現在手持ちの、 SEL55210と言う、E 55-210mm F4.5-6.3 と言う純正レンズ。
このレンズで、35mm換算で630mmの望遠にした場合、どこまで満足できる画像品質なのか?
そして630mm換算で高速で移動する電車や飛行機を、三脚無しで、手ブレも無く高速連射で撮影できるのだろうか?
AFもその領域まで追従できるのだろうか?
できるのであれば、あえてお高い300mm以上の望遠レンズを新たに購入しなくて済む。
そんな実験から、今日は、休みだったので、走る新幹線を撮影すべく新幹線駅へ撮影に行ってきました。
最大210mmズームの望遠レンズを、35mm換算で、630mmの望遠レンズに化けさせるギミックはこうです。
もともとイメージセンサーが、APSーCなので、
210mm×1,5倍で 35mm換算だと 315mmになりますので、ここまでは光学ズームです。
で
315mmを カメラ側の設定で、
全画素超解像ズームに設定しました。
※理論的には、解像感を保つ「全画素超解像ズーム」に加えて、画像劣化の少ない「スマートズーム」と「デジタルズーム」も併用できます。「スマートズーム」は画像サイズM設定時で1.4倍、S設定時で2倍まで、「デジタルズーム」は約2倍までズームできるので、これらを組み合わせれば最大約8倍のズームが可能。
???
しかし315mmの望遠レンズを、流石に2500mmの望遠レンズに無理やり化けさせても、月の画像撮るぐらいで?、そんなに普段使わないので、いらないし、いくら画像劣化が少ないとメーカーが言っても8倍にもしたら絶対に画像劣化ってありますよね?(笑)
RAW画質設定の場合は、「全画素超解像ズーム」は使えません。
しかし撮影の度に倍率設定画面を呼び出すのも面倒なので、事前に、C1ボタンをズームボタンに設定。
ここがいわゆるシームレスで、シャッターボタンの外側のレバーで調整できる良くあるあの造作であれば使いやすいのですが。
画像の質の比較画像です。
①光学ズームのみの315mm換算での画像をあえて②と同じ領域にトリミングしています。
で、全画素超解像ズームで、630mm換算の望遠レンズにして撮影した画像。
静止物ですが、現寸では差がわかりにくい。
更に1点を拡大するとわかりますが。
それより色が多少薄まった感はありますね。
さて、ならばいよいよ、本番モード。
時速約200kmぐらい?で進入してくる新幹線を遠い距離から、全画素超解像ズームで、630mm換算の望遠レンズ設定にして、3脚は使わずに、高速連射。
※流石に1秒間に10回近い連射をした後は、カメラも一休みしますので、この領域での連続撮影では、
転送速度の一番早タイプの記録媒体が必要みたいです。
SDXCタイプで、UHS1枚必要かな?
ただ流石にこの望遠領域では、脇を占めてカメラを正しく持っていても、小刻みに画面が揺れますね。
この揺れを最小限に防止するのが、手ブレ防止機能に頼らず、必要と痛感しました。
ただ今回チャレンジして失敗したのが、目の前を高速で通過する新幹線の流し撮り。
昔は、このぐらいなら楽勝でしたが、カメラを水平に高速移動するのには、新幹線はあまりに早かった。
目の前を走る普通新幹線クラスの速度の流し撮りなら 1/125ぐらいのシャッタースピードでプロでも撮影するんですが、今回、意地で、1/60でやってみたらこれがなんとも。
次回も、負けずに1/60、上半身に頼らず、秘儀かかとターンの技で流し撮りにリベンジしたいと思います。
足首を挫かないように気をつけますが。(笑)
これなら動く被写体でも、あえてお高い高級望遠レンズを買わなくても、十分、今のレンズで撮影できそうな見込みが自分なりに実感できたので良かったです。
ついでに止まってる新幹線ですが、おきまりのアングルで2枚ほど

この2枚は55mm
ただ今回炎天下の鉄道撮影で痛感した事が一つ。
やはり炎天下では液晶モニターはほとんど使い物にならないです。
液晶ファインダーがあると実に便利ですね。
自分のお腹の上にカメラを付けて感で角度を取る撮影方法では無くて、ファインダー越しに被写体を目で追って撮影できる。
非常に炎天下での撮影も楽でした。
この後数回練習したら、そろそろ百里デビューかな?(笑)
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Posted at
2016/05/07 20:25:47