そろそろボート出したい季節になって参りました。
さて準備と言うか一つ一つの道具なんぞも確認しないとなー...
そして気になっている改善点もまだ幾つかありますが、乗り心地と言う最重要部分に関わるエアーフロアのたわみ解消案件。
コストパフォーマンスと軽重量、そしてシックなボディーと非常にお気に入りの我がHEMU7号(ジョイクラフトJCM305)ですが、この船艇における最大の短所がセンターキール構造によるエアーマットのたわみです。
画像のテスト充填ではエアーフロアに規定値未満の充填でとりあえず膨張させたときのものですが、センター部分が山なりになっているのがよく判るでしょう。
何故かと言うと前艇JELシリーズなどは裏面に備え付けられている補強板が前後2枚あるのに対して、このシリーズでは何故か1枚。
しかも前部だけの備え付け故に肝心の着座部分が山なりに膨れ上がり非常に不快な状態です。
荷物も安定しないし足元も斜め傾斜がついて非常に悪いのです。
メーカーさんケチらないでここは解決して欲しい部分ですね。
結果として一人乗りを想定した場合の中心あたりにクーラーボックス兼座面として身体を預けるので、その部分をしっかりとした平面にすべくオリジナル補強板を噛ます寸法です。
まずは近所のホームセンターへ材料となる板を買い出し。
今回はこのパネルをチョイス。
他の材料としても後ほど登場しますが、補強板としては760×360mm 1枚、800×360mm 1枚。
ざっくりと2種類を念のためカット。
エアーフロアの上に噛ますか下に噛ますのか未定なのでそのようにしました。
カットしてもらった2枚の板。
まずは角落とし。
今の私のように角を削って丸くなってもらいますwww。
大きく鋸で角を切り落とし.....
ここまで削いだら
あとは鉄ヤスリでゴシゴシ手作業。
私の様に丸くなりました!
次いで表面の研磨。
電動ヤスリで表面を滑らかに
ちなみにこのような安い材料特有の印字がカット部分によっては残っておりますwww。
埃が凄いのでゴミ袋の中で作業(笑)。
まぁ補強板は見えない部分なのでそこまで拘る必要も無いんだけど....
印字は出来るだけ強引に消していきます(爆)。
そうすると、あら不思議www。
六十代くらいのお肌から二十歳のお肌に大変身。
持ち肌とまではいきませんが、ケバケバは無くなりました。
一応ゴムボートに触れますからケバケバはいけません。
ちなみに上にはめ込もうと画策いたしました760×360mmの板は使えず....
あと20mm程度でしょうか?寸足らずにてこのような結果に....
うまくチューブ気室部分と噛み合わず完全に浮いとります。
端に出来た浮き部分でエアーマットのたわみが良く伝わります。
横幅が足りませんでした。
全然ダメダメですね。
この板は何かに再利用決定(笑)。
と言う訳でもう一つの板である800×360mmをエアーフロアの下に置いてみます。
何故360mm幅かと申し上げると、シマノのクーラーボックスに合わせているから。
で、規定値である50キロパスカルまでエアーフロア充填。
完全とは言えませんがかなり平坦になりました。
コイツに決定です。
ちなみにセンターキールのエアーを抜くと綺麗に平面となります。
全ての研磨処理を終えて完成。
荷物が一つ増えましたが快適化の重要ツールなので基本毎回使う予定です。
で、いつボート出すの?と思われるかもしれませんが預けている船外機が未だ手元に戻っておりません。
それと3月中旬以降土日の天候は毎度雨もしくは荒天。
そして中期予報ではこれからも週末は毎度荒れ模様(笑)。
なかなか出せそうにないですね....
とりあえず船外機が戻り次第慣らし運転もしないといけないし、魚探振動子の取付位置も触りたいし.....
釣よりもやらねばいけない事山ほど残っております。
早くボート出したいんだけどねぇ...