2017年 謹んで新春のお慶びを申し上げますm(u_u)m
晴れの国、きびだんご県ネイティブめばる市にて、無事に平和な新年を迎えることができました。
おっちゃんは、昨年に引き続き『慢性炎症性脱髄性多発神経炎=CIDP』と言う難病のために、自宅
警備員を任命されて、4回目のお正月です(=゚ω゚)ノ
TVは、録画のお正月特番ばかりで面白くないし、NEWSを見てもこれと言った明るいニュースは特に
無く、ラジヲを聴き流しながら、無線のQSOパーティー参加局の交信を他人事のようにワッチしたり、
長女が孫娘と共に帰省しているので、適当にカマッテあげております(≧∇≦)ノ彡
以前より計画していた、アマチュア無線再開局に関して、自作無線機でのオン・エアーを是非に
今年は実現したいと言う昔の志から、元旦早々に無い知恵を絞って調べておりました(´‐ω‐)=з
おっちゃんは、(旧)電話級(現)第4級アマチュア無線資格なので、やはりここは王道のSSB、7MHz
が簡単で、尚且つ現在部品が入手し易い環境では無いでしょうか?いざ、自作と成ると部品調達が
昔の様に簡単ではありません。おっちゃんが狙いをつけて調達する部品は、東南アジアや紅い国の
最新電子部品を流用してしまおうと計画。また、オープンソースなライセンス切れの所謂、コピーや
ジェネリック部品やモジュールです。
電波を造るのには水晶発振子が先ずは問題なのですが、40mバンドぐらいで使うのはファンダ
メンタル(基本波)で、オーバートーンにする必要も無く、クロック発振用が格安で出回っています。
基本OSは、12MHzと市場に多く出回っている汎用クリスタルです。(日本電波工業=NDK)
SSBの変調波にするには、平衡変調にせねばなりませんが、この部品はスイッチングダイオードで
ミキサー対応します。ミキサーでは、基本波に足し算するか引き算するかで一般にはVFOにて
希望周波数にチューニングさせるか、LC可変式、VXO式、PLL式がありますが、今回は周波数の
表示をさせることも考えて、DDS(ダイレクトデジタルシンセサイザー)を使って、Arudino_nanoで
プログラミング制御させてしまいます。
DDSチップはシリコンラボトリー社のSi 5351Aが手軽で、1つのチップ内部に2つの独立したPLL
回路を持ち、3系統の分周器が内蔵されていて外部から25MHzのクロックで目的の4.8~5.0MHzを
生成させます。これをミキサーにて基本波から引き算することで、7.0000MHz~7.2000MHzまで
バンド幅一杯をカバーできます。運用範囲的には、バンドプラン範囲内での狭帯域に設定します。
SSBフィルタは、これも汎用クロック水晶発振子を流用して、セラミックコンデンサと組み合わせて
多段ラダー式のクリスタルフィルタとします。
CWの送信は出来ないので、受信用に切替え式で同じくCW用クリスタルフィルタも予算が余れば
欲しいところですが、多分?予算オーバーなので、セラミックレゾネータにて置換えるかも?
増幅回路に使用するトランジスタは、バイポーラのNPN型で汎用のBC849(実装記号:2B、2C)
これは価格も安くて1つが0.47円ですから、いくら壊しても焼いても大丈夫( ´艸`)
ダブルバランスモジュレーションには、汎用スイッチングダイオードで変調ミキサーにも使う予定の
1N4148Wを使います。このダイオードも価格が安くて、小信号のスイッチングに一般的に多く
出回っているから入手は簡単で低価格です。ドライバトランジスタは唯一、日本では入手が困難
なのですが、2N1922A でエピタキシャルユニジャンクションPNPトランジスタで、TO-05と言う
今時珍しいCANタイプΣ(・ω・;|||
入手的には2N1919とか2N2222の方が簡単かもしれません。本来はスイッチング用の石です。
だれがこれで、励振増幅回路を設計しようと思うでしょうか?過去には皆さん、平気で目的外の
使用で代用して来たOM諸氏の尊い人柱実験があるから真似する奴が後を絶ちません( ´艸`)
そして、一番難しいファイナルですが、IRF510 と言う、パワーCMOS FETを使っちゃいます。
頑張れば50MHz用のリニアアンプなんて作れてしまいますが、難点はプッシュプルで使用しても、
消費電流が多くて、効率が非常に悪いものです。これに今回はバイアス電圧を12V掛けて、
最終出力を6W取出します。また、可変電圧器にて最大25V入力で20Wの免許範囲最大パワー
まで対応できるようにします。シングル使用として、通常は6W出力の12Vバッテリー駆動で、
QRP運用を目的とします。多段π型バンドパスフィルタとか、各種トランスコイル関係は、お馴染み
で使われているトロイダルコアにポリウレタン線を巻いて市販コイルは使いません。
マイクは手持ちの他のリグと兼用にし、内蔵スピーカーも死んだ無線機から移植(´0ノ`*)
肝心の装置を入れるケースですが、40mバンドと言うことと、最大で20Wも出力させるので、冷却
ヒートシンクとファンも増設するから、ここは張り込んで、清水の舞台から飛び降りて首の骨を
折っちゃった勢いで、神戸モロゾフのオデットクッキーのブリキ缶に入れます( ´艸`)
やはり、ケースが高級品だと無線機としても高級なコリ〇ズとか、ハリ〇などと比べても遜色ないし
汎用寄せ集め部品無線機が納まってるなんて、エレクラフトのエロイさんもびっくりでしょう。
ケース代だけで、税込み810円(但、クッキーを含みます)は、中々のモノです( ´艸`)
お正月早々から、こんなトンデモナイ妄想トランシーバーを企画していますけど、既に一部の部品は
商社に発注しました。果たして、保証認定はクリアできるのでしょうか?
追記
*説明がエライヘタクソで、技術力と知識が無いのが丸出しで、お恥ずかしい限りですm(u_u)m
優秀な皆さんは、最初の送信系統図をクリック拡大して、全容をご理解ください。
高額なSSGやスペアナをお借りしているOM様より、『お前のブロックダイアグラムに自動利得制御
が抜けているのと違う?』などと、鋭い指摘を受けましたが、AGC回路はDBMよりI Fアンプに
ちゃんと追加しますので、悪魔でも送信系統のみを表現しており、入出力の双方向増幅器を
構成しておりますが、受信側機能は省略しておりますm(u_u)m