台風一過で少しは秋らしく成るかと思ったのに蒸し暑かったきびだんご県めばる市です(=゚ω゚)ノ
難病罹患中でありますが、現在、胆のう&胆道炎症により腹痛でウエウエ(´‐ω‐)=зのおっちゃん、
日中は何もするコトが無いので、色々な方のMini乗り記事などblogやHP訪問して遊んでいました。
そこで、気になった症状のROVER MINI SPI(シングルインジェクション)1.3の症状と処置に、爆笑。
皆さん、D-ジェトロシングルインジェクションのMEMS(エンジンマネージメントシステム)が理解して
いないようで、まぁ、整備士でも無ければメーカーディーラー関係者でも無いでしょうし、そこまで詳し
くなくても良いのですが、MiniのECUには、モトローラ社のCPUが搭載されていて、独自のプロトコル
でプログラミングされたソフトウェアにてコントロールされています。インジェクション本体はボッシュ社
の噴射ノズル(圧力は国産車などより低い)を使っています。エアークリーナーを通過した空気量は
アクセルを開くと当然ながら増えて、燃料GASも多く噴射されます。アクセル閉じると当然、空気量
は減少して、燃料GASも減らされます。この時の現在の空気導入口を開閉しているダンパー弁が、
どの位置に動いているか?をECUへ教えてあげるセンサ部品がスロットルポジションセンサの仕事
であり、原理はスロットル弁より突出した軸に可変抵抗器の軸が接続されて連動して抵抗値が変化
することにより、そこへ流れる制御電圧の違いで、HレベルかLレベルなのか信号として利用します。
このスロットルポジションセンサは、長年の使用により接点の摩耗、外部の水分進入による腐食、
コネクタ接触不良、配線ハーネス断線にて、そろそろ寿命を迎えている頃のセンサの一つです。
97'~以降の1.3iですと、JZX2962(部品番号:MMJ10003)が使われていて、スロットル閉の時、
約0.5Vの電圧。スロットル開の時、約3.0Vの電圧を出していれば正常です(´0ノ`*)
0Vや5V、それ以上の電圧などの場合は、完全に故障です。また、アクセルの開閉に合わせて
電圧が変化しないのも故障です。このセンサは、国内のミニショップで交換を頼むと恐らく、5万円
以上の部品代と作業工賃を請求されます。U.K.にて同じパーツ注文すれば送料別で6800円くらい
中華製のパクリセンサなら、送料別で2000円くらいで購入できます。
*画像の4の部品です
ROVER MINI SPI 1.3iに乗っていらっしゃる方で、加速不良、ACコンプレッサー作動不良、
エンジン回転数が上昇したまま戻らない、アクセルを踏んでも回転数が上がらない、ハンチング
するなどの症状が現れます。(同時だったり、単独だったり個体差や壊れ方に因ります)
ちょっと、調子が悪いのだけど(´_`。)と、言う場合は、おっちゃんお勧めのECU診断ケーブルにて
スロットルポジション電圧をモニタしてあげて下さい(=゚ω゚)ノ
バキュームホース系修理したのに今一つと言う時は、このように他のセンサが原因のことが普通
ですので、ECU本体が壊れることは国産車より珍しい現象です。
それと、ECUに使われているのは、RAMでは無くて、フラッシュROMチップなので、電源を供給せず
とも記憶内容を保持する不揮発メモリです。因って、バッテリーを外したからとセンサや
アクチュエータがリセットされることは有りません。リセットの為には、ROVERテストブックまたは、
それに代わるECUテスター、MEMS ECU通信ケーブルが必要です。
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Posted at 2016/09/09 20:16:54 | |
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