ゴダンのA4 Ultra Fretted SAが私のところにやってきたよ。
天気模様は生憎の小雨。
ゴダンのエレアコの存在を知ってから、実に16年以上もの月日が経過している。
ベースマガジンありがとう。長年の物欲からついに、というか、やっと解放された気分。
最初の感想。
重い。アコースティック楽器なのに思ってたより重い。オベーションが軽いだけなのかもしれない。
重さを量る道具がないから正確に何キロなのかはわからないけど。
ゴダン印のダンボール。
中からギグバッグを出す。定番の黒じゃないことに驚いた。
因みにワーウィックのサムとドルフィンのギグバッグは共通のものだったけど、ゴダンのバッグの方が凝ってて収納に優れている。
横からバッグを見てみる。
おお、ソリッドタイプとなんら変わることのない厚み。
チャックをジ~と開けて開封。(どうでもいいけど、ファスナーと書こうか迷った)
2フレットのところが黒くなってるけど、これは簡易式固定ベルト(?)が巻いてあるため。
内部はクッションになっているところも多くフカフカしている。

ご対面すると私、ホクホクの笑顔ですよ。一人でなにニヤついてんだか(笑)
ちょっと近くでフラッシュなしで撮ってみる。
実際はこんな風に見える。
コーティングはしてあるけど、特にツヤツヤしてるとかそういうのはなく並み。
トップの木目柄も普通のスプルース。

ブリッジの金色がピエゾPU。弦高調整機構に非ず。
トップを指で叩くと、コンコン。サイド、バックは硬く、コッコッ、と音がする。
弾いてみる。
ネックが細くて弾きやすい。サムよりやや細いくらい。女性でも楽に弾けると思う。
私的には嬉しい誤算。
手の大きい男性は逆に弾きづらいと思うかも。
ボディ角は角ばっているため、ちょっと胸が痛い(物理的に)
ボディ厚はぴったり6センチ厚。これくらいなら問題ない厚みだと思う。
20フレットしかないため、ハイポジションを押さえる曲は辛い。
音について。
素で弾いたアコの音。
弦高が変えられないため、ちょっと強く弾くと、どの弦も盛大にビビる(笑)
2弦にかなり癖があると思われる音。人によっては好き嫌いがはっきりする音だと思う。
私はこういうのもありだよなぁって許容範囲だったけど。
新品の弦はゴダンの弦がついているとのこと。ダダリオ弦が相当するって。
新品の弦だから多少ギラいているとはいえ、ビビった音込みの明るく独特の音がする。
ホールらしいホールは見当たらないけど、ちゃんと音出るよ。オベーションと比べると音量は少ないけど。
4弦~1弦の1フレット~20フレットまで気になるピークとディップはなく、弦の太さに沿った音の太さ。
アンプを通したエレアコの音。
素のアコ音に乗せた音が基本で(当たり前か)、ピエゾPUとマグネットPUのバランスも変えられるし、高中低のイコライザーもついているので、比較的自由に音作りができる。
反応性が高く、弦を押さえればピタっと音は止まる。
サステインはアコもそうだけど意外と伸びる。ボルトオンネック、しかもアコなのになかなかやるな。
ただ、家で引く分には結構エレの比重を高くしないとボディから音が聴こえてきてしまって、あまり意味がない。もっとも、無意味ではない。
基本的にはアコでもエレアコでもずっしりどっしりとした低音は苦手で、明るいポップな音、もしくは(ビビらせなければ顕著だが)しっとりした音を得意分野とするようだ。
例えばBlack Label Societyの曲とけいおん!の曲、明らかに後者の方が雰囲気に合ってた。
あ、そうだ。スラップ奏法がなぜかわからないけど、やりやすかった。
指置き部分。
さりげなく親指を置いて弾ける。素晴らしい。
ピックで弾いても、高さから見て分かる通り、当たってしまうということはない。
ところで 俺のベースを見てくれ。 こいつをどう思う?
すごく……、木目ばっかりです……。

置くところがないからついにCDラックの前に置き始めた。
それにしてもヘッドにペグが一列に並んでるベースってフェンダー以来で久しぶりだ。
1弦のペグ遠いよ。懐かしいな、手を伸ばす、この感じ。
買ったベースもこれで6本目。一夫多妻制だけど、末永くよろしく。
余談だけどフェンダーは実家、アックスベースは友人宅にあるよ。
友人の姪っ子がKISS好きなんだっていうから、それならってことで預けてある。
今時の中学生がKISS聴いてるなんてあんまりいないだろう。
しかもジーン・シモンズが特に好きっていうんだから大したもんだ。
確かにKISSはちょくちょくMステにも出てたりするから若い子にも知名度は高いと思うけどさ。
まあ、その親父さんは私と友人に洋楽を教えてくれた恩師のような人でもあるから、完全に親父さんの趣味の影響だよねっていう。良いことだ(笑)
ところでさぁ。
いつ頃からゴダンがどーのこーの言ってたか自分のブログで検索したんだけど、
昔のブログはお前誰だって感じのブログの書き方で恥ずかしいね。
根っこのところは変わってないんだろうけどさ。
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Posted at
2015/06/12 14:08:14