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澤 圭太のブログ一覧

2019年08月13日 イイね!

ブランパンGT ASIA韓国戦レポート【次回最終戦でいよいよ公式4輪レース200戦へ】

ブランパンGT ASIA韓国戦レポート【次回最終戦でいよいよ公式4輪レース200戦へ】ブランパンASIA 韓国戦 → 炎の4連荘トレーニングを経て...
本日よりお盆休みを頂いております。

が、

韓国戦のレポート配信しておりますので、皆様にも一部ご紹介をさせて頂きます。

ちょっと不完全燃焼だった韓国戦ですが、いよいよ次回、最終戦:上海は自身4輪レース200戦目の節目を迎えますので、気持ちよく来シーズンを迎えられるような会心のレースにしたいと思います。

引き続き、応援宜しくお願い致します!

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

【Rd.9-10 KOREA / 韓国国際サーキット戦レポート】
澤圭太/ABSSA MOTORSPORT Blancpain GT World Challenge Asia 2019

【前戦FSW戦クラス表彰台獲得からの流れ活かせずポイント獲得に留まる】

アウトライン:
母国凱旋レース(富士戦)でクラス表彰台を獲得し、波に乗るABSSA MOTORSPORTはブ ランパンアジア後半戦へと突入し韓国の木浦市にある韓国インターナショナルサーキット での第9-10戦を迎えた。

完走→選手権ポイント獲得→そしてプロアマクラスでの表彰台獲得と、ラウンドを重ねる ごとに成⾧を見せているチーム、いよいよクラス優勝や総合でのトップ 6 入りを目標に据 えての戦いを始める。

公式練習~公式予選までの経過:
日本同様に真夏の酷暑の時期を迎えている韓国は金曜日の練習走行日から気温 35 度以上 を連日記録、公式練習ではFSW戦からの流れを汲んだ車両セットアップの確認、澤もPiti 選手も 3 年ぶりのここ韓国国際サーキットでの走行となる為にコース慣熟も含めてトラブ ルなどなく消化。

全体の8-12位(プロアマクラスでの4-8位)というここ数戦での定位置 に収まる印象となっていた。

公式予選の流れ:
土曜日の昼に公式予選を迎えた、今回も予選 1(15 分間)を Piti 選手がスタート、計測 2LAP目の2分10 秒4で全体8 番手のタイムを記録するもT6出口のトラックリミット(4 輪脱輪走行)でタイム抹消となり10秒6 のタイムで予選全体10 番手(クラス3番手:PP タイムから約1/9秒差)となった。

続いて予選 2 回目は澤が担当、プロ Dr が中心となるセッションで 2 セット目の新品タイ ヤを投入、計測2Lap目に2分9秒1で全体14番手(クラス8番手:PPタイムから1.7 秒 差)となるタイムを出す、高温の今回のサーキットでのレースは新品タイヤでのグリップの “美味しい”所は最初の1-2LAPのみで、3LAP目もアタックを継続したがセクタータイムで タイム更新をする可能性が低いと判断しアタックを終了した。

決勝の放送の模様:
Rd.9 >>>



Rd.10 >>>



決勝レース:
土曜日午後に開催された決勝 1 回目(Rd.9)はプロアマクラスは予選 1 回目に出走した アマDrがスタート担当となるルール、予選で各ドライバーが1セットずつ使い、残りはル ール上 2 セットの新品タイヤが残っている状態だが、この 2 セットを土曜日のレースの各 スティントに投入、まずは土曜日のレース(第9戦)で“全力でクラス表彰台圏内を確保す る”という作戦だ。

Piti 選手は 1LAP 目は 11 位で通過、直ぐにプロアマクラスの車両をパスして全体 10 位 を走行、1台が戦列を離れ9位(クラス2位)、プロクラスのAMGのペースが上がらず塞 がれる形となり、クラス優勝が遠のくがクラス2位-3位圏内でのレース展開が進む。

スタートして25分後、Pit-OpenとなりDrチェンジが出来るタイミングになると、早め に交代して澤が最後(4セット目)の新品タイヤで空いている所で挽回をしようとなる。

しかし、抜きあぐんでいたクラス違いの AMG を少し強引に T10 の進入で抜きに掛かり PitIn する予定の LAP に接触、これで AMG はスピンを喫し、61 号車もスピンを回避する等 で約5秒のロスをしてしまう。

ダメージをフロントの一部に負ったが走行に影響がない範囲だった為にそのまま予定通 りにPit – inし、ドライバー交代とタイヤ交換を実施、エアジャッキのトラブルで5秒更に ロスしてしまったが澤に交代して全体11位、クラス4位でコース復帰となる。

Piti 選手の Pit-In 周の接触行為によってレースコントロールよりドライブスルーのペナ ルティの裁定が出されてしまう。

ピットスルーの実施によって更に約27秒ロス、接触とピ ットでのロスを合わせると約 35-37 秒のロスとなり、その後も決勝に強いマクラーレンの 特性を生かしてコンスタントにラップタイムを刻む澤だったがチェッカーを受けた際はト ップから1分10秒差の全体11位、クラス5位でのゴールとなった。

一連のロスが無ければトップから約35 秒差(全体9位、クラス3 位)にはなれた計算だ っただけに新品タイヤを 2 セット使い切ってのポイント獲得も出来ない“もったいない”レ ースとなってしまった。

日曜の決勝2(Rd.10)はスタートの澤も途中で交代するPitiもそれぞれ自身が土曜日の 予選で使ったタイヤで走るという消去法的な作戦ではあったが、ここ数戦を見ると日曜日 のレースは特にアマチュアDrが担当する後半で荒れた展開となる事が多く、レースに強い マクラーレン、混戦に強い Piti 選手にスタート担当の澤が上手く繋げられれば、まだまだ 表彰台獲得のチャンスはありとチームは予想していた。

スタートから 1Lap は得意の混戦の抜け出しが上手く行って接触も無く 14 位スタートか ら 10 位で帰ってくる澤。

しかし Audiに仕掛けられて 11 位、その後その Audiが前を走る AMGをパス、AMGとの差が詰まってくる(このAMGは前日にPiti選手がDrive中に接 触したAMG)、GT4クラスの周回遅れが表れ始め、差が詰まる、澤も行き場をなくして詰 まる、後方の Audi が少し離れていた幸運で AMG と私を一気に抜きに掛かる、AMG は無 理に抑えようとして逆にT-1でオーバーラン、澤はAudiにはパスされたがオーバーランは 免れプラスマイナス1で全体11位は変わらずという出入りの激しい展開に...。

澤のスティント後半は中古タイヤは本当にこの酷暑&タイヤに厳しいサーキットではキ ツく、ペースが上がらず、もう 1 台のピットスタートだったプロクラスの Porsche に抜か れて全体12位。

Pit-Open に合わせて Driver 交代の為に Pit-In が始まるが、61 号車はコースが空いてペ ースが少し戻ったので少し引っ張ってのピットインを実施、残り27 分でPit-Inした時には 全体5位まで上がっていたがPitiに交代しコースに復帰すると全体11位クラス4 位へ。

Piti 選手もいいペースで走るが上位陣はここ最近のレースでは珍しくコースアウトや接 触が少なくSCも出ない淡々とした展開でなかなか簡単にポジションアップは果たせず。

タイヤトラブルでリタイヤした車両に助けられて10位(クラス4位)とポイント獲得圏 内には届いたがトップから 28 秒差でそのままゴール。

クラス表彰台圏内にはあと 15 秒足 りないという惨敗の内容だった。 (プロアマクラスが全体でも優勝、全体2位もトップから1.2秒差でプロアマクラスの2 位、クラス3位が全体5位でトップから13 秒差だった)

全23 台出走(GT3クラス18 台、GT4クラス5台)
GT3クラス18台中(Silverクラス5 台、Pro-Amクラス10 台、Am-Am クラス 3 台)
Rd.9 GT3 Pro-Amクラス 5 位(Overall 11 位)
Rd.10 GT3 Pro-Am クラス 4位(Overall 10位)
ドライバー選手健ポイント:Pro-Amクラス 7位(81ポイント)
ドライバー選手権ポイント:全体28位(13 ポイント)
チーム選手権ポイント 全体11位(16 ポイント)

各種Result >>> こちら

澤圭太 / Keita Sawa (ABSSA MOTORSPORT代表 兼レースドライバー)コメント:
今回はFSW戦でのクラス表彰台を経て、チームにも力が付いたし、今のBOP(性能調整) の中ではマシンも仕上がってきたし、どう戦えば結果が付いてくるか地に足が付いた戦い が出来ている感触もあり、更に上である次の目標“クラス優勝”をコッソリ狙っていたんです。

今回のサーキットに来るのは4 回目で2016年 GT-Asia時代にBentleyで2 連勝したゲン のいいサーキットでもありましたし…しかし蓋を開けてみたら”大体いつもと一緒”でした。 公式練習の時点で全体の 8~12 位、クラス 4~8 位で『これは必死にクラス表彰台圏内、 全体トップ10以内を目指さないといけない』と言う、いつも位置である事は認識しました。

今回、自分に課していた”予選 2 回目の順位”(自分の予選の順位を上げる)も、今年の過去の予選で起きた事を振り返ってめ綿密にシミュレートして臨み、与えられた状況の中で は一定の納得が出来る走りが出来ましたがそれでも全体14位(トップから 1.7 秒差)は深刻でした。

戦闘力面、作戦面など細かい精度を上げて予選は 1 秒、決勝もアベレージラップで 0.5 秒 以上上げないと、今の戦いの殻から抜け出せない状況と言えます。

Piti 選手はアマ Dr の中で常に 3-5 番手で走れていますが、彼の本来のポテンシャルはも っと上なはずです。

混乱が起きやすいアマDrが多くコース上に居る時に速さと強さが発揮 できる作戦を今は取らざるを得ない状況なので、どうしても土曜日のレースに照準を合わ せ、新品タイヤでガンガン行く、という作戦となっています。

今回の土曜日のレースは接触によるペナルティが全てでしたが、日曜日のレースも私のスタート~混戦の強さを発揮しての更なる作戦の幅が持たせられればチャンスはまだまだあ ると感じています。

始まってしまうとあっという間だったブランパンアジアの初挑戦も次回の上海戦で今シ ーズンは終了です、“何とかしないとっ!!”という危機感に苛まれていますが、まずは自分 たちが自分たちのベストの内容でレースを運ぶことが大切と考え、前向きに戦いたいと思 います。

来年に向けての体制作りの準備が水面下で既に進んでおります、チーム全体としては⾧期的な視点では非常にポジティブな状況で、やるべき事が明確であるという事も認識出来た WEEKした。 引き続き、皆さんのご支援を宜しくお願い致します。

澤圭太公式戦通算成績:
公式戦 198戦、表彰台獲得 78 回目(獲得率 39.4%)、優勝回数 21 回(優勝率 10.6%)
PP獲得11回、ファステストラップ4回

その他の情報:
フォトギャラリー >>> こちら

協賛各社の皆様のご紹介(順不同、敬称略):
澤圭太 / ABSSA MOTORSPORTのレース活動及び、ドライビングレッスン団体「ワンス マ」業務は以下の企業様、個人様に支援を頂いております。 改めまして皆様のご理解ご支援に感謝申し上げます。

ABSSA MOTORSPORT チーム支援企業様(5ブランド):
MG Group
McLaren CUSTOMER RACING
SINGHA
KING POWER
CMYK COLOUR
TP12

パーソナルスポンサー様(10社):
UPLIFT アップリフトモデル
服部クリニック
Regalo
富士森内科クリニック
FK / 藤井工務店
KCN / 子安脳神経外科クリニック
HC GALLERY
エプソムソルト(ESSC)

FSW Scuderia 46 × ワンスマラウンジ協力企業(1社):
Scuderia 46

テクニカルスポンサー様(4社):
STBP / 東京ベストプラン
Djac
Arai HELMET
ROCKPORT

FORZA!! Smiler 2019(個人協賛名27名、企業協賛16社):
企業協賛枠:
丸山精機製作所
Spinning Garage
Power Profit Japan
医療法人三栄会
Industrial Development Center Clinic : IDCC
延命酢 / 有限会社マルヤス
魚のへそ
医療法人社団明悠会
TANAKA ENT CLINIC
美蘭(miran)
DABS
八王子税理士事務所
ABEX

今回から新加入頂きました
>>> 本町皮膚科
>>> 岩国西生コン株式会社
>>> 岩国資材株式会社

最後までお読みいただきましてありがとうございました。


レースドライバー / ABSSA MOTORSPORT代表
株式会社 ABSSA 代表取締役 / ワンスマ主宰 澤圭太
Posted at 2019/08/13 09:23:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年08月10日 イイね!

企業福利厚生広場トレ&レンタルカート → 一般広場 → 8ersの3連荘

企業福利厚生広場トレ&レンタルカート → 一般広場 → 8ersの3連荘ブランパンGT ASIA 韓国戦から帰国。

この週末は世の中はお盆の帰省ラッシュが始まっておりますがワンスマは広場トレ3連荘、真っ只中です。

まず、昨日はレースでご支援を頂いている箱根ターンパイク大観山スカイラウンジ内にHC GARRELYを新設、運営をするテイクフロンティア様の福利厚生イベントとして、広場トレ&APGでレンタルカートの1日でした。

7台(9名の大人の方)の参加と、テイクフロンティアのスタッフの皆さんの家族の方も交えてのレンタルカートまで長い一日でしたが、企画ものの収録(エコタイヤやABSの検証もの)をやりつつ、広場トレはお子様を搭乗させての体験スポーツランもしたり、独自企画イベントならでは&夏休み家族リクリエーションイベントならではの内容を盛り込みました。

スタッフの家族の皆さんも交えての会社の夏リクリエーションが広場トレ&レンタルカートだなんて、なんて素晴らしい活動なのでしょうか?

そして、本日は通常のワンスマ一般広場トレを実施。
12名(定員)の方のうち、実に8名は明日の8ers広場も連荘で参加という、”濃い”参加者ばかり(苦笑)

今夜は連荘参加の皆さんで御殿場市内で軽く懇親会食会を実施しようと思っています。
プチ夏プレミアムレッスンな雰囲気です...

明日は8ers(広場)なので、今日の沢山反復練習してのスキルアップから、データ解析をしながらの質の高い走りの構築が出来るようなスキルアップへの導きが出来たらと思っております。

この3日間で真っ黒になりそうっ!!

私も2019夏の最初の天王山を迎えております~!!
Posted at 2019/08/10 16:06:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年08月06日 イイね!

ワンスマの秋以降のプログラム紹介です。

ワンスマの秋以降のプログラム紹介です。夏真っ盛りではありますが、ワンスマの秋以降のプログラム募集がスタートしましたのでお知らせです。

追加されたプログラムは・・・

・9/4(水) トレド246さん主催 FSW 本コースの同乗ドラサポ
・9/14(土) P7広場トレを新規で開催!!(すぐ埋まっちゃうよ!!)
・9/21(土) 袖ー1GP Rd.4(単独開催)
・9/23(月・祝) アルテロッソさん主催 オートポリス同乗ドラサポ
・10/12(土) 袖森スポ走会(新規ライセンス、同乗ドラサポ、通常走行)
→ ドローン追走撮影オプションプランも今回設定しました(おススメ)
・10/17(木) 広場トレ + 本コース走行会(同乗ドラサポ)
→ Scuderia46 × ワンスマラウンジ会員の方なら1万円で参加できる走行

広場トレは10月以降の募集は近日公開ですが9/23(月・祝)が5まだ空きあり。

また、8/17(土)の新東京でのワンスマカート にゃんCUP Rd.3
中級クラス(TIA-MZ)にも初級クラス(N35)にもあと1-2チーム分の空きあり。
是非、一緒にBBQやりたい方は(”カートに乗りたい方”ではない 笑)個人参加も可能ですので申込お待ちしております。

私はもう1日、韓国(ソウル)に滞在して明日、帰国予定です~!!
Posted at 2019/08/06 10:21:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年08月05日 イイね!

ブランパン韓国戦は辛酸を舐めるも辛うじて貴重なポイント獲得

ブランパン韓国戦は辛酸を舐めるも辛うじて貴重なポイント獲得Blancpain GT Asia 韓国戦無事終えました。

フォトギャラ >>> こちら

今回はFSW戦から更に向上してクラス優勝をコッソリ狙っていたんです。
サーキットも来るの4回目で2016年GT-Asia時代にBentleyで2連勝したゲンのいいサーキットですし。。。

しかし蓋を開けてみたら”大体いつもと一緒”でした。
練習中から全体の8~12位、クラス4~8位で『これは必死にクラス表彰台圏内、全体トップ10以内を目指さないといけない』と認識しました。

今回の課題の一つであった”予選2回目の順位”(自分の予選の順位を上げる)も、今年の過去の予選で起きた事を振り返ってめ綿密にシミュレートして臨みました。

予選1はPitiがTrack Limitのタイム抹消でベストタイム2分10秒4がDELITEされて10秒6で全体10位、クラス3位でした。
(10秒4だったら全体8位だけどクラス3位は変わらず)

予選2は澤が今年一番の内容と思える走りが出来たけど2分9秒1で全体14位、クラス8位でした。

出来る限りの走りをしても今年は予選でTOP10に入れないのがストレスですが、仮にセクターBestを繋げても8秒8~9で、それでも全体で順位が1個あがるだけ、クラス8位は変わらない...これもまたストレス)

決勝はとにかく、まずは土曜日のレース(第9戦)に使える新品タイヤを全て使い切って表彰台圏内を確保するという作戦。

Pitiは使える新品タイヤ4セットのうち、2セットは予選でそれぞれが使ったので3セット目を投入してスタート。

1LAP目は11位で帰って来たけど直ぐに挽回して10位をを走行、1台が戦列を離れ9位(クラス2位)、プロクラスのAMGのペースが上がらず塞がれる形となり、クラス優勝が遠のくが2位-3位でもとにかく欲しい。

Pit-OpenとなりDrチェンジが出来るタイミングになると、早めに交代して澤が4セット目の新品タイヤで空いている所で挽回をしようとなる。

しかしクラス違いのAMGを少し強引に抜きに掛かりPit-Inする予定のLAPに接触、これで5秒のロスをしてしまう。

ダメージは走行に影響がない範囲だったがPit作業でエアジャッキのトラブルで5秒更にロス、そして澤に交代して全体11位、クラス4位だったがPitiがDrive中の接触によってドライブスルーのペナルティの裁定が出されてしまう。

これでピットスルーを実施して更に約27秒ロス。

これらのロスを合計すると35-37秒のロスだがチェッカーを受けた際はトップから1分10秒のロスだったので少なくともトップから35秒差(全体9位、クラス3位)にはなれた計算だった。

クラス1-2はトップから26-27秒差の全体7-8位だったので、そこには例え序盤にAMGに引っかからないレースが出来ていたとしても届いていたかどうか?という感じでした。

そんなポイントも取れない全体11位(クラス5位)のRace1を終えての翌、日曜のRace2。

私もPitiもそれぞれ自身が予選で使ったタイヤで走るという消去法的な作戦。
しかしスタートから1Lapは得意の混戦の抜け出しが上手く行って接触も無く14位スタートから1LAP目は10位で帰ってくる。

しかしAudiに仕掛けられて11位、その後そのAudiが前を走るAMGを料理、AMGとの差が詰まってくる(このAMGは前日に接触したAMG)、GT4クラスの周回遅れが表れ始め、AMGが詰まる、私も行き場をなくして詰まる、で後方のAudiが少し離れていた幸運でAMGと私を一気に抜きに掛かる、AMGは無理に抑えようとして逆にT-1でオーバーラン、私はAudiには行かれたがオーバーランはせずにプラスマイナス1で全体11位は変わらずという残念な展開...

スティント後半は中古タイヤは本当にこの酷暑&タイヤに厳しいサーキットではキツく、ペースが上がらず、もう1台今度はPorscheに抜かれて全体12位。

周りがPit-Openに合わせてDriver交代の為にPit-Inが始まるとコースが空いてペースが少し戻る、その様子を見て我々のピットインはPitiも中古タイヤでキツイだろうから少し引っ張る作戦へ変更、残り27分でPit-Inした時には全体5位まで上がっていた。

Pit-InでPitiに交代すると全体11位クラス4位でコース復帰。
Pitiもいいペースで走るが上位陣はここ最近のレースでは珍しくコースアウトや接触が少なくSCも出ない淡々とした展開でなかなか簡単にポジションアップは果たせず。

タイヤトラブルでリタイヤした車両に助けられて10位(クラス4位)とポイント獲得圏内には届いたがトップから28秒差でそのままゴール。
クラス表彰台圏内にはあと15秒足りないという惨敗の内容でした。
(プロアマクラスが全体でも優勝、全体2位もトップから1.2秒差でプロアマクラスの2位、クラス3位が全体5位でトップから13秒差でした)

土日のレースを戦ってみて、今回気づいたのは全力投球で土曜日にクラス表彰台を目指しているレベルでは日曜日がキツイ。
ライバルたちの離脱などがないと順当に戦うと全体10位以内、クラス3-5位くらいが精いっぱいであるという事実。

戦闘力面もそうだし、作戦面や細かい精度を上げて決勝も予選もアベレージラップで0.5秒以上上げないと、仮に土曜日に中古タイヤで戦ってクラス表彰台は厳しいが、少なくとも全体10位以内でクラス5位以内で走れるようにして、日曜日に新品タイヤを投入してもクラス表彰台を狙えるのがやっと、つまり土日の結果が入れ替わるだけだと言う事。

序盤に混乱が起きやすく、アマDrの中で速さと強さが発揮できるPitiがスタートする土曜日のレースに照準を合わせ、新品タイヤでガンガン行く、そして後半の澤のスティントで結果を固める。日曜日のレースは澤が上手く走って後半にアマDrが多く走る中での混乱に乗じて...という作戦に落ち着いてしまうのです。

AMGは旋回が良い、Porscheはピックアップが良い、Audiはバランス&コントロール性が良い...

McLarenはLamboやFerrariと同様に苦戦してます。
ブレーキングもいいし、決勝のバランスも良いんだけど、まだパンチに欠けます。

これを何とかしないと、次の上海も同じことが起きる。

でもまずは自分たちが自分たちのベストの内容でレースを運ぶことが大切。
土曜日のレースは“必死にクラス3位を確保する”という事が必要なレースでした。
(あそこで、率先して”無線でこのLAP Pitだから無理するな、後半自分が挽回するから!!”と伝えていれば... それがチーム代表として、アマと組むプロとして大切なのに... と後悔もしています)

そんな危機感を感じたweekでもあり、来年に向けての体制作りの準備が水面下で既に進んでいて、実はチーム全体としては長期的な視点では非常にポジティブな状況、やるべき事が明確であるという事も認識出来たWEEKした。

私は、チームと共に居残り、プライベートテストを実施して7日に帰国予定です。

皆さん、応援ありがとうございました。
Posted at 2019/08/05 15:58:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
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「この2ヵ月の間に起きた事 http://cvw.jp/b/145876/48686777/
何シテル?   09/30 17:29
レーシングドライバー 澤 圭太 1976.8.16生(44歳) 千葉県出身 B型 176cm/68kg 15歳でレーシングカートを始め98年4輪レース...
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6月サーキット業務 本日のドラスー袖森で終了【ドラアカTV新映像 / 7月プログラム】 
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2020/06/28 15:30:31
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