年収３割カットって、そんな殺生な

ANAの「賃金カットで年収３割減に」という報道に驚きました。

世の中に無くてはならない基幹産業だと思っていた航空業界が、実は世の荒波に翻弄される観光産業だったことも、大変意外でした。

パイロットは高給だと思いますが、職種によって給与はずいぶん差があるようで、一般的な方はそれは大変だと思います。

実は、私が勤務していた会社も昔ヤバいことになり、給与が10％カット、賞与も50％カット。
株価が100円を切り、潰れるのじゃないかと狼狽え、小遣いを減らして弁当持参にして何とか凌ぎ、救済合併してもらって首の皮が繋がりました。

賞与が無くなるとボーナス払いに困窮しますし、年収３割減は、それは厳しい。



今朝になり、「社員の副業を大幅拡大へ 他社で雇用契約OK」という報道を目にしました。

「ANAはこれまで、勤務時間外に家庭教師をするなど個人事業主の立場での副業は認めてきたが、あまり浸透していなかった。」

社会人で家庭教師のアルバイトをしている人なんて、私は見たことも聞いたこともありません。

「従業員が勤務以外の時間を活用して、ほかの会社とも雇用契約を結べるようにする。」

ということは、休日にアルバイトをして稼げ！ということですね。

厳しい世の中になってきました。