皆さまお久しゅうございます。
と言ってもこれが普通のブログ執筆頻度なのですが、ここ最近はゴチャゴチャとネタも多く明らかに異常頻度ではありましたが.....
ちょっと1週間くらい空くと何だか取り残された気分になりますなぁwww。
まぁ実際仕事関係の来客や当方の帰省など重なり、珍しいくらい自由時間がございませんでした。
ここからは少し落ち着くので溜った記事を少しずつ放出していきたいと思います。
さて今回はいつものスズキDT5・6・8シリーズのパーツ考察についてです。
私も手探り&試行錯誤しながら細かなパーツ関係の違いを見極めておりますが、絵で見るパーツカタログでは中々分かんないモノです。
今回もひょんな事からあらためて分った内容です。
正直生きた化石状態のDTシリーズですので、今更5馬力を8馬力仕様にする方なんてそうそう居ないと思われます。
そして未だに中古マーケットで取引されている実態www。
多分安易にレストアしてあわよくば仕様変更してみるか!的な方へとっとと諦めて頂くために発信してもおります(爆)。
パッと見使えそうな格安DTですが、パーツ供給面とパーツ価格でここ1~2年でハードルが一気に上がりました。
ですので少なくとも技術面だけでなく予備パーツの確保なども踏まえて臨むべきです。
そしてそうなって来ますと.....
もうマニアの領域に近いモノになりますwww。
しかしそれでも依然一部の方には人気あるなぁ!とも感じます。
皆さん何に魅了されるんでしょうね.....
まぁ諦める方が多く出て部品取り機種が沢山市場に放出されますと私は助かるんですけどね(笑)。
で、今回はちょっとした確認作業で判ったぱーつの違いです。
現主機である雅工房DT6リミッテドエディションのチョークレバーなのですが.....
このように5~10mm程度の隙間がございます。
勿論使用当初より気付いておりましたが、大して問題のある部分でもありませんので気にも留めず使っておりました。
そしてその後に例の頂きものDT8を入手したのでじっくりと何が違うのか比較してみようと思い研究です。
こちらは昭和のDT8ですが綺麗に収まっております。
チョークノブを回して撤去。
左が後期型で右の白色カラーが前期型。
私は圧倒的に前期ですねぇwww。
もう1個の予備は前オーナーの塗膜塗り直し時に付着した顔料が乗っております。
純正色のカリフォルニアグレーと言うガンメタリック色ですが、ちゃんとマスキングして欲しいなぁ....
これもついでに有機溶剤で綺麗に拭きなおし。
こちらが現所有のチョークレバーを司るパーツ達。

ちなみに左側2本のステンレス製のチョークロッドが8馬力キャブ用。
右2本の直角に曲がったタイプが5・6馬力キャブ用で当たり前ですがかなりキャブの大きさも違うため完全に違う部品です。
しかし8馬力の2本は全く同じなので何が違うのかまだ見当つかず....
で、こうなるとケースインレットと言う混合気流入口の違い。
こちら8馬力ですが一目分るのは金属製ネットが取り付けられている事(笑)。
正直こんな粗目のネットwww、何の為?ですが、8馬力には付いているんです!
で、後からも記載しますがスタッドボルトの幅は、実は8馬力と5馬力では若干違います。
またインレット部分の口径も8馬力の方が大きいです。
ただここの開口径は恐らく馬力アップの影響無さそうです。
金属メッシュを外しますとリードバルブが見えますね。
で、こちらが元502エンジンもしくは601エンジンベースの雅機インレット。
もう明らかインレット部の口径小ささが判明。
リードバルブは恐らくカーボン製に変更済みのハズ。
で、ようやく大きな違いが判明。
横から見た8馬力インレット部分の厚み。
こちら5~6馬力ベースはこの肉厚。
恐らく小さいキャブレターをケース内に収める際に貧相になるためこのような設計となったんでしょうね。
そこに8馬力キャブを取り付けるとまずは8馬力キャブ側のスタッドボルトを受ける穴を少し横に拡大する必要が僅かですが生じます。
そうしてこの厚みの差でチョークロッドに無駄な遊びが残ったようです。
対策はインレット側金属を削るか、チョークロッドを少しカットしてネジ山を新たに立てるかで調整は可能。
まぁ急ぐ案件でもあるまいしステンレス製の小さなネジ山なのでまた折りを見てどないかいたしますわ(笑)!
こちら更に画像拡大。
ちななみにケースインレットは絶版なり~(笑)。
存在しても7,000円強と買いたくないパーツですwww。
こちら8馬力ですがちょっとした外側のデザインも全然違いますね。
で、判りやすくパーツリスト図から解説。
DT5とDT6でも実は品番が違います。
キャブレターについてはメインジェットの番手のみ違うはずなので、恐らくインレット部の口径なんぞが微妙に違うのかもしれませんね。
8馬力と大きく違うのは赤字の3点。
Aの口径の大きさ、Bのスタッドボルト部分の幅、Cの幅。
そして8馬力リードバルブ周りの図で先ほどの赤丸3点と青丸は根本的に違う部分。
黒い樹脂のサイレンサーカバーなるモノが付属していますが、全然サイレンサーの役割していませんけどwww。
※外しても外さなくても私には明確な違い判りません(笑)。
しかしこの2枚の図からは違い判らんよねぇ.....
て事で念のため全く排気量の違う501エンジンの図説を見ると......
こちらのほうがよりホンモノに近い図でした(笑)。
と言う訳で雅機のチョークノブは前期型に変更!
チョークロッドはその内にまた気が向いたら何らかの手を打ちますわ。
で、その他近況として.....
一番問題となっていた海外製リプロCDIユニット。
先々週の土日に色々しましたがどうやらダメっぽい.....
期待していただけに残念だわ~。
とりあえず返品は6月25日まで可能なので再度テストしてみてダメなら一旦返品!
その様子もまた時間あれば書きたいかと.....
そしてアキレスボートドーリーですが、3週間前に一度砂浜テスト実施。
これも全然ダメダメ(笑)。
こちらも状況また書きます。
少し勾配のある砂浜でテストしましたが、やはりタイヤ径ではなくタイヤ幅が肝ですな!
8インチの転がり係数は中々のモノでしたが、柔らかい砂では星飛雄馬のスポコンドラマ並みに厳しい修行ですわwww。
て事でこちらは2度の使用であっけなく処分となりました(笑)。
現在次なる獲物を物色中(決まっている)です。
あと今週は南淡路の遊漁船へ行くのと再来週は用事もありゴムボートお預け状態更に続く.....
まぁ苦手な夏がすぐそこですからクーラーの効いた部屋でルービー飲む方が幸せかもwww。
ではでは!