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2022年07月10日 イイね!

シトロエンC3 初回レビュー

シトロエンC3 初回レビューようやく天気が回復した木曜日、さっそく試し乗りへ行ってきました。

もうすっかり真夏の酷暑ですから、少しでも涼しい場所ということで、行き先は関西の軽井沢 青山高原。

駐車場でエンジンをかけて最初に行ったことは、ストップ&スタート機能をオフにすることと、スポーツモードにすることです。

ストップ&スタート機能は所謂アイドリングストップなのですが、これはフォレスターで痛い目に遭いました。
たった2年でバッテリーを買い替える羽目に陥り、しかもバッテリーが3万円以上もして大損害。
CO2削減効果が少ない割にはデメリットの多いことが知れ渡り、この機能を装備する車が減りつつありますので、シトロエンも早く対応して欲しいものです。



また、標準モードではエンジンの低回転域を多用して苦しそうに回っていましたので、少なくとも慣らし運転が終わってエンジンの調子が出るまでは、スポーツモードで走ることにしました。

さて、ナビに行き先を設定しようとしたのですが、入っているデータが少ないせいでしょうか、目的地が出てきません。スマホのGoogle Mapとナビの地図を必死に比較し、四苦八苦してようやく設定。

この純正ナビは使い慣れた楽ナビなのですが、AVIC-RA801という輸入車使用のモデルのようで、Bluetoothにも非対応らしく、ロードスターで使い慣れていたNaviConを使うことも出来ません。

画面を二本指でタッチしないとMENUを呼び出すことが出来ない、なんていう独特の操作を要求しますし、やっぱりシトロエンのナビ環境は脆弱です。



さらに、音楽を聴いている最中にナビの案内が入ると、音楽が完全に止まってしまうのも興醒めです。

さて準備が整い、ようやく出発したのですが、平日の大阪市内はひどい混雑。
今里筋はなんとか流れていたのですが、国道25号はすっかり渋滞しています。

フロントウィンドウは大きいのですが冷房はよく効き、温度設定は25でも充分な涼しさです。
ただし、しばらく車を駐車した後に車内が高温になった際は、標準設定では風量が不足しましたので、次回の乗車時にはオプション設定でオートモードの作動をFASTにして、風量を多めにするつもりです。

アドバンストコンフォートシートは柔らかすぎて身体を支えてくれない為、表面のスポンジが薄いスタンダードシートを選んだのですが、意外やこれでも充分に柔らかく、C5のシートよりも柔らかいのではないか、そう思えるほどです。



タイヤのサイドウォールを見て履いているタイヤを確認したら、ドイツ製のMICHELIN e·PRIMACY 205/55R16でした。
ミシュランのウェブサイトによると、「ミシュラン史上最高の低燃費性能を誇る プレミアムコンフォートタイヤ」のようです。

ディーラーの常で空気圧を高めにしていると思いますので、本来よりもハーシュネスは強めだと思いますが、サスペンションの微動域での動作が極めてスムーズなので、直接的なショックは一切ありません。
C5がマシュマロの上に乗っているような感じだったのに対して、ゴム毬の上に乗っているような感じです。



C5のように、あらゆる凹凸をヌメ〜ッと乗り越えてはくれませんが、膨大なコンプライアンスとフリクションの極めて小さいダンパーによって、グニュっと乗り越えてくれます。
特に低速域で凹凸に遭遇すると、車体の緩やかな揺れがゆったりと残るのはハイドロを思い出しました。これが最もシトロエンらしさを感じる瞬間でして、思わずニヤッとしてしまいます。

駆動系ですが、6速ATは低速でギクシャクしてDCTみたいだという評論家がいますが、PSAなんですからこんなもんでしょう。全く許せる範囲です。
エンジンはスポーツモードにしている限りアクセルレスポンスも良く、軽い車体を活発に走らせてくれて、全く申し分ありません。

さて、ようやく長原ICから近畿道へ乗り、西名阪道へと向かいます。

低速では軽くてスカスカなステアリングは、速度が上昇するほどしっかりとして来、直進性も申し分ありません。

一方、スポーツモードはレスポンスが良いのですが、85km/hくらいまで4速をキープし、シフトアップしてくれません。
制限速度の80km/h付近で走行すると、3,000rpmくらいでずっと走ってしまいますので、マニュアルで5速にシフトアップしました。



香芝SAでトイレ休憩し、一路西へと向かいます。

膨大な数の大型トラックが往来し、路面が酷く荒れている名阪国道に来ると、さすがに車体は結構揺すられますが、ガツンというショックは来ません。

低速のゴム毬感から想像するよりは揺れるのですが、これは90km/hくらいまでの速度域での感想なので、それ以上の速度域では改善するかもしれません。

その昔、出張先のフランスでオートルートをぶっ飛ばすプジョ−205の助手席に乗ったことがあるのですが、そのスタビリティの高さに驚いたことを思い出しました。

このC3も、オートルートの制限速度である130km/hで長距離を突っ走ることを想定した足回りなので、次回は100km/h+αでの乗り味を試したいと思います。

ちなみに、C5では凹凸を感じなかった路面の黄色の減速帯はドンドンと感じましたが、金属バネなので仕方ないですね。



さて、シートとドライビングポジションの件です。

太腿の裏全体を座面で保持することがドライビングポジションの基本なので、座面をかなり上げることにしました。
そうしないと、座面の後退角が少ないので、膝の辺りが座面からすっかり浮いてしまいます。
そして、手が遠くなりすぎないように座面を前に寄せると、アクセルを踏む足首の曲げ角度が大きくなってしまい、次第に苦しくなります。

そこで、背もたれの角度と、座面の前後をいろいろ調整し、手のリーチと足首の角度の妥協点を見出すべく、試行錯誤しました。

座面の位置は大体決まったのですが、背もたれの下部の支えが弱いせいか、猫背になって背中の下部から腰にかけてが次第に痛くなります。
どうも、上体を支えようとしているのか、無意識に腰の上の背筋に力が入っているように思えます。

もっとランバーサポートが効いて欲しいと思うのですが、脊椎板がすり減ってきていることが根本的な原因かもしれません。

実は今年の春、人間工学チェアのデュオレストハイを大枚叩いて購入したのですが、これでも1時間くらいで背中が痛くなります。

どうも、背中痛は年々酷くなっているようなので、レカロで症状の悪化が誤魔化されていたのかもしれません。
もう少し調整を試みますが、なんらかの対策が必要かもしれません。

さて、名阪国道を友生ICで降り、あの素晴らしい広域農道:伊賀コリドールを通り過ぎ、国道165号に入っていくと、道幅の感覚がロードスターとは随分異なり、すごく狭く感じたのです。
視点がずいぶん高くなったせいでしょうか、こんなことでは地方道や山坂道はちっとも楽しくない、そう思いました。

しかし、青山高原公園線に入って右に左にぐんぐん高度を上げていくと、これが意外や、とても快適で、コーナリングが楽しいのです。

ロールはそれなりにするけれども、柔らかいけど腰がある、そんなコーナリングです。
ステアリングの剛性がとても高いので、ハンドルさえ握っておれば大丈夫という安心感が強く、記憶に残るE90での安心感並みにあるのです。



背もたれのサイドサポートに肩をグッと預け、路面の感触がよく伝わってくるガッシリとしたハンドルを左右に繰って駆け抜ける山坂道は、意外や意外、とても楽しいことに驚きました。



さて、平日の青山高原はガラガラで、どこでも好きなだけ撮影ができましたが、やっぱり涼しかったです。
風車のすぐ下で写したかったので、これも実現。



車はほとんど出会わなかったのですが、バイク野郎には数人会いましたね。
皆さん、お元気ですね!



青山高原ふるさと公園で下界を撮影し、昼食へと向かいました。



もと来た道を引き返し、帰路の国道165号は狭いと感じることなく、PLANT伊賀店というスーパー&ホームセンターに到着。

ここにある、JJ BURGERがお目当てです。

 

入口のすぐ横にあるフードコートのような場所にJJ BURGERがあり、操作パネルで注文と支払いをします。

最初ということで、基本となるJJバーガーを頂いたのですが、これが実にボリューミーで美味しい。
パテはぶ厚く、シンプルな味付けで肉肉しく、厚いトマトにたっぷりの野菜。
顎が外れるくらい大きく口を開けてかぶりつきましたが、ソフトドリンク飲み放題とセットで570円。これは安い。
残念ながらこのチェーン店は大阪に無く、早く出店して欲しいなあ。



名阪国道から西名阪道へと進み、無事に帰宅したのですが、立体駐車場を操作している少しの間に、ものすごい音で冷却ファンが作動し始めました。
いやもう、壊れるのではないかと思うくらいの凄まじい音量です。

いくらなんでも壊れることはないとは思うのですが、大阪の酷暑を乗り切れるのか、ちょっと不安になりました。
Posted at 2022/07/10 11:26:01 | コメント(4) | トラックバック(0) | シトロエン | クルマ

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何シテル?   07/12 16:31
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