
前に知人が「チーム医療って医師がスタッフを統率して医療を進めるのではなく実はスタッフが医師を統率して医療に集中出来る環境を整え効率的に患者を管理できる体制を整える事なんだ」そう言っていた事を昨日の1日を終えて思い返しました。
ワンスマは私、澤が主宰で高野が事務局、そしてスタッフ加藤という3本柱があって大きなイベントになると協力スタッフを集めて運営を実施してます。
袖FESは年間に70~80イベントの大小プログラムを企画運営しているワンスマの中でも100-150台の参加者を相手にする一大イベント。
だからこそ今までも主要のワンスマプログラムは常に”いつもの顔”である事を大切にしてきました。
そしてチーム医療ならぬ【チーム運営】で参加者の方々がより安心して楽しんで、そして安全に1日を笑顔で終えられるように・・・心がけてきました。
でもそれは首脳が運営スタッフを管理するという一方通行のチーム運営を逸脱できてなかった部分がありました。
今回はその一方通行のチーム運営チックから脱却し、回数を重ねてお互いの連携が高まり、成長して自力でイベントを回す事が出来るようになった運営スタッフが逆にワンスマ首脳陣を管理運営し、首脳陣が本来やるべき”ワンスマとしてのお客様との関係をより高められるように”という体制を事務局高野は考えた。
そしてスタッフが医師役の私たちを支えて医療の代わりである「安全進行とお客様とのコミュニケーション」の環境を与えてくれる場へと袖森の現場が変化し始めたのだと感じました。
高野は受付と管制に入る事をメインとしていた所から管制に入るのをコース長の高木氏に委託。
受付軸の外商役として各団体、協賛各社、そして個々の参加者とのコミュニケーションを重視出来る体制としました。
(きっとコースでの走行プログラムの安全や不測の事態に備えて管制を軸としていた今までを考えると大きな決断だったと思います)
そして私はより安全啓蒙に集中できるようにブリーフィング、そしてバスツアーや先導車の運行など、そしてやはりワンスマの顔として対外的な人とのコミュニケーションを徹底するように心がけました。
天気が良かった事、参加してくださった皆さんの意識の高さも当然影響していたでしょうが、そういった役割やパッと見ただければ分からない体制、役割の軸足変化も120台の参加台数でも1台もトラブルなく、赤旗もなく終えられた要因だったと思います。
そして印象的だったのは終始和やか、笑顔や笑い声がパドックの各所で聞こえ、皆さんが休日のサーキットライフを謳歌されている様子。
サーキット走行自体に慣れている人が多ければさほど難しくないかもしれませんが昨日は120台のうち、”初めてサーキット”系の方が30人ほど居ましたから難易度が高かったと言えますよね。
これこそワンデイスマイル「いつかサーキットを笑顔で走れるように」のコンセプトの本髄!
Drivingが上手くなって笑顔になりたい方も、仲間と楽しく気持ちよくサーキットを走って笑顔になりたい方もやっぱりワンスマだよねっ!ってなるように。
それでも反省点が無かった訳ではありません、またブラッシュアップして常に100%、そして100%のラインを常に押し上げる意識で”ワンスマ”というブランドでのサーキットプログラムがサーキット愛好家の皆さんのスタンダードになるように進めていきたいと思っています。
Posted at 2017/03/20 14:42:03 | |
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