道州制って聞いたことがあると思います。
※道州制(どうしゅうせい)とは、文字どおりには、行政区画として道と州を置く地方行政制度である。府県制、市制、町村制などにならった用語である。
日本では、北海道以外の地域に数個の州を設置し、それらの道州に現在の都道府県より高い地方自治権を与える構想がある。州の呼称については都・道・府とするなどの案もあるが、ほとんどの案で北海道はそのまま道として存続するため、「州制」ではなく道州制と呼ばれる。ここで言う道もしくは州は、都道府県よりも広域な行政区分として新たに設けるものである。
堅苦しく考える必要は無いのですが、そうならなくてはならない理由は主に、将来の財政事情です。
以下、Wikipediaさんから引用
↓
財政問題
現在、国も地方も莫大な債務を負っているため、県の財政規模では信用力が低下し、利率が上昇して更なる負担を国民は負わなくてはならなくなる。また、
場合によっては「県の倒産」となり、公共サービスの低下や税率の上昇が起きる。そうなると、キャピタルフライトが発生し、一方で低所得者層の底割れが起きて生活保護世帯が増え、しかも税率上昇という悪循環に陥り、住民の流出と国土の荒廃が起きる。長期的には日本経済に重大な悪影響を及ぼす可能性がある。この事態を防ぐために、都道府県の合併によって財政規模を拡大して信用力を上げるという方法が考えられる。つまり、都道府県合併の方法の一つとして、道州制が持ち上がっている。
まぁしかしこれがなかなか進まないのは、一つは利権がからむからです。
そして最大の問題はどことどこをくっつけるかと言う事。
地域によってはお隣の県は嫌いだとか?
修学旅行の部屋割りでは無いので、好き嫌いはこの際我慢して欲しい。(笑)
で、次の地図をご覧ください。
実に分かりやすい色分けになっています。
沖縄を九州と同じ色にすると、概ね日本は8つの道州制になります。
面倒だからこれで行こう! とも思いますが、この区分けにはいくつか問題があります。
東京圏 大阪圏 九州圏が、経済や人口で巨大な行政区画になり、他の5個の道州と格差が生じるのです。
以下が、明治時代に案があった事例です。
①北海道(旧3県合併)
②仙台州:青森県、岩手県、宮城県、福島県、秋田県、山形県
③東京州:茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京府、神奈川県、山梨県、長野県、新潟県
④名古屋州:静岡県、愛知県、岐阜県、三重県、富山県、石川県、福井県
⑤大阪州:滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、徳島県、香川県、高知県
⑥広島州:鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、愛媛県
⑦福岡州:福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、宮崎県、熊本県、鹿児島県、沖縄県
これですと7ブロックになりますね。
しかし面積では北海道は良いもののやはり⑦ブロックの中で北海道が一番弱くなります。
なので少し改良してみました。
① 北海道州:
北海道、青森県、岩手県
② 東北州:
宮城県、福島県、秋田県、山形県、栃木県
③ 関東州:
埼玉県、千葉県、茨城県
④ 湘南州:
神奈川県、山梨県、長野県、新潟県、群馬県、
⑤ 東京州:、
東京都
⑥ 東海州:
愛知県、静岡県、石川県、岐阜県、福井県、富山県
⑦ 京都州:
京都府、滋賀県、三重県、奈良県、
⑧ 大阪州:
大阪、和歌山県、徳島県、香川県、高知県、愛媛県、
⑨ 広島州:
広島県、島根県、岡山県、山口県、兵庫県、
⑩ 九州:
福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、宮崎県、熊本県、鹿児島県、沖縄県
だいたいこんな感じでしょうか?
州名は仮名ですが。
どっか抜けてたらすいませんが。(笑)
これを色分けして面積、人口、経済基盤で更に精査する必要はあるかと思います。
この案だと日本は10個の州制になります。
連邦制と言っても良いと思います。
ですので、国会議員の定数は必然的に、現在の1/4で良いと思います。
県議会的なものもなくなりますので、県会議員の定数も概ね現在の1/4
ただ地方公務員はエリアも増え、地元サービスもあるから現状数維持で、民間委託等も含めて業務を精査し、将来的には、段階的に現状の3/4に減らし、そのかわりに定年延長制度を設けるべきだと思います。
あぁ、一応 仲が悪そうな県どうしは離してあります。(笑)
夏の甲子園はどうなる?とかいろんな問題は後から考えましょう。
Posted at 2017/11/30 01:34:49 | |
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