激安過ぎる寂れた宿へと突撃ス!! ～第2回～

君はこの枕の上で
ぐっすり熟睡できるのか・・



























一部マニアな人には好評の

前回の宿は【コチラ】に載っておりますが、

























またまた突発的に1日半フリーになった私は

ついに都会に旅立つべく、





栃木を飛び出し、
お隣埼玉県へと突撃するも






























目的地である寄居町の歓迎看板見ていると、
いつもの地元の雰囲気みたいでホッとする
ε-(´∀｀*)ﾎｯ




























という事で今回は…

当日午後でも余裕で予約できた
慌てて必死に見つけた宿は
前回同様3千円台!!















 
急に田舎者が強気になる瞬間
リラックスムードで車を走らせ、








生まれて初めて寄居の駅と対面ス。























少しだけ周囲を散策してみれば、
何だかとても懐かしく






これら全てが好みなの
(*´Д`)ﾊｧﾊｧ


























こんな街の宿ならば…
きっと優しい婆ちゃんニコニコしながら
古いながらも手が行き届いた味ある光景
超絶期待してしまう!!




























速攻宿へと到着、
他に車等無い駐車場へと車を停めて

はつらつ気分で宿入口へと歩き出す。































早く宿の様子が知りたくて…
ワクワクしながら引戸を開ければ




























((((；ﾟДﾟ))))



























フロントと呼ばれる景色はそこにはなく、
私物中心、無造作にいろいろ置かれた
玄関口で私はぼう然立ち尽くす(；´Д｀)




























オドオドしながらコールをすれば、
宿の主が現れて
宿帳ってナニ?




























彼は私を先導し、






その素晴らしい芸術達もそのままに





激急階段、
慣れた足取りテクテク登り

私の名前も聞かずに
上階へと突き進む（笑）





























それにしてもこの光景。






これまで泊まったどの宿よりも





極めて激渋
凄すぎる…



























やがて主は襖の前に立ち止まり、

「こちらです」
('A`)





























我、御開帳!!





























( ﾟдﾟ )




























誰かさっきまで寝てたんじゃ…
侘び寂び溢れるその部屋は






静粛保つ優しい暗さを維持する為に
最初から蛍光灯の1本が抜けており、










6畳間に秘められたその歴史は想像以上で


















 

流石3千円台・・

数千、数万人は泊まったであろうこの部屋も

割り切ってしまえば昭和レトロ満載感がたまらない中

今は外国人旅行者も多いだろうし





まさにそんな世界に目を向け
所々に現代文明織り交ぜる。


























更にこの値段でもお茶受けまでついてくるから





ポットのお湯でガンガンお茶も飲めちゃうの…




























 


そんなお部屋に一人きり。






唯一の救いは彼女の笑顔。

























私、

((((；ﾟДﾟ))))

宿の親父さんが言っていた。

「映画のロケで

使われたんだ!!」

('A`)

言われてみればこちらの建物、
かなりの歴史を感じて好みなの。







昭和初頭の映画でも撮ったのだろうと
トイレに来れば







( ﾟдﾟ )
































「大」が無い!!
どうやら階段下がって行かないと
BigBoyは放てない…
(；・∀・)





























何だか無性にお腹が空いた私は

早速外出、美味しいものでも食べようと















鍵がねえ!!
((((；ﾟДﾟ))))
内鍵はあるけど、外から閉められないから
スキャンティとか見られちゃう…































オレのパンツ等誰も見ない

車を走らせ夕飯目指して小鹿野町へと旅立ち、






激名店と出会ったの(*´ω｀*)
























宿に戻ると

待ちに待った
入浴タイム!!








ここは温泉場じゃない事わかっていたけど、

最近お風呂での熱き漢の出会いが楽しみ
そんな私はニヤニヤしながら
引戸を開けると





























(；・∀・)














誰もいない激渋脱衣場






めちゃ怖い（笑）




























いろいろ置かれた洗面台と




その横で当然の如く鎮座する洗濯機に
まるで実家の様な錯覚ス。










洗面台には主のものか、
それとも偉大な先人達が残していった
ものなのか





化粧水やらボディローション、歯磨き粉等
あらゆるサニタリーグッズが所狭しと転がっており、






歯ブラシ忘れても平気なの!!
(*´Д｀)


























「脱衣場にバスタオルがあります」
('A`)
宿の親父はそう言っていたけど
そんなモノ等見当たらず、





























これかよ（笑）
「工務店」やら「牛乳屋」の手ぬぐいが
無造作に積み上げられたタオル山。
どうやらこれを使うらしく、






























いざ突撃!!







2人程度でいっぱいになりそうなその浴室は

ケロリンなんてガン無視で、







数々の歴史的アイテムの中にも






最新鋭と近未来を感じるの。








完全に婆ちゃんち!!
めちゃくちゃ和むこの環境は
小さい頃の数々の思い出が蘇りながら






適温湯船で思わず
ついつい100まで数えちゃう。
(*´ω｀*)
































部屋に帰ると2月の夜は激寒だけど、

お部屋に使い放題なファンヒーターに
優しさを感じつつ、





























「他に何もやる事無い…」
(；´Д｀)




























まだ寝るにも早すぎたので
宿の主が言っていた映画をググってみると

即ヒット!!
早速youtubeで覗いてみたら、




























(　ﾟдﾟ)ん?












同じ光景キタ（笑）





























おそらくこの部屋での出来事、

というよりも
載せられる訳がない!!
((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ



























夜食に思わぬオカズが追加された私は

枕カバーがあるのかどうかもわからないまま、
知らない内に疲れ果てて寝てしまったの…
































翌朝、カーテンを開けると
目の前には素敵なレトロ風景待っていた。






そういえば、追加で朝食お願いしていた私の元へ
宿の婆ちゃんが呼びに来たから階段降りると









( ・∀・)イイ!!
理想的過ぎるハムと納豆とちらりと見える
鮎も旨いが



























卵焼きが異様に旨い!!
作り方教わって帰りたい程、
シンプルだけど歴史的重みを感じる
完成された味。






























「また泊まりたい」
素直にそう思ったこの宿を一言で言えば、
婆ちゃんち。

懐かしい空間で決して気取らず旅館というより
レトロな日本の民家体感できるその宿の歴史は
創業明治8年。










寄居町の「山崎屋旅館」
皆さんもレトロ体感オススメです(*´ω｀*)