朝から雨がしとしとと降り続いた『晴れの国』きびだんご県ですので、四肢の末梢神経の疼痛が
酷くてアマチュア無線ワッチしながら、やたらとコンディションが上がって行くのをニヤニヤ・・・
しながら寝てました(≧∇≦)ノ彡
電子工作が好きな方は、夕飯にかまぼこを使った後の木製板をおかあちゃんに保存してもらい
良く乾燥させた後に、金物屋で買った銅または真鍮の釘を打ちつけて、そこに電子部品を
次々とハンダ付けして回路を組立てた記憶は御座いませんか?そんなことしなくても学研の
電子ブロックで遊びましたと答える方は(。・ω・)σ)´Д`) ウリウリ
日本では広範囲で普及しているかまぼこ板のバラック組立はプリント基板が高価な時代の
救世主でありました。仮配線の場合は、釘にリードをラッピングするだけで何度でもつなぎ直し
が出来ましたので、お小遣いが少なかったおっちゃんには何度も繰り返す電子回路の実験に
とても有効でした。良く使う簡易平滑整流器や各種実験電圧取り出し回路などは、板を1枚
専用として使い回すのですが、これが後の世に出回るアウトブレーク回路ユニットであります。
ハイブリット集積回路の様なモノ(集積して無くて面積必要ですが・・・)毎回組立てること無く
応用ができます。そんなかまぼこボードですが、今回のブログタイトルは、『パン屋さん』。
これは何故かと言いますと、かまぼこの無いアメリカではパン生地をこねるのに木製の板を
雑貨屋さんで売っていて、これが代わりのベースとなり、『ブレッドボード』と言われるように
なりました。このように実験回路を組立てる板状のモノは全て広義には万能穴あき基板など
含めてブレッドボードと呼びます。本日おっちゃんが入手したブレッドボードは、皆さん知ってる
白っぽいベースに穴が2.54mmピッチで行列している端子ボードであり、もちろん紅い国の
メーカーでEVER-MUSE ELECTRONICさんのMB-102と言う、ちょっと横長の標準幅で連結
機能はあるものです('-^*)/
次いでと言って、3.3Vまたは5VがボードにACアダプタからもUSBからも供給できる電源ユニット
もYurbotの安物を購入しました。ACアダプタは250円で買った9V、1Aの標準プラグのモノを
使用するようにします。ボードの両端2列が電源のつながったラインで、残りは5穴ごとに
導通がある様に配置されていますので、部品の取り付け方向や穴位置を間違えると回路に
影響します。また、ブレッドボードは汎用品の場合は、リード端子の接触抵抗がありますから
500mA以上の電流を流すと最悪は発熱で黒焦げになります*~● ))))o(・.・;)ポイッ
更に静電容量が働くので、高周波の実験回路には不向きです。約10MHz未満が最適でしょう。
特別にそのような条件でも使える特殊なブレッドボードもありますが、値段が高価過ぎて
おっちゃんには買えませんヽ(;´ω`)ノ
ベークエポキシ基板に陸軍端子がずらっと並んでるのをバナナプラグコードでつないで論理
回路を高校時代に学習したおっちゃんですが、当時にこんなコンパクトな物があれば随分と
お勉強も捗ったでしょうね。電子部品によっては直接ボードに刺さらないモノも有りますから、
実験に良く使う部品は錫メッキ線などで差し込みリードをハンダ付けしておくと便利です。
もちろん2.54mmピッチ規格のL S I やI Cは問題無く、心配ならソケット利用して下さい。
Arudinoやラズパイなどのミニマイコンボードは直接でも良いし、専用ジャンパーケーブルで
簡単に結線できます。ハンダ付けしていないことで何度でも組み直しができ、部品交換が
簡単ですから、試作検討にはとても有効です。その他に欠点と言えば、差し込むだけなので
接点の保持力が使っている内に弱くなり接触不良を起こしてしまうことですが、試作実験に
特化しているものですので、高価では無いから買い替えてくださいませm(u_u)m
以前から使用しているブレッドボードが接点不良の穴が増えたので新調したのです。
このブレッドボードを並べて連結した上に自作PC組上げる方も居るようですが、そのような
用途の場合にはきちんとしたユニバーサルボードで仕上げた方が安定して動きます。
アマチュア無線をやってるとちょっとした電子工作をやりたくなりますが、いきなり作る前に
作動するか?機能は正常なのか?など検討する上での『パン屋』さんの板は、大変役に
立つと思います。電鍵を作られる方は、面倒でもかまぼこ食べて、杉板を残して置いてね。
ジャンク箱の部品だけでも結構面白いモノが作れて楽しいです。これからの雨降りで外出
出来ない時は、おっちゃんのようにゴロゴロと寝転がってブレッドボードで格闘しては
如何でしょうか?今回のブレッドボード\200、電源ユニット\175、ACアダプター\250で
送料込みです。