代に見に来ていたりで12回(11年連続、10年連続出場)のマカオを経験してますから、この時期になると実はウズウズします(笑)
1泊だけでしたがマカオタワーが見えるホテルで朝を迎え、マカオ市街地レースの直前にの場に訪れて改めて自分が成長をさせてくれた街だな~と感じ、ここをレーシング速度で走る事はもうないかも?と思うと少し寂しくて、でもどこかで線を引かなければ・・・とか、今年からは新しい挑戦でもあるルマン24時間レースがあって昨日も来季のそれの為の第一歩を上々の滑り出しでスタート出来たという充実感や疲労感が体に残っていて・・・
時はどんどん移りゆき、自分が置かれる立場もいつも変化をしているのだな~と、既にマカオGPの特設コースも出来つつある街の雰囲気を眺めながら改めて感じた朝でした。
Wengさんの昨日の決勝スタートのスティントは本当に素晴らしいペース。
今までマージンを持って常に走っていたという事が本当に解ったし、少し攻めた走りをしてもとっちらからない冷静さがしっかりベースにある。
誰もが”これでフルシーズンを戦うレースを引退するなんて思えない”と言っていた。。。
Mattさんは流石、特に最終スティントの数秒以内の優勝争いは自分に同じことができるか?と言ったら自信を持って”YES”って言えない。
彼の1回目のスティントは気温がまだ高く最初は34秒中盤を数LAP出したけどすぐに35秒台に落ちてしまったのを私は見ていて、自分の時は34秒7-9位に抑えて最初のタイヤのグリップダウンを極力抑え、その変わりに34秒台で走れるLAPを増やして、落ち込みも最小限に抑えて燃料が軽くなり始めてからも35秒5以内でなるべく走れるようにとマネージメントしてスティント全体(約1時間20分=in/outラップ入れると実に約50LAP連続走行)を他車両との関係でどうしても仕方が無かった36秒台のLAPが約5LAP位あったけどそれ以外は予定通りのタイヤマネージメントが出来た。
これが自分の作戦通りに走る”強い走りの真骨頂”だと改めて自分に言い聞かせて走ってました。
きっとそれをMattさんも見ていて最後の鬼神の走りに繋がったのだと思う。
これぞ本当にルマン24時間を一緒に戦ったClearwater Racingの強さやチーム総合力での結果だと言えます。
何はともあれ、これから香港→東京へと帰国の途。
明日からのドラサポ祭り + 袖森FES & 袖-1GP WEEKに備えたいと思います。
画像は本日の東京中日スポーツ新聞に紹介された模様を。
姉妹WebのF-1Expressでも紹介していただいております。 >>>
こちら こちら
Posted at 2016/10/31 16:03:45 | |
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