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昨日、朝イチでTOHOシネマズ上大岡に行って「シン・ウルトラマン」を観てきました。いちおう、今年公開の映画では期待度いちばん。

オリジナルの「ウルトラマン」をベースに、庵野秀明×樋口真嗣が新しいウルトラマンをどう作るか、というところがカギですね。

「シン・ゴジラ」と同様、オリジナルへのオマージュは随所にちりばめられ、怪獣（本作では禍威獣）も、「ウルトラマン」だけでなく「ウルトラQ」のゴメス、マンモスフラワー、ぺギラなども少しだけど登場します。びっくりしたのは「ウルトラマン」第33話「禁じられた言葉」と同様、ヒロインの長澤まさみが巨大化して登場するところ。ここ使うのか、と懐かしくもあり。まぁ、メフィラス星人が出ているから流れ的にはありなんですけどね。

本編に出てくる禍威獣はネロンガとガボラですが、この2体はオリジナルとはかなり造形が異なります（特にガボラ）。物語の後半でこの禍威獣という存在について説明があり、あぁ、そういう解釈なのかと。


劇伴もオリジナルから多くが流用されていて、これも「シン・ゴジラ」と同じ。ここでこの曲！というところも面白い。細かいところでは固定電話の着信音とかもね。

ウルトラマンはカラータイマーなしの姿ですが、代わりにエネルギーを消耗するとラインの色が変わるとか、新しいアイデアも盛り込まれています。

BDが出たら、またじっくり細かいところをチェックしたいなと思います。

今日は、実写版「ルパン三世」の初日。昨日地元のTOHOシネマズの空席を見たら、まだ良い席が空いていたので予約しちゃいました。で、今朝の初回を観に行ってきました。
ルパンの実写は過去2回、はるか昔に作られていますが、いずれもおふざけ映画でした。
しかし、これらはアニメが放送される前、コミック版しかない時代に作られた作品です。

今回の実写版は、当然アニメ版が存在したうえで作られており、キャラのイメージもけっこうアニメ寄りになっています。
キャスティングについてはいろいろと異論もあると思いますが、個人的にはかなりいい線でまとめたと思います。


小栗旬は、たぶん今ルパンをやるならこの人しかいない。唐沢寿明がもっと若ければいいかもしれないとは思いますけど。
玉山鉄二の次元、綾野剛の五右衛門も、いいんじゃないでしょうか。特に次元。
峰不二子は……誰がやってもブーイングでしょうから、しかたない。でも、黒木メイサはアクションもレベル高かったし、合格ではないでしょうか。
いちばんハマっていたのは浅野忠信の銭形警部。声の出し方も納谷悟朗さんをかなり意識して作った感じで、元ネタへの愛を感じました。

ちなみに、これはどこかで拾った仲里依紗の峰不二子。これもかわいいけど。


お約束のフィアット500のカーアクションも楽しかったし、ストーリーやスピーディーな展開、アクションシーンの激しさは、さすが北村龍平監督です。
とにかく飽きない映画。退屈する時間がありません。エンターテインメントでは、とても大事なことだと思います。


んで、映画を観終わったワタクシが向かったのは――「G麺7」（爆
（ほら、そこ、バカとか言わない！）
いや、ワタクシだって普通なら2日続けていきませんよ、いくら好きでも。
しかし、「温かいラーメンだとコシが柔くなってしまうんですよ。本当のそば食べてるみたい。でも、希望があれば作りますよ」とG店主がおっしゃっていたので、その裏メニューを試してみたい衝動には勝てず。ヌーヴォーは明日までだし。
そばっぽいということは出汁が強めのが合うかなと、チョイスした食券は追い鶏節らーめん 正油（930円）。もちろん味玉（100円）も。
できあがった「追い鶏節らーめん正油花の季使用」は、確かに冷やしのコシはありませんが、もちっとした麺が鶏節のスープに合います。コシが弱いとはいっても、それはG麺のコシが強いのであって、世間のラーメンと比べて柔いと言うほどではない。

あ、これ以上書くと麺ヲタで書くことが無くなってしまうので、続きは「週刊麺ヲタ 113號」にて（笑

昨日の「何シテル？」にもちょっと書きましたが、ハリウッド版『GODZILLA』の初日を観てきました。もちろん夫婦50割引きで、2人で2200円。850円のパンフ買っても3050円（笑

ハリウッド版『GODZILLA』といえば、1998年のエメリッヒver.のトラウマがあったので大丈夫かなと思ったのですが、ゴジラの造形は若干イグアナっぽさがあるものの、怪獣映画としては上出来でした。
メインテーマは……「家族」かな。



ただ、「何シテル？」にランディムさんも書かれていましたが、ゴジラの存在が地球のバランスや秩序を保つって、それは平成ガメラの役割でしょ、みたいな。



「悪役」怪獣のムートーは、名前がなんか弱そう。やっぱキングギドラとかメガギラスとかガイガンみたいな濁音入らないと（爆
あと、アメリカ人は産卵好きだね。エイリアンから引きずってんのかな。



そして、核兵器を甘く軽く扱っているのも毎度のこと。もっとも、これはアメリカ人としての自虐ネタなのかもしれません。
静岡の原発「事故」のくだりは、日本人としては、福島第一原発の事故がいまだ何の解決策もないままの現状を考えてしまいます。



とにかく、破壊の描写、映像の迫力に関しては、さすがハリウッドというスケールです。
観ておいて損はないかと。
　

GODZILLA公式サイト

今朝、急に思い立って「キャプテンハーロック」を観てきました。
（つか、TOHOシネマズ上大岡では9：25の回しか上映がない）

本来、フルCGとかはあまり好まないし、ましてや松本零士のあの独特の雰囲気が壊れるのが嫌だなという気持ちはあったのですが、「009 RE:CYBORG」も作品の完成度は高かったし、やはり観ておこうと。今度の金曜日で公開が終わってしまうということもあり。

結論としては、面白かった♪
原作の世界観とはまったく異なる独自の設定ですし、CGアニメの顔も松本零士キャラではないのですが、映画が始まればあまり気にはなりません。むしろ、妙な実写で違和感覚えるよりははるかにまし。
あ、小栗旬、三浦春馬、蒼井優、古田新太などの吹き替えも違和感なし。

現代日本のCG技術の粋ともいえる映像は美しい。動きも驚くほど自然でしかも華麗です。意外にも重量感もあるし。

人物の戦闘シーンも迫力ありますが、戦艦の戦闘シーンはすごい。「ヤマト2199」も見応えありましたが、「ハーロック」の宇宙戦は一見の価値ありです。
久しぶりに学生時代、初めて「スターウォーズ」を観に行ったときの感動を思い出しました。


BD出たら、きっと買うな(^_^;)

今日はツレと、昨日ロードショー公開された「そして父になる」を観てきました。
第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した話題作です。
ワタクシ的には今年2本目の福山雅治主演作品。

あらすじなどは、公式サイトなどにも紹介されているので省きますが、なかなか深い映画でした。そして正解が一つではない映画。



映画はよかったんですが、劇場で隣に座ったくそ爺が寝るだけならまだしもいびきまでかきくさって、本気で殺そうかと思いました。
文句を言いだすと劇場の外につまみ出すまで自制が効かなくなるので、他の客の迷惑になるからやめましたが、老害もあそこまで行くと生きてるだけで犯罪です。

だいたい、死ぬまで毎日暇なんだろうに、なんで日曜日の映画館に来るかね。しかも朝一番の回。平日の真昼間に徘徊すればいいものを。



気を取り直して、映画の後は、上大岡から京急で2駅の杉田に行って、「福寿」でそばを手繰ってきました。季節メニューの牡蠣天せいろときのこ汁そばはとっても美味(＾～＾)