お財布だけが心配だ…
という事で

この日は栃木県の大田原。

相方氏から
「割烹屋でランチをするぞ」と
言われたけれど

普段から下賤のものしか
食べない私はドキドキで

老舗と言われて来たものの

この暖簾と門の雰囲気だけで
絶対お高いオーラが漂うの。

綺麗に並ぶスリッパや

普段の食事の場では決して見る事の無い
装飾品の数々に驚きながら、

半個室みたいなところに通される。
(俺の財布は3千円しか入って無ぇ…)

早速茶を出されるも
とにかく緊張MAXで

慌ててトイレに駆け込んで
用を足す私の元に

一滴だって溢せない。
(まだ間に合うかもしれないの…)
席に戻って財布忘れた事にして
逃げようと思ったけれど

目の前では既にメニューを眺めつつ、
創業明治37年はヤバ過ぎる。
120年前から営んでいる老舗なら、
お値段は覚悟必至と恐る恐る覗いてみれ…
食堂か?
(((;゚д゚)))

安価な日替わりみたいなものすらあるし、

これじゃ普段の大衆的な店と値段的にも変わらな…
私の前に
漢の夢が現れる!

割烹やとは何なのか?

完全に場違い過ぎるデカ盛りに驚愕しつつ、
全力で食べたいけれど
「食べ過ぎだ!」と怒られるから

私は興味無いふりをして
カツカレーの目玉付をコールする。

静かに時は流れゆく。

私の頭の中ではずっと400グラムが
リフレインばかりするけれど
目の前に現れたのは…
普通のメニューも
爆盛だったww

パっと見わかりにくいけど

持っただけでもズッシリ重く、

バリバリの衣のカツと同時に

どうやらこのご時世に
白米の量がハンパない様で

決して大盛を頼んだわけじゃないけれど
とりあえずまずは一口食してみれば
このカレーは
旨過ぎた…
スパイスがかなり効いており、
完全に好みの味で単体カレーライスでも
十分だと思ったけれど

ビビりながらカツと目玉を持ち上げて

これ米だけでも400グラム以上
あるんじゃないか?
(((;゚д゚)))

無我夢中で食べる私は

もうヤバい。

一方相方氏がコールしたわずか750円の
日替わりセットを見た瞬間…

かき揚げ丼はわかるけど

この100円ショップにありそうな
チープなラーメン丼のデザインが

創業120年の長い歴史と緊張感を
ぶっ壊す笑

大満足で去ろうとすると
私の汚い作業靴にさりげなく靴ベラ差し込んである粋な店。

その名も「割烹荒㐂家」

次はこっそり超デカ盛り
チャレンジしようと思います('∀'*)
Posted at 2025/06/02 19:00:05 | |
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