悠太郎Ｍのブログ一覧

退職してから、毎日が日曜日です。

セカンドカーの維持費の為にバイトを探さないといけないのですが、新型コロナのせいで失業率が高くなったこともあり、65歳の壁は厚く、なかなか職にありつけることが出来ません。

そこで、な～んにもすることが無いので、ついTVを見る時間が増えました。

YouTubeが情報源となり、TVすら所有していない若者が増えてきているそうですが、年寄りはやっぱりTVです。

「昭和のクルマといつまでも」がレギュラー放送になったのは嬉しい限りですが、一番好きなのは「名車再生！クラシックカー・ディーラーズ」です。



メカニックがアント・アンステッドに替わった第14シリーズも放映されてますが、エド・チャイナを見慣れているので、まだちょっと違和感があります。

本当は老後にこういうことがしたかったなあ、という想いで毎週見ていますが、そんな技術も場所もありません。

ただ、自分ならあの車が良いなあと、見ているうちについ妄想をしてしまいます。
年金生活者のくせに駐車場代を２台分も支払うという暴挙に出ているくせに、つい妄想をしてしまうんですよねえ、これが。

そこで、妄想するのはタダなので、さっそくカーセンサーとGooで中古車を検索してみました。

【クーペ・フィアット】

後にBMWで辣腕をふるったクリス・バングルによるデザインは、ひと目見たら忘れることが出来ません。



最初は左ハンドルしかなく、それは不便極まりなので全くの対象外でしたが、1998年に右ハンドル化され、俄然興味津々。
買うならこの黄色だと思っていましたが、本当に綺麗なデザインです。



その当時はBMWに乗っていましたが、やはり４ドアがどうしても必要だったので、これを具体的な対象車にすることは出来ませんでした。



なお、車体と同色のダッシュボードは美しく、さすがピニンファリーナだと唸りました。

ちなみに、右ハンドル＆黄色の個体は売り物に無く、左ハンドルの写真を借用しました。


【いすず・ピアッツァ】



世間一般では117クーペの方が人気あると思いますが、私はどちらかというとこのピアッツァが欲しい。



1981年といえば、中古のアコードを乗り回していた貧乏な時代でしたので、ただ指をくわえて眺めていました。



ジウジアーロによる流れるような未来的なデザインにひと目惚れしましたが、サテライト式コクピットが特に斬新でした。



ジェミニの足回りなので乗り心地は悪いと聞いていましたが、一度は試乗してみたかった。。。


【デイムラー・ダブルシックス】



これはもう、雲の上の存在以外のなにものでもありません。



まず、あの伸びやかに低く構えたボンネットとトランクと、丸目４灯とシックなテールランプによる佇まいが素晴らしい。
高級車とはこういうものだ、そう主張しています。



さらに、コノリーレザーとウォールナットによる内装の設えは、英国車の歴史と伝統そのもの。



本物の猫足はどんな乗り心地だろうか、12気筒エンジンのスムーズさはどんなんだろうか、妄想は尽きません。
それにしても、このグリーンが映えますねえ。


【ダイハツ・コンパーノ】



小学校の１年か２年生の時に登場しましたので、父がキャロルに乗り換えた頃だったと思います。



カロッツェリアによるデザインは本当に素晴らしく、強烈な印象が残っています。
ヘッドライトとグリルのフロントデザインが素晴らしく、シックなテールランプも最高です。



スパイダーも大好きなのですが、AピラーからCピラーに至る上屋の佇まいが最も素晴らしい。



国産車のデザインでは、未だにこのコンパーノが最高ではないかと個人的に思います。

なお、スパイダーは１台売りに出ていましたが、コンパーノは見当たらなかったので、東京モーターショー2017に出品された個人所有の個体の写真を借用しました。


【サンタナ】



嘗て所有していたサンタナですが、もう一度所有してみたいと思わせる車です。
いろいろ探してみましたが、売り物はありませんでした。



愛用のウッドのナルディを装着する時、スペーサーをかませてステアリングを近づけたのですが、それでもどうしてもステアリングが遠い姿勢になって腰が痛くなり、手放すことにしました。



燃費も悪くてエアコンの効きも悪かったのですが、それでも、家に帰って車庫に車を入れ、バ～ンッとドアを閉めた時に襲ってくる何とも言えない余韻は、今までで一番でした。



もしかすると、レストアして保管しておきたい車の一番は、このサンタナかもしれません。