
先日、釣ってきましたアマゴ。
※厳密には漁業長さんからほとんど頂きました。(笑)
アマゴの塩焼きは、ほんのり甘味があり上品な身なのですが、独り暮らしおよび酒飲みの私には少々飽きてきますので、手作りスモーク(燻製)造りに挑戦です。
これをB級グルメ扱いするのはどうかと思いますが、私の自家製なのでB級扱いですwww。
これでも実は約20年前の若い頃に魚の燻製はよく作ってましたので、おおよそのやり方は覚えております。
※キハダマグロ、シイラ、メジロなどをカットして...
当時はステンレス製の電熱器付きスモーカーも持っておりましたが、処分しちゃいました。
燻製造りですが、まず準備するもの。
[熟成・風乾用]...前編
1.キッチンバサミ(100均)
2.塩
3.砂糖
4.水
5.蓋付き容器3L以上
6.事務用クリップ
7.爪楊枝
[燻製用]...後編
8.ウッドチップ(今回はサクラ)
9.蓋無し缶(直径12cm以上)
10.燻製器(段ボール2個、割り箸2膳、金網、布ガムテープ、カッターナイフなど)
前編として熟成から風乾までリポートです。
まず釣ってきたアマゴのエラと腹ワタを除去します。
アマゴの身は非常に柔らかいので、キッチンバサミで肛門よりエラの付け根1cm手前のところまで切ります。

100均のセリアで購入したハサミ。
100円ショップグッズは今回かなり役立ちます。
流水で洗いながら手でエラを丁寧にちぎり、腹ワタをソッと取り出しますが、強くこそげると身が痛みますのでご注意を。
脊椎下に血ダマリがありますので、楊枝で軽くこそげ落とし流水でさらに他の血やワタをきれいに落とします。

※歯ブラシを使っている方もいます。
体表のヌメリを軽く塩をあててボールで揉んで取り除きます。

これでヌメリや血などの臭み成分がほぼ取り除けます。
次に燻醸液(ソミュール液)造り。
今回私はシンプルに水、塩、砂糖のみ。(素材の味を活かすため)
凝ってくると、醤油や酒やみりんなどを隠し味に入れたり、ローリエなどハーブを入れたりもします。
また余裕があらば、ミネラル塩(粗塩や岩塩)、砂糖も出来ればザラメなどを使えばなお良いです。

分量も好みですが、今回は水1Lに対し塩250g砂糖150gとしました。

鍋に火をかけ、沸騰する手前で火を消して、冷まします。

今回3L容量の蓋付きプラ容器を準備してアマゴ8匹を漬け込みました。

時間は12~24時間が目安。
冷蔵庫で約20時間寝かしました。
次に塩抜きですが、私は2日半塩抜きしましたが、途中水が汚れますので交換が必要です。
塩抜きが終了したら取り出したアマゴを軽く流水で体表を洗い、ペーパータオルで水分を丁寧に取ります。
特に口腔内、エラ蓋の内側、腹の内側は乾きにくいのでしっかり水分を取る必要があります。

次に爪楊枝の両端をハサミで落とし、さらに半分に切ったものを腹の内側を広げてつっかえます。
※煙が腹腔内に当たるようにするためです。
綺麗に洗った事務用クリップ中を180°反転させて吊るしフックを作ります。
フックをアマゴの顎に引っ掛けます。
あとは一晩風乾させます。
洗濯用の道具を利用(笑)。
洗濯バサミの金具部分に引っ掛けます。

夜空に映えるアマゴの姿......
この時期は夜風も冷たく、乾燥させるには絶好の時期ですが、雨降りなどの時は乾燥時間に注意が必要です。
とりあえず前編はここまで、後半へ続く。
Posted at 2015/03/06 13:13:47 | |
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B級グルメ | 日記