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2022年08月14日 イイね!

事前に理解しておきたいアバルトのシステム【TPMS】

事前に理解しておきたいアバルトのシステム【TPMS】








今回はこれからアバルトオーナーになる人に向けて、アバルトに標準装備の【TPMS】について解説していこう。
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まずTPMSとはTire Pressure Monitoring Systemの略で、要はタイヤの空気圧を監視するシステムだ。

2022年8月現在、日本車においてのTPMS標準装備はごく一部の高級車のみで、まだまだ一般的な装備では無いが、私はアバルトを買う事を検討しているときにスペック表を見ていたらTPMSが付いているのを発見してちょっと驚いたのを今でも覚えている。(2017年当時)

TPMSは主に3種類あり

①圧力センサーがホイール内部にあり、その数値を無線により表示する物。

②圧力センサーがエアバルブキャップ先端に付いていて、その数値を無線により表示する物。

③圧力センサーは用いず、4輪に付いているABSセンサーから各タイヤの回転数をECUが読み取って間接感知する物

に分かれ、アバルトのTPMSは③に該当する。
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アバルトのTPMSはABSセンサーからの間接感知型という事で、個別の空気圧は実際に監視しておらず、主に直線時における各タイヤの転がり抵抗(回転差)から空気圧異常を感知する事になります。

これのメリットとして無線装置の電池交換などメンテナンスの必要が無く、システムとしても非常に安価で故障のリスクも極めて低いという事、ホイールやタイヤに重量物である圧力センサーを付けない為に、ホイールバランスに狂いが生じにくい事がありますが、デメリットとして実際の空気圧が分からない、実際にパンクしてもある程度の速度で直線距離を走らないと異常を感知しない、ABSセンサーのちょっとした過剰反応によって誤作動を起こす可能性があります。

また異常が起きた際、間接感知型とは言えABSセンサーは4輪に設置されているので本来であればどこのタイヤに異常があるのかわかるはずですが、アバルトの場合はシステムが簡略化されているのか異常個所は分からず4輪全てが異常と表示されます。
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アバルトのTPMSは空気圧が適切に管理されていることを前提にして、それをベースにABSセンサーが4輪の転がり抵抗(回転差)を監視しているシステムであることはしっかりと理解しておきましょう。
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※安全にかかわるシステムの為、納車の際は説明書を熟読するように。
Posted at 2022/08/14 15:26:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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