毎日寒い日が続き引きこもり状態ですが、先日譲り受けたDT8はそんな私の暇な単身赴任生活を楽しませてくれる教材ですwww。
おおまかに分解した各部パーツを更に細分化し劣化した部品とそうでない部品、そして欠損や不具合など無いのかチェックしながら再度組上げていく予定です。
そして今回は毎度の如く厄介なクランプブラケット。
船外機をボートのトランサムに取付ける非常に重要な部分ですが.....
まずもって船外機をお持ちの方100人居るとするなら、ここを細かくバラス人って恐らく1人居るか居ないか(笑)?
まぁ統計を取った訳でも無いので判りませんが、その根拠と言うのがネットで調べても殆ど居ませんwww。
ちなにもプロショップでもここまで分解してるようなのも見た事りません。
更に海水のスプレーを浴びやすい箇所でもあるので錆びやすい部分でもあります。
て事は?
そう、お決まりのネジ固着っすねwww。
そして今回はあえてばらさないといけない理由が.....
右側赤丸が示す通り、クランプの一番の重要部分である締結ボルト部分が恐らく壊れて、ただのステンレスボルトにすげ変わっているんですwww。
しかも恐らくこの部分の分解を試みたんでしょう。
途中まで分解しようとして諦めた痕跡まで残っております(笑)。
それと前回のブログにも記載していますが、後期モデルに付属しているアノードの取り付け部分、こちらもこのモデルにはございません。
そこも改良したいので今回クランプのネジを除き全て分解します。
まずは4本のプラスネジ+3を撤去したいのですが.....
これがまぁかなりの高確率で簡単には取れてくれません。
過去幾度となくバラシて来ましたがボルトの破断も数回やっとります。
今回新しい助っ人にKURE工業の556より上のPRO仕様を試してみる。
評判の高いワコーズのラスペネより価格は1/3ほど。
そしてショックドライバー。
メーカーはアネックスだったと思う。
プレート側が問題のステンレスボルト装着していた方で、タチの悪いことに緩んだ状態で固着しています。
恐らく途中でどうにもならなくなって止めたような感じです。
で、この4本のプラスネジの片側ずつに特徴があります。
右側1本は貫通しています。
そして左側の1本はブラケットの形状により見える部分が少ないです。
この接地面の多いボルトが特に厄介です。
まずは潤滑剤を何度も浸潤させておき.....
ヒートガンでネジの足回りを加熱して膨張させ.....
ショックドライバーを叩きます。
まず1本目!結構良い感じで無事取れました。
そして厄介な2本目、ヒートガンで温めてショックドライバー打ち付け、その後ドライバーで2mm程回す。
※それ以上回すとネジ山がなめそうに....
あまりにも固いのでエクストラクターも考えましたが、こちらも折れたら更に悪化するので使いたくありません。
慌てず何度も何度も繰り返して行くと.....
無事片側撤去完了。
同じように反対側も
ネジが飛び出しているほうは簡単に取れました。
残り1本も我慢我慢の作業を繰り返し.....
無事プラスネジ4本の撤去完了。
KUREの潤滑剤も普通の556より良かったのかな?
まぁ今後はこのやり方でやって行こうwww。
次に船外機のプレート部分。
今度はリベットが固着。
ピンポンチが少し曲がりだしたので慌てて違う方法に。
とその前にチルトアップ時にホールドする部品もバラしておきます。
あとクランプのレバーも。
この辺りは固着無し。
そしてプレートを固定するリベットはドリルで揉みます。
ここも傷みやすい部分。
無事外すことが出来ました。
新しいリベット、また買おう。
アルミプレートの裏側は内部腐食著しいです。
汚れている金属パーツはクリーナーにどぶ漬け。
左側のネジを除き全て分解は済みました。
あとは実家で寝ている部品を起こして、2個イチにせねば。
あと塗装どうしようかなぁ.....
折角バラしていので全塗装したい気持ちも芽生え始めましたが.....
もうそうなるとまた要らない出費に時間と場所もwww。
まぁ今回はとりあえず防触メッキ塗料にクリアを噴くなどして不細工でもまずは使える状態まで組上げようと思いなおしました。
とりおあえず過去保管している中古パーツを思う存分活用しながら、どうしても必要な細かいパーツをまとめて注文しようと思います。
そしてやはり怖くてもエンジンのヘッド周りは分解する事に決めました。
一度組上げると中々バラすのが嫌になりますから.....
ボルト破断覚悟で行きますwww。
ではでは。
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Posted at
2022/02/23 18:18:40