
このサーキット走行を皆さんが再開させるシーズンになっての最初のワンスマ主催の走行会、無事終えました。
予報に反して”山の展開”に翻弄され、朝から雨模様。
参加者もきっと同じ気分でしょうが『本当にやりたくない!でも、そういう訳にもいかない!どうせやるなら安全に、そして次につながる何を持って帰って貰わないとプロ失格!』そういう張り詰めた思いで朝を迎えました。
超Dry性能に振ったタイヤを標準装備しているMcLarenロードカーがメインのMcLaren Free Run(8台参加)とワンスマ枠(21台参加)とで30分×2本づつ走行。
同乗ドラサポもワンスマ枠の8名、McLaren枠の4名と私と井上選手と東選手とで分担して実施。
Dryなら1分50秒を切るMcLaren 765LT(ロードカー)もWETになると一気に28秒から32秒くらいタイムがドロップするし、DRYならスリックタイヤ装着の488Challenge EVOもレーシングWETを履いて1分59秒台とやっぱり15秒くらいのタイムダウン。
それでもレーシングWETの素晴らしさを今日は再確認しました(苦笑)
Michelin Cup2を装着した991GT3RSがDryの約25秒落ちの2分16秒台で、ここまでなら何とかかんとかタイヤなりに走れるけど、同じ991GT3RSでCup2Rを装着している方はDryならCup2より30秒以上落ちる2分21秒台。
こうなってくると、レーシングカーで言うとスリックでWET路面走っている様な状況と言えます。
パワーあって、タイヤは太くて、溝が薄い、、、このプロDrでも冷や汗たっぷりの曲芸の様な走らせ方を数台同乗走行でやったし、そんな状況下でもブリーフィングでの意識付け、天候の変化など含めた安全管理徹底のスタッフとイントラによる声掛けなど、心身共に疲弊しました(苦笑)
車両トラブルで立ち往生があって赤旗が1回出てりスピンした車両はあったようですが接触やコースアウト、クラッシュが1台も起きなかったのは参加者の皆さんに『こんな天気の中ですみません!』という気持ちと『本当にありがとう!
ありがとう!』の気持ちだけです。
でもWETを一回走ると、安全に走るってどういう事か?タイヤのグリップを感じて探って走るってどういう事か?McLarenやPorscheよりパワーはなくても溝がしっかりあるレーシングWETタイヤや溝深めのスポーツラジアルタイヤで86やロドやFF系や4駆系などが如何にまだ比較的思いっきりいけるか?が理解できると思います。
HCシェアリングの86はWETで21~24秒台でしたから(Dryの13~15秒落ち)、Dryなら1分50秒を切ってしまうCup2R + 991GT3RSも今日は21秒台がやっとでしたから、クルマの性能を帳消しにするほどWETはコンディションとタイヤとのマッチングに左右されるって事を私も再確認しました。
次回は12月1日(木)、DRYでやりたいな、、、の回です。
その前に10/15(土)の朝9-10時でクレフMSさんがFSW Rコースで走行会をやるそうで、興味のある方は、まだ10台前後とのことなので『澤のブログで見たけど参加できる?』って相談をしてみて下さい。
ワンスマ的にはここからは『袖森フェスティバルと袖-1GP』へ集中の期間です。
また今月末の広場トレーニング2連荘も。
そして来年のプレミアムレッスンは2月25日(土)、26日(日)に決定とだけお知らせしておきます。
(参加する予定の方は日程確保を)
プレミアムレッスン参加者対象の昨日OPENしたFSWサーキットホテルへの宿泊プランも画策中です。
Posted at 2022/10/06 16:18:26 | |
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