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悠太郎Mのブログ一覧

2024年03月13日 イイね!

フェリーに乗って神話の国 九州へ その1

フェリーに乗って神話の国 九州へ その1今から3年前の9月。
念願のロードスターで北の大地を疾走する願いを果たしたのですが、性懲りも無く、またフェリーに乗って何処かへ行きたくなっていました。

しかし、荒れた日本海の3メートル近い波高にはすっかり参りましたので、次は揺れない瀬戸内海航路と決めていました。

さらには8年前、網走の能取岬から大阪まで走ってきましたので、今度は九州最南端から大阪まで走って来たい、そう思っていました。



でもただ、最近頓に感じる体力の衰え。
往復ともフェリーにしよう、そう決めました。

昨年3月の富士山旅行は、絶景の富士山を拝むことが最優先だったので、天気予報と宿の予約状況を睨みながら、ギリギリで宿を確保しました。

でも今回は、目的地にある絶景露天風呂の宿は人気が高くて早めに予約が埋まってしまうため、思い切って正月明けに日程を決めて予約を入れました。

天候は運次第、日頃の行いが反映されることでしょう。

さて出発当日の夕方、阪神高速に乗り、六甲アイランドのフェリー乗り場へと向かいます。

今回乗船するのは、阪九フェリーの神戸〜北九州航路です。

瀬戸内海航路は他にも、
・商船三井さんふらわあの大阪南港〜別府航路、神戸〜大分航路。
・名門大洋フェリーの大阪南港〜北九州航路
・阪九フェリーの泉大津〜北九州航路
があります。



まず、商船三井さんふらわあには30年ほど前に家族旅行で乗船したことがあるのですが、なんといっても北九州航路に比べると料金が高い。

一方の北九州航路は阪九フェリーと名門大洋フリーが競合しており、コスパ最高です。



で、そのどちらにするのかですが、寄る年並みで夜中のトイレが必須なので、阪九フェリーの神戸〜北九州航路のデラックス和洋室にしました。

泉大津〜北九州航路のデラックス和洋室にはトイレが付いていません。

もちろん、スイートなどの部屋にすればトイレが付いているのですが、年金生活者にとってそれは贅沢。

トイレ付きのツインの部屋で、車1台・乗員2名で、¥34,290。
これは安いと思います。
車の全長が4mを切っているのも効いています。



早めにターミナルへ着いて待合所で座っていると、揃いのジャージを着た高校生がバットなどを携えて続々とやって来ました。

背中の校名を見ると、大阪の某強豪校で、マネージャーの女の子も4〜5人います。
九州に遠征に行くのでしょう。



さあ、いよいよ乗船です。
この時が一番ワクワクしますね。



船内にはこんな吹き抜けもあり、なかなか立派な設え。



今回泊まる部屋はこんな感じで、手前にはトイレと洗面台。
カーテンを開けると、外の海が見えます。
船の中ですから、これで充分充分。



デッキに上がると、大分行きの商船三井さんふらわあ ぱーるが望め、当方の30分後に出港します。



レストランへ向かい、オープン時間を待つ行列に加わりましたが、先ほどの高校生の団体がすでに食事しており、これは一般客の混雑を緩和するためでしょう。

阪九フェリーのレストランはカフェテリア式なのですが、自分の後ろに人がたくさん続いており、ゆっくりと料理を選ぶ余裕がないので、苦手です。



生ビールを飲むつもりだったのですが、食事後の重要なイベントに備え、微アルコールビールにしました。

さてその重要なイベントがこれ。明石海峡大橋の通過です。
この体験は、瀬戸内海航路でしか味わえません。



こちらがまずカメラ(OM-D E-M10 Mark IV)の手持ち夜景モードでの写真です。
シャッターを押すと連続で8枚撮影されて、それの合成画が保存されます。



そしてこちらがiPhone11での写真。
iPhone恐るべしですね。

そのあと風呂に入って寝たのですが、家内の話によると、その高校のマネージャーの女の子達は、脱衣所であられもいない格好でドライヤーをかけていたそうで、やっぱり大阪のおねえちゃんはパワフルですね。

ベッドは硬かったのですが、さすがに瀬戸内海は波が穏やかで揺れを感じず、進路を変更するときにちょっとロールする程度でした。

つづく
Posted at 2024/03/13 13:44:03 | コメント(3) | トラックバック(0) | ロングドライブ | 旅行/地域
2023年03月12日 イイね!

やっぱり富士山は美しかった! その3

やっぱり富士山は美しかった! その3現役時代はしょっちゅう出張していたので平気だったのですが、最近はどうも枕が変わると気になって熟睡できません。

このホテルの枕も普段使っているのより少し高さがあり、ちゃんと寝れるかなあ、と心配したのですが、横になったらあっという間に気を失っていました。
やっぱり疲れていたのでしょう。

さて、日の出の時刻が6:06だったので、6時前には起きてカーテンを開けてスタンバイ。
6時に近づくにつれ、東の空が明るくなってきます。
富士山の真っ白な冠雪部分が、少しずつ色づいてきます。

そして陽が昇るにつれて何枚も写したのですが、これがいちばん綺麗な朝景かなあ。



朝食までまだ時間があったので、先ずは温泉にドボン。
ああ、極楽極楽。
やっぱり、朝風呂は気持ちいいですねえ。

腹を空かせて朝食会場に向かったところ、テーブルの上には所狭しと料理の数々。
写真の奥に見える干物やお肉を網焼きでいただくハーフバイキングという趣向です。



うわあ、朝からこんなにたくさん食べられないぞ、と思ったのですが、意外やペロリと頂けました。

ところで、昨日のチェックイン時にゲット出来たのが、この旅割クーポン。
スマホに事前にインストールしておいた「regionPAY」というアプリに、一人あたり2,000ポイント、二人で4,000ポイントをチャージするのですが、紙のクーポン券ではない電子クーポン、年寄りにはハードル高いですよ。



氷点下まで下がった最低気温で車にびっしりと貼り付いた氷を溶かし、やっと出発。
向かった先は、富士山パノラマロープウェイです。



この写真は帰りに撮ったので行列は建物内部の階段だけでしたが、朝の運行開始時刻には50人くらいの行列でした。
ここもやはり、80%くらいが外国人、しかもほとんどがアジア系の方でした。



ものの3分くらいで到着した山上からの景色がこれ。
いやあ、これは一段と絶景ですねえ。
右手の方には河口湖が広がっており、素晴らしいのひとことです。

そこから更に歩いて登っていくと、まずは絶景ブランコ。



よくまあこんな恐ろしい物に乗るもんです。

そしてその上には、絶景やぐら。



せっかくなのでこれにも登ってみたのですが、高所恐怖症の身にとって、下が透けて見えるこんな場所は、恐怖以外の何物でもありません。

絶景を満喫し、ロープウェイで下に降ります。
駐車場に停めた我が愛車が、小さく小さく見えます。



さて、次なる目的地が忍野八海。

駐車場が沢山ありますので、事前によく調べておいた忍野八海池本売店の専用駐車場へ向かいます。

ルートを間違うと観光客だらけの狭い道を通る羽目に陥りますので、北西側の広い道から入っていきます。

狙い通り車を停め、まず向かったのは鏡池と菖蒲池。
逆さ富士を撮るためだったのですが、残念、水面が波立ってます。



そこで忍野八海池本売店の横の中池前からパチリ。

こちらもアジア系の外国人がほとんどで、平日にもかかわらず、かなりの人出です。



せっかくなのでぶらぶらしたのですが、この濁り池のところが綺麗だなと思い、写してみました。



やっぱり、茅葺きと富士山は、よく似合いますねえ。



クーポンを使って池本売店でお土産を買い求め、後ろ髪を引かれながら出発し、到着したのが「道の駅 すばしり」



野菜を売っていたら買おうと立ち寄ったのですが、とても立派な野菜がありました。
キャベツや大根、玉葱などを買ったのですが、泥付きの太くて大きな白ネギが特に素晴らしかった。
翌日にすき焼きにして頂いたのですが、あんなジューシーで美味しいネギは初めてでした。



また、道の駅が陸上自衛隊の隣にありますので、こういった自衛隊グッズが販売されているところが面白いですね。

さて、須走道路から新東名に入り、いよいよ帰宅の途につきました。

120km/h区間を満喫し、伊勢湾岸道、東名阪、名阪国道を通って、長原ICへ。

近所の和食さとで夕食を食べ、無事に帰宅することが出来ました。



走行距離:911.3km
給油量:46.9L
燃費(満タン法):19.4km/L

予想よりも燃費が良くて懐に優しかったですし、これだけ走っても全くシートに違和感を感じることがなく、ようやく身体にシートが馴染んだのか、シートに身体が馴染んだのか。

こうして久々のロングドライブを満喫したのですが、帰ってから2〜3日経つと、またどこか遠くへ行きたくなってきまして、いやはや困ったもんだ。。。

ただ、暗くなるとやっぱりちょっと見辛い感じがしましたので、できるだけ夜は運転しないでおこうと、改めてそう思いました。
Posted at 2023/03/12 14:51:44 | コメント(1) | トラックバック(0) | ロングドライブ | 旅行/地域
2023年03月11日 イイね!

やっぱり富士山は美しかった! その2

やっぱり富士山は美しかった! その2案の定、朝早くに目が覚めましたので、そそくさと朝食会場へ。
仕事に向かう宿泊者の邪魔にならぬよう、隅で小さくなりながら朝食を頂きます。

スーパーホテルの朝食はなかなか充実しているのですが、珈琲が相変わらずもうひとつなのは玉に瑕。

さて、車のエンジンをかけ、事前に調べておいた近くのENEOSで給油。
普段入れている価格と変わらず安く、これは助かりました。

雲ひとつない快晴の元、右手に大きな富士山を眺めながら西富士道路を北上していくのですが、これがエラく渋滞。
名前からして自動車専用道路を想像していたのですが、普通の国道なので、これは朝の通勤ラッシュなのでしょう。

途中からスイスイ流れ出し、ようやく到着したのが白糸ノ滝です。

トイレを利用したかったので白糸ノ滝観光駐車場に車を止め、早速向かったのが、白糸ノ滝展望台。



このMAPの中央下の撮影スポットで、ここからしか富士山と白糸ノ滝をセットで写せないようです。

で、ここから写せたのがこれですが、明暗のコントラストが激しいので、雪をいただいた富士山を写すのは、なかなか難しいですね。



火曜日の朝なので誰もいなかった白糸ノ滝を後にし、次に到着したのが「道の駅 朝霧高原」

ここもガラガラですが、ぶらっと見て回って早速出発。



そしてやってきたのが、次なる目的地、「本栖湖展望公園」です。

そうです。あの、千円札の絵柄の場所ですね。



週末に天気が崩れたおかげで富士山の冠雪が増えたと朝のTVで放送してましたが、いやもう絶景のひとことです。



天気は快晴で、雪の被り具合も最適ですし、こんなに素晴らしい富士山を見たのは初めて。
地元の方なら見飽きていると思いますが、大阪人にとっては憧れの景色。

いやあ、はるばるやってきた甲斐があったというものです。

さて昼食ですが、河口湖の畔にサンドウィッチが美味しいカフェがあるということで、そこにしてみました。



外のデッキは欧米人に取られてしまったので屋内へ入ったのですが、薪ストーブが鎮座し、なかなか落ち着ける空間です。



薪ストーブのある家に住んでみたかったのですが、残念ながら一生マンションで終わりそうです。

卵とチキンのサンドウィッチを頼んだのですが、いやこれがなかなかの美味。
特に卵のサンドが絶品で、珈琲も酸味が強い好みのお味で、大満足でした。



腹ごしらえを済ませ、向かったのが「西湖いやしの里根場」



昭和41年の台風災害で失われた美しい茅葺集落の原風景を復活させ、富士山との風景が外国人に大人気だというスポットです。



茅葺き屋根と富士山が実に日本らしいと思いますが、東南アジア系の外国人が90%くらいな感じでした。



こんな立派な雛人形も飾っており、なかなか良かったですよ。

ということで、そろそろチェックインできる時刻になってきましたので、この日の宿へ向かいました。



富士山からかなり近くて、部屋からの富士山ビューが素晴らしいということで選んだこの宿ですが、幸運にもこの日と翌日だけがまだ予約が埋まってなくて、凄くラッキー。

早速大浴場へ向かいましたが、まだ時間が早いので、そこからの富士山ビューを独り占め。
残念ながら露天風呂はないのですが、この景色には満足です。


※HPから拝借しました

泉質は、カルシウム・ナトリウム・硫酸塩泉と表記されているのですが、あまり温泉を感じることができず、薄いのかもしれません。

富士山の真北にあるこの宿は、部屋の南面がガラスの大開口で、目の前に大きな富士山がド〜ン!



日没間近に写した夕景がこれですが、夕方になっても雲がかからず、終日快晴でした。

歳と共に食が細くなり、いわゆる温泉旅館の豪華な夕食は食べきれませんので、一番シンプルなスタンダード御膳プランを選択。



レストランは広くてテーブル間も十分に空いており、ゆったりした気分で美味しく食事を頂けました。
レストランからも富士山が見え、生ビールも美味いですねえ。



願い叶って綺麗な富士山を満喫した1日を終え、床に着く前にiPhoneのナイトモードで写したのがこれです。



夜空の星まで綺麗に写っており、大したもんです。
iPhoneのカメラは。

(つづく)
Posted at 2023/03/11 14:36:36 | コメント(2) | トラックバック(0) | ロングドライブ | 旅行/地域
2023年03月10日 イイね!

やっぱり富士山は美しかった! その1

やっぱり富士山は美しかった! その1いつも新幹線の車内から眺めていた富士山ですが、会社を定年退職してからは、とんとご無沙汰。

かれこれ40年ほども昔のことですが、会社の同僚たちと富士山旅行へ行ったことがあります。

男3〜4人、女2人だったと思うのですが、2台に分乗して山中湖畔にある会社の保養所に向かいました。
もちろん、私はその当時の愛車シビックを運転して。

富士スバルライン五合目、風穴のどれか、白糸の滝に行った記憶があるのですが、山中湖畔や河口湖畔は明るく華やかで、やっぱり大阪近郊とはえらい違いや! そう感じました。

修学旅行で泊まった宿の窓から大きく見えた富士山が忘れられない、という家内の意を汲み、久しぶりに富士山を拝みに行くことにしました。

先日から大型の太陽フレアが頻発しており、3月3日の未明には南太平洋のバヌアツで強い地震が発生し、バヌアツの法則が心配だったのですが、アジアから沢山の観光客が押し寄せる前に行こう、そう思って決行することにしました。

部屋の窓から富士山を拝める宿の中から、Googleや楽天の口コミを参考にして、候補を複数選択。

宿のロケーションに応じて、富士山を時計回りで巡るプランと、反時計回りで巡るプランを考えます。
そして、それぞれに合わせた1泊目の宿の候補も選定します。

遠路はるばる行く以上は絶対に綺麗な富士山を見たいので、天気予報を毎日睨みながら候補の宿の予約状況を確認しますが、旅行支援もあって、どんどん予約が埋まっていきます。



そして出発の2日前、間違いなく快晴であることを確認し、なんとかようやく宿を確保。
いやあ、結構ここまで疲れました。

さて月曜日の朝、お仕事の車に揉まれながら出発。
いつものように今里筋を南下し、長原ICから高速に乗ります。

西名阪〜名阪国道〜東名阪を通って、一路東進。
久しぶりの遠出です。

それにしても名阪国道の路面状態はどんどん悪くなっていますねえ。
まあ無料の高速道路だと思えば、やむを得ません。



針テラスと湾岸長島PAでトイレ休憩をし、新城ICで新東名を降りて到着したのが「道の駅 もっくる新城」です。

ここへ寄ったのは、これを目にしたからです。



せっかくETC2.0を装備していますので、試さない手は無いと。



現役時代に勤めていた会社の事業所が豊川にあって何度もそこへ来たことがあるのですが、新城から通勤している人も多く、懐かしい場所です。

さて、新東名に戻り、次に立ち寄ったのが、遠州森町PAです。



朝から快晴で気温がどんどん上がってきましたので、こういう時には冷たいお蕎麦が一番。
ここに蕎麦屋があることを知り、名物のざるとろそばを頂きましたが、なかなかの美味でした。



新東名で楽しみにしていたのが、浜松いなさJCTから始まる120km/h区間です。
C3に乗って予想以上だったのが高速での安定性なのですが、もっと高速になるとどうなるのか、興味津々でした。

その結果、はたしてフランスのオートルートの制限速度に近づくにつれてステアリングのどっしり感が増し、まさに矢のように直進していきます。

その素晴らしいスタビリティは、110km/hを超えると高速モードに入って車高が下がるC5を思い出しました。
こんな小さな車体なのに、まさに高速クルーザーそのものです。

ただ、時々トラックが右端の追い越し車線に出てくるのは危ないと思いました。
走行車線を走る低速のトラックを追い越すべく、別のトラックが中央の車線で追い越しをかけている最中に、それをさらに追い越そうと右端の追い越し車線に出てくるトラック。

追い越し車線をカッ飛んでくる乗用車と速度差が大きいですからねえ。

そんなこんなで楽しんでいた新東名は新富士ICで降り、到着したのが1泊目のお宿。



前回スーパーホテルに泊まったのは、C5で網走から走って帰る途中の弘前なので、もう7年以上も前です。

チェックインして早速向かったのが、天然温泉「かぐやの湯」
ビジネスホテルですから全く期待していなかったのですが、意外や意外、これが実に濃い温泉。



湯河原から直送だそうですが、上がってから随分経っても匂いがしっかりと漂い、疲れがだいぶ癒された気がしました。

残念ながらこの日は富士山に雲がかかっており、全く見えずじまいでしたが、明くる日からは間違いなく快晴なので、ワクワクしながら床についたのでした。

(つづく)
Posted at 2023/03/10 15:14:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | ロングドライブ | 旅行/地域
2019年02月03日 イイね!

熊野三山 巡礼ドライブ

熊野三山 巡礼ドライブせっかくの四駆、せっかくのM+Sタイヤなので、雪見露天風呂に行くつもりでした。
冬用タイヤ規制でも走行できるM+Sタイヤとはいえ、スタッドレスには明確に劣りますし、雪国へ行くためにはタイヤチェーンが念のために必要です。

そこでネットで物色してみたのですが、225/60R17という大きなサイズのタイヤに装着できるチェーンは少ないことに気づきました。

3万円近いカーメイトの非金属チェーンは念のため用には高価なので、1万円のバイセンフェルスの金属チェーンを注文しました。

ところがところが、売れすぎて欠品だということで、注文がキャンセルされてしまいました。
他の業者を見たのですが、いずれも受注後にメーカーへ発注するようなので、もはや入手することが出来ません。

そこで、今年は暖冬で雪見露天風呂を楽しめるチャンスが少ないこともあり、諦めることにしました。
しかし、どうしても温泉に浸かりたい。。。

ということで、今年は3人目の孫が出来そうということもあり、熊野三山に参ろうと思い立ちました。
熊野は今まで日帰りで単発に訪れていたのですが、正式の順序に従って三山を巡る。日帰りでは無理なので、途中で温泉地に宿泊し、絶景露天風呂を満喫する、というプランです。

金曜日の朝、皆さん頑張っておられる仕事車に揉まれながら中央大通を東進し、東大阪から近畿道へ入り、一路南進。走り慣れた阪和道を有田ICで降り、いつものコースで最初の目的地、熊野本宮を目指します。



台風の影響でしょう、紀州山地内は工事の為の片側通行が沢山ありました。

熊野本宮は大寒の平日ともあって観光客は少なく、土産物屋ではない本宮側の駐車場へ停めることが出来ました。



この熊野本宮を訪れるのは、もう何回目でしょうか。10回は越えていると思いますが、いつ来ても、なにかこう荘厳な趣に心が洗われます。

参拝を済ませ、御産のお守りと御朱印を拝受します。



御朱印帳は以前から持っていたのですが、せっかくの熊野三山巡りなので、この立派な大型の御朱印帳を新調しました。

さて、ちょうど昼時になりましたので、いつも前を素通りする参道前の茶房珍重庵本宮店へ入ることにします。



ちょっと悩んでから山菜そばを頂いたのですが、ゆずの風味が効いて、これが意外と結構美味しかったですね。

腹ごしらえを済ませ、次の目的地である熊野速玉神社へ一路向かいます。
山の中にもかかわらず、吃驚するほど広くて深い熊野川に沿って下っていきます。

やがて新宮の街中に入り、神社の駐車場に到着。
こちらの駐車場は狭いのですが、それでも平日なのにほぼ満車です。



ここは三山の中で一番地味だと思うのですが、室町時代に皇室と足利義満が奉納したと伝えられる国宝の古神宝類が1,204点も保管されており、まさにとんでもないパワースポットであります。
せっかくの機会なので、熊野神宝館で国宝を拝見したのですが、神宝館の前に武蔵坊弁慶の像を発見。



横の案内板によると、弁慶は熊野別当の関係者。速玉大神に仕えた熊野三党のひとつ鈴木一族とされ、源平の戦いに出陣したそうな。

さて、参拝を済ませ、御朱印を拝受し、本日の宿である休暇村南紀勝浦へ向かいます。
那智勝浦の絶景露天風呂としては、ホテル中の島とホテル浦島へ何度か日帰り入浴で来ているのですが、中の島はリニューアルの為に4月まで休館、浦島には中国人様が大量に押し寄せている噂を聞き、休暇村南紀勝浦に行ってみることにしました。



ここの露天風呂は中の島のようなとんでもない解放感は無いですが、高台から見渡せる太平洋の海原は、なかなか素晴らしい。
露天風呂は3つあり、41℃の泡ぶろ、ひとり用の陶器風呂、これは冬場はちょっとぬる過ぎ、そして42~43℃くらいの岩風呂です。

いずれもオーシャンビューの絶景で、特に岩ぶろに浸かりながら見えた星空が、まるで降り注いでくるかのようで凄かった。



部屋もオーシャンビューですし、若い従業員たちはきびきびと感じ良く、中国人様たちも居ないので静かで、ここはお奨めです。



料理はベーシックなコースにしたのですが、てんぷらなどの一品料理がバイキングになっていますので、全くこれで充分。
ひとり用のお釜で炊き込みご飯を炊くのが、面白かったです。



さて、あくる朝は日の出前に露天風呂へ向かい、しっかりと御来光にもお祈り。
種類が豊富で悩んでしまうバイキングを頂き、いよいよ熊野那智大社へ向かいます。

鳥居前町にはいろいろ駐車場があるのですが、参道前の和か屋という土産物屋さんに車を停めます。
ここは無料で駐車できるのですが、もちろん後でお土産を買う予定です。



息も絶え絶えに467段の階段を登り、やっと大社に到着。
残念ながら、拝殿は改修工事中なので覆いが掛かっていましたが、参拝を済ませ、御朱印を拝受し、最後の仕上げ、那智御滝へと向かいます。



三重塔の横を通り、那智御滝へ降りてゆく参道を下って行ったのですが、鎌倉積みというガタガタの石段が歩きにくいのなんの。すっかり筋肉痛になってしまいました。



膝をガクガク言わせながらようやく到着した那智御滝飛瀧神社。
鳥居を潜ってまたもや続く石段を降りてゆき、ようやく滝に到着。

あいにく渇水期なので流量は少なかったですが、近くで見上げると、一段の滝として落差日本1位のその大きさと迫力に目を奪われます。



それよりなにより、「初代の天皇であらせられる神武天皇が熊野灘から那智の海岸“にしきうら”に御上陸されたとき、那智の山に光が輝くのをみて、この大瀧をさぐり当てられ、神としておまつりになり、その御守護のもとは、八咫烏の導きによって無事大和へお入りになった」という、大和の国が興る経緯が素晴らしい。
まさに、日本最大級のパワースポットです。

さて、土産物屋へ戻り、名物のお滝もちを買い求め、紀伊半島を海岸沿いに南下します。

串本は以前、時間が無かったので通過したのですが、橋杭岩の道の駅で休憩。
地殻変動と大津波によって生まれたこの奇形ですが、さすが本州最南端だけあって陽射しが明るく、南国気分を味わいました。



帰路は、紀勢自動車道から阪和道を通ってみたのですが、対面通行のトンネルが多く、ちょっと緊張するだけで走って楽しい道ではないですね。
先行車との車間距離を一定に保つクルコンと、車線からのはみ出しを防いでくれるアクティブレーンキープの便利さを実感しました。

車で楽に回っただけですが、蟻の熊野詣と言われた平安時代の人々の想いにちょっぴり触れた2日間でした。
Posted at 2019/02/03 11:22:04 | コメント(2) | トラックバック(0) | ロングドライブ | 旅行/地域

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「家の斜め上をブルーインパルスが飛んで行きました。」
何シテル?   07/12 16:31
社会人となって初めて車を所有し早や47年。その間14台所有しましたので、平均して3年強の所有期間。2~4年経つと、どうしても別の車が欲しくなる「車欲しい病」が発...
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