
人生は時々説明の難しい不思議なことが起こります。
今、定期的にあるアートディレクターさんと打合せをしています。
その方は日本のトップミュージシャンたちとも仕事をされている巨匠。
そのような方と場を共有出来るだけでも光栄なことですが、ワタクシ何やら気に入られていて夢のようなことが時々起こるのです。
私も一応クリエーターといわれる人種なので、突発的にヒラメキで言動が出ることはありますし、話しが脱線して盛り上がって肉付けされてテーマに戻るというのはよくあります。
巨匠の場合まあ、それが凄いのですよ。
オーダーしていることは商品パッケージなのですが、ソレを遥かに超えてワタクシ自身のことを『こうした方がイイよ』とか『コレ作っておくから』とか、トップミュージシャンにされているようなことをしてくださるのです。(だからソーじゃなくてショーヒンを!と思うのですが、心の声は当然押し殺します)
先日は『○○さん(私のこと)、ウチのバンドでドラム叩いてくれないかな?』と唐突にいわれました。その方自身はミュージシャンではありませんが、音楽の知識は当然とてつもないレベルです。オフィスにはギターが並べられドラムセットが組まれています。
それはそれは丁重にお断りしました。スティック持ったことすらない人間にドラムを叩けは無茶振りが過ぎますって。
極めて私的なことに仲間として声を掛けて頂けることは、お気持ちだけで充分ありがたい。そのようなことが時々あるのです。
私は音楽を受け止める能力が低めな人間だと自覚しています。ミュージシャンに入れ込んだり歌で心が震える(稲妻が走る)的なことは起こらないのですよね。(普通にイイなと思うレベルのことはあります)
ミュージシャンに熱狂出来る人はとても羨ましいのです。
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Posted at 2023/01/24 13:13:37 | |
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