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2024年07月07日

ABARTH(シリーズ5)限定車を振り返る①

ABARTH(シリーズ5)限定車を振り返る①








先日、内燃機関を有するアバルト595&695の「最後の限定車」として正式にアナウンスがあり、ABARTH 695 75° ANNIVERSARIOがデビューしたという事でシリーズ5からのすべての限定車、そしてあまり種類もないのでその間のアバルトの変更点なども簡単に加えて振り返っていこう。

※シリーズ4の限定車はコチラ↓
【ブログ】
まずは導入ですが、シリーズ4最後の限定車、ABARTH 595 Momento(アバルト595モメント)が2021年3月にデビュー。
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それから半年後の同年9月に公式ホームページ画像が刷新され
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スポーツモードがスコーピオンモードに変更、アルミホイールが新デザインに変更、オーディオ起動時の演出が変更され、アバルトはシリーズ5へ突入となりました。

同年10月に約20万円の値上げが発表。
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同年11月に年内2回目のMAKE YOUR SCORPIONが開始されましたが
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コロナ不況とステランティスのグループ再編等があってか、ボディカラーは大幅減、ここで右ハンドルの5速マニュアルの設定が無くなりました。
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年が明けて2022年。

同年3月に欧州では一足先に595が695に昇華し、新グレード体制となりました。
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同年4月に国内アバルトは約28万円の値上げがされました。
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同年5月、ここでようやく新しい限定車の登場!

2022年5月

シリーズ5限定車 第1弾

ABARTH 695 esseesse
(アバルト 695 エッセエッセ)
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ボディカラーは欧州同様のブラックメタリックとソリッドグレーの2色

トランスミッションは5速MTのみだが、それぞれに右ハンドル、左ハンドルの設定があり、各100台の全国限定400台。
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メーカー希望小売価格は4,700,000円(税込)
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当時はまだ目新しかった12段調整式のリアスポイラーを装備し
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今まで695ビポストのみに装備が許されてきたアルミボンネットを695エッセエッセで採用。

アルミボンネットに関してはその後の上級限定車でコスリ倒されることなく、695ビポストと695エッセエッセで終了となった。
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その他多くの専用装備があったが、時期的なもので今や標準装備となっているBeatsオーディオシステムは未装着。

そして強烈に走りを意識したモデルながらシリーズ4限定車である595エッセエッセ同様に、695エッセエッセもメカニカルLSDは未装着。
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最後にちょっとしたコスト調整の為か、695系では標準装備であるアルミフューエルキャップが削除となった。
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695エッセエッセ後の1年間は限定車が出ることなく過ぎていくが、その間には同年5月にF595がデビューし、同年8月には全モデル約35万円の値上げがありました。
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年が明けて2023年。
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同年3月に国内アバルトが595から695に昇華しました。
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いくつかの仕様変更と同時に15万円ほど値上げとなりました。

同年6月 第2弾の限定車が登場!

2023年6月

シリーズ5限定車 第2弾

ABARTH 695 TRIBUTO 131 RALLY
(アバルト695トリビュート131ラリー)
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ボディカラーはブラックメタリック/ブルーメタリックのビコローレのみ。

※欧州ではこのビコローレに加えて、ブルーメタリックとグレーメタリックの3色展開。

トランスミッションは5速MTのみだが右ハンドル、左ハンドルの設定があり、各100台の全国限定200台。
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メーカー希望小売価格は5,170,000円(税込)
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お馴染みの12段調整式リアスポイラーを筆頭に
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片側約5mmのワイドボディキットを装備。
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昇華したばかりの695はまだ横型のレコードモンツァだったが、ひと足早く縦型レコードモンツァを装備し、専用の型押しが入ったアルカンターラ仕上げのインストルメントパネル、専用シート、専用サイドストライプを装備。
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695エッセエッセ同様にこちらも上級装備がテンコ盛りなのでコスト調整の為か、アルミフューエルキャップが削除されたが
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この限定車からBeatsのオーディオシステムが標準装備となりました。
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しかし、今回も走りを意識したモデルながら、メカニカルLSDの装備は無しとなりました。
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そして同年6月、続けざまに限定車が登場!

2023年6月

シリーズ5限定車 第3弾

ABARTH 695 Pelle
(アバルト695ペッレ)
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ボディカラーはソリッドホワイトとグレーメタリックの2色。

右ハンドル+MTAのみの組み合わせのみ。

ソリッドホワイト40台、グレーメタリック60台の全国限定100台。
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メーカー希望小売価格5,200,000円。

「ペッレ」とは「革」を意味するが、同年3月に695へと昇華したコンペティツィオーネはカーボンバックシェルを再び手に入れた代わりにシートに使われていたフラウ製のレザーとアルカンターラ生地を全て失い、ブラックのテクノレザーとファブリック生地になってしまった。
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それを再び595コンペティツィオーネ(シリーズ5)の「カーボンバックシェルではないが、フラウ製のブラウンレザーとアルカンターラ生地のシートに戻した」という国内オリジナルの限定車、「ABARTH 695 Pelle」。
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それだけでは押しが弱いという事か、「革」にちなんでイタリアのラグジュアリーブランド「BONAVENTURA(ボナベンチュラ)」製のABARTH刻印付きトートバッグが全車に特別装備となっています。
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※色は早い者勝ち。

このモデルに関しては前後シートのみの変更で、「ABARTH 695 Pelle」を識別するエンブレムや刻印等も無い為に他に特筆すべきことは無いが、今現在もラインナップに残っていることからもわかるように需要を見誤った不人気モデルであり、限定車ながら試乗車落ちしている個体もあります。
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古いフェラーリの中古車では工具などが入った俗にいう「フェラーリバッグ」が付属品として欠品しているなんてことが良くありますが、このABARTH 695 Pelleも中古車で買う際はトートバッグの欠品に気を付けましょう。

カーボンバックシェル以外にも、この当時は標準装備だったフロントカーボンインサートもいち早く削除されていますし、ぱっと見で「ABARTH 695 Pelle」と識別するものは無いので、トートバッグ欠品個体でも新車価格から算出された無駄に高い中古価格で買ってしまう可能性があります。

※このモデルもアルミフューエルキャップが削除されているかは不明。
プレスリリースでは削除されているが、現在も公開されている公式ホームページでは装備となっています※

ABARTH(シリーズ5)限定車を振り返る②へ続く。
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2024/07/07 16:27:35

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