満腹必至な焼きそばライス

そんなに安くていいのです?



























埼玉県に上陸したので、

メガわらじカツ丼
が食べたいの!!























絶対完食目指すべく、
昼食セーブしペコペコ状態

いつもは突発飛び込み多いけど
有名店は事前調査を徹底し、
この日は定休日で無い事チェックしながら
小鹿野町へGo!!
































って、
やってねぇ…









木曜休みと書いてあるのに、
前日夜に突撃したら閉まってる(；´Д｀)






























「ペコペコの限界」
それは祖父から代々受け継がれる伝統技で
腹が減って我慢の限界来た時は、
「躊躇せずに一番近い店へと入ってしまえ」
という諸刃の剣。






 





















その伝統技を忠実に守る私は

閉店していた店の近くで
営業看板発見し、






暗闇の中、他に客の車等無い
全く情報皆無な店の前へと駐車する。




























「最早、わらじカツならどこでもいい」
そんな思いで暖簾を潜り、
その引戸を開けるのです…































外観からの予想通り、誰も客は存在せずに






完全アウェイの状況の中、
急に不安に襲われド緊張。








速攻トイレを借りて
用足しながら、
夕飯時のこの状況に心配ス…
(；´Д｀)


























だけどこれまで多くの奇跡を生んだ
自分の運を信じてる。
手をいつも以上に丁寧に洗い身を清め、
トイレを出た時、私の勝負が始まるの!!














































とりあえず店のお婆ちゃんにドリンクオーダー
「HI-Cは名店の証」
その法則に超絶期待でハァハァしながら







一気にコップに注いで一口飲んで、
壁に貼られたメニューを見れば

わらじどころか
カツがない（笑）
メニューが豊富なのはいいけれど、
この地の名物料理がありゃしない(；´Д｀)




























目的失い完全敗北必至な私。
だけど入ったからにはそのまま帰る訳にもいかず、

500円の
「焼きそばライス」
ワンコインにその運命を賭け、
婆ちゃんに栃木弁全開でコールする!!


























店の爺ちゃんはそのハイセンスな言葉に
驚きながらずっとコチラを見つめてる…








気を紛らわせるべくタバコを吸おうと思ったけれど
実は店内禁煙、店の外へと移動すれば








婆ちゃんに店舗横のバックヤードへ連行されて





「寒い中ごめんね。
うんとサービスするからね」
J( 'ｰ`)し



















（どんなサービスが?!）
椅子を出されて、その場に佇み
((((；ﾟДﾟ))))ガクブルだけど、
一服したら不思議と気分も落ち着き
厨房から漂うソース臭に妙に期待をしてしまう。





























店へと戻り、続きのHI-C一気に飲み干し
願掛ける。






今はわらじカツ等どうでもよくなり、
さっきのソースの香りのワクワク感が
頭から離れないまま


































婆ちゃん!!
































500円じゃ…














安すぎだろ（笑）
































1人前は軽く超えそうな焼きそばと共に






具沢山の味噌汁に白米鎮座。






そこに如何にも婆ちゃんお手製
煮物とお漬物。





























太い蒸し麺はしっかり焼かれ、






麺を持ち上げれば
湯気と共に漂う香ばしい香りだけでも
おかずにできそうな勢いで








オン・ザ・ライスで
旨ぇ!!










そこにダメ押し、
普通サイズのコロッケは







どうやら基本はノーマルコロッケらしいが
婆ちゃんの言うサービスで、
勝手に手作りかぼちゃコロッケに変えてくれた
その優しさは無限大。





























素晴らしき
炭水化物トリオ!!
500円じゃ申し訳ない…
(；´Д｀)




























これだけで満腹必至な事はわかっていたけど、

私は感謝の意味で竜田揚げを追加
オーダーしてみれば、







バッチリ揚がったその竜田。







新たな箸休め的副菜は完食への道標であり、








これまた旨ぇ!!
カリカリの衣の中は柔らかお肉。
食感がいいアクセントとなり、
焼きそば⇔竜田のループで
飽きずに楽しく食べれちゃう。































「宇都宮から食べに来た!!」
当初の目的全く違っていたけど、

婆ちゃんはそれを聞いてとても嬉しそうに
私が興奮しながらムシャムシャ食べる姿を

見つめるの。

「ティッシュもっと使え」と、

もうそんなに出ないんだぜ(；´Д｀)
何故か2つも持ってくる（笑）
































トリプル炭水化物と揚げ物は驚異だけど
とにかく旨過ぎた♪



 























お礼を言う為、婆ちゃん見ると

いつの間にかその姿は消えており、









爺ちゃん私をガン無視
ずっとテレビに夢中なの…






























って、

「焼きそば持ち帰りできたよ」
J( 'ｰ`)し































頼んでねぇ!!
((((；ﾟДﾟ))))
































どうやら宿でお腹が空くだろうと
焼きそば並を作ったらしく、






勝手にテイクアウトが
降臨ス（笑）



































だけど満足しちゃった私は素直に
お会計をお願いすると、



J( 'ｰ`)し「1,000円」

































バァちゃん!!

((((；ﾟДﾟ))))
































「ジュースも焼きそばも端数もオマケ」
J( 'ｰ`)し

女神現る!!






























駐車場を出る時、わざわざ外に出てきて
見送ってくれたお婆ちゃんを見てたら
食堂をやっていた亡き母の姿と重なり
ちょっとウルウルしてしまう(´；ω；｀)


















その歴史は50年近く。
優しいお婆ちゃんが大きな鉄板で焼く
旨い焼きそばが魅力の

小鹿野町の「するがや」







関西では普通みたいだけど、
関東ではありそうでなかなか無い

ワンコインで満腹必至な
「焼きそばライス」
心からオススメです(*´ω｀*)