9月に入る前から夏風邪に罹患しているおっちゃんですが、値上げ前のたばこは吸ってます。
紙巻きと、Ploomの電子タバコを併用(=゚ω゚)ノ
最近、5エリアうどん県の局長さんと430MHz FMにてちょいちょいラグチューしてますが、
その話題の中で、昔にOMさんより貰った無線機が眠ってるとお聞きしまして、昭和のRIG.
どんなんじゃろ?と言う興味で色々とネットの中を泳いでみました(´0ノ`*)
ケースを開けて頂くと中身は相当な美品らしい。
そう言えば、従事者免許取得する頃においらは、これの兄弟機TR-1300が欲しかった
ような記憶がwww
こちらTR-1300は、50MHz帯 SSB トランシーバーだった。144MHzのFM機でTR-2200
が本当の兄弟機で、SSBとFMだけにハトコくらいの関係かな?
メーカーは、TORIO 現在は、JVC KENWOOD
機種名:TR-3200 430MHz FM トランシーバー 水晶式 最大12ch実装可能
発売年月 1975年9月 当時の小売価格 46800円Σ(・ω・;||| この時代には大変高価!!
内蔵出来る電源は、1.2Vニッカド充電池 単3型 10本 専用ホルダーで6本と4本パック
を使用する仕組み。1.5Vマンガン電池使用の場合は、ダミー電池(電圧降下用)を1本使用
作動電圧範囲 DC9.6~15.5V 外部電源 DC13V
H I送信で消費電流 750mA LOW送信で550mA 受信待機で50mA いずれも13V時。
占有周波数帯幅は、30KHzと言う、ワイドFMモード以上です( ´艸`)
偶数チャネルにオンエアしても、上下の奇数チャネルは確実に潰れますwww
本体へねじ込み式ヘリカルロッドアンテナを接続出来て、アクティブポータブル機らしい。
別売りで肩から提げるキャリングベルト、ソフトビニルケースなどが存在した。
RFファイナルトランジスタは、形状からクリオネと、おいらが呼んでいる2SC1724
出力はH I 2W LOW 0.4W 大変高出力なQRP無線機であります(´・ω・‘)ゝ
使われているトランジスタは、31本 ICは、4個 ダイオードは、18本
壊れてるとすれば、2SC460B(日立)のトランジスタhfe低下だろう。。。(´_`。)
この時代の無線機に使われた時限爆弾でQ2~Q4の3本が仕込んである。
送信可能な周波数は、431.0~433.5MHz 受信可能な周波数は431.0~439.5MHz
上記の中で水晶振動子を選択する。販売時は送信3ch、受信3chで残りの9chは別売り
だったのだが、販売店によっては12chおまけでフル実装してくれてたらしい(´∀`*)
また、後継機のTR-8300などの多ch機から移植したと言う涙ぐましい努力をしたらしい。
送受信共に水晶ソケットに直列にトリマーコンデンサが各chに付いていて、これで若干では
あるけど当時はずれていて当たり前の相手局周波数に合わせると言う技術が必要だった。
受信クリスタルは35MHzを3逓倍して、更に4逓倍する。1st IF 10.7MHz 2nd IF 455KHz
ダブルスーパーヘテロダイン方式 1μVインプットして 20dB以上 S/N 受信感度
送信クリスタルは24MHzを3逓倍して、更に2逓倍しブースト時に更に3逓倍と言う技術。
スプリアス抑制は-60dB以下
マイクロホンは4Pキャノンコネクタ 500Ωインピーダンスのタイプ MC-20などが使える。
ケースの大きさは、135w × 58h × 191d
海外で発売されたものにはトーン信号ユニットが搭載されてレピーターを開くための
トーンバースト1750Hzをランプボタンのスイッチを押すことによって発信できた。
日本国内では、当時レピーターは存在していない(´0ノ`*)
この昭和時代の無線機全盛当時と現在では、アマチュア無線運用バンドプランが異なる
こともあって、希望する周波数の水晶振動子が入手困難かと思われる。
古い無線機であっても、その当時では最先端の技術力で造られていたので、現在でも
十分にメンテすれば使える物だと思います。バックアップ電池とか入って無いから、余計に
液漏れや、データ損失なんて起きないところが素晴らしい(≧∇≦)ノ彡
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Posted at
2019/09/04 16:28:37