硬くて噛み切れないんじゃないか?
という事で

青森県三戸町の
ローカル過ぎるパンを堪能した後、

煎餅のサンドがあると聞いた私は

八戸市へと突っ走る!

どうやらそれは名産の南部せんべいを使って作る様で
そもそもそれでは硬くてバキバキなんじゃないかと、

やがて目的地に到着すると

先程のパン屋と同じくこちらも民家の様で
しかもここには看板なんてありゃしない笑

だけど「営業中」と掲げてあるし

入口の引戸も開いているから、
普通に店内侵入すると…

せんべいがところ狭しと置いてあり、

どうやらここで粉を使って

ちゃんと生地までコネコネしている様で

おばちゃんがレンガの釜に向かって
一心不乱に焼き続けてる。

せんべいサンドの詳細聞くと
これの事らしく、

折角やってきたから
「スペシャルで!」とコールをすれば

冷蔵庫からハムやチーズを取り出して

その場で焼いた煎餅に
あれよあれよとのせはじめ、

慣れた手つきで折り込めば
って…

ある意味めちゃくちゃ驚いたけど
煎餅がバリバリだったらこの折り曲げは
できないはずだし、

その場で速攻齧ってみたら
馬鹿みたいに旨過ぎるww
つまり煎餅生地がモチモチしており
それでいて厚みもしっかりあって

イメージ的には某コンビニのアレの生地が
ぶ厚くなってそこにハムやチーズどころか
海苔と紫蘇の風味が合わさる事でこんなに
旨くなるなんて…

これはいろいろ買わなきゃダメよねと

おばちゃんの何弁だか知らないけれど
会話を楽しみながら買い物を楽しんでると

なんとなく
あの人に似ている気がした私は

ここで友好の印でもある栃木のお菓子を渡したら

先程のもちもちしている煎餅を
わざわざ焼いてくれたので

おかげで土産は煎餅だらけ!
と…

そういえばおばちゃんがせんべい汁の話をしてくれたので
即席せんべい汁を仕入れて宿で食べてみようと思い、

キットはこんな感じで具材とスープと
リアルに南部せんべい入ってるから

あとはマニュアル通りに作成し

お湯を入れて4分待てば、
なんか普通に旨そうだ!

具材と共に食べても美味しいし、

トロトロになった南部せんべいも

バリバリとは違った風味で旨いんだ。
で…

実はさっきの店で関東じゃまず見ない
南部せんべいのみみを仕入れてまして

近くの道の駅では結構いい値がするけれど、

おばちゃんの店では
たっぷり入っているのに安過ぎる!

あとはもう、

容器の中へと放り込み
あのモチモチ感とか得られたら最高だよねと
汁が既に
冷めていた…笑
つまり私の頭の中ではまるですいとんみたいな
イメージを描いてたけど、みみのハードな食感と
やや染み具合がこれはこれで旨いです!
そんなわけで
おそらく何の情報も無ければ絶対辿り着けない

八戸市の「元沢煎餅店」

皆さんもおばちゃんが1枚1枚焼いている
南部せんべいと一緒に

「もちせんべいサンド」
是非一度食べてみてくださいね('∀'*)
~つづく~
Posted at 2025/08/20 18:30:21 | |
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2025北東北食べ歩きシリーズ | 日記