
E36 318i、RX-8、E90 320iと、車を買い替えるたびに訪れた国道最高地点「渋峠」。
こりゃあC5でも訪れなくどうする!ということで、ちょっくらドライブして参りました。
とはいえ、大阪から往復で1,000km。
距離もさることながら、高速道路代が財布に響きます。
そこで、往きは日曜日の半額割引を活用し、帰りは深夜の半額割引を活用。
私は今週ずっと会社が夏休みですが、息子は月曜日は真面目に出勤したいということで、今年は単独での登頂です。
旅行のお供、コンデジのXZ-1を携え、いつものように朝6時に自宅を出発。
門真から第二京阪に入り、京滋バイパスを経由して名神へ向かいます。
平日の朝ともあって、京滋バイパスも名神もスイスイ。
この車が我が家へやってきて早や半年。
既に2,800km!も走行しているのですが、ようやく体が車に馴染んで来、乗る度に「おっ!」と驚くようなことは無くなりました。
それにしても、高速での抜群の直進性といい、路面の凹凸のいなし方といい、まさに大海を往くクルーザーの如く。
これで、排気音か吸気音かわからない「唸り」が無ければ最高なんですが。。。
いつもは中央道の岡谷で降り、ビーナスラインを掠めて下道で大屋へ抜けるのですが、単独登頂の疲労蓄積を鑑み、遠回りになりますが、上田菅平までずっと高速で往くことにしました。
仕事車の多い殺風景な名神を抜け、中央道に入り南アルプスを眺めながら、一路北上します。
天気予報によれば、今日は下り坂で明日は雨。
出来るだけ早く着いて、一昨年見ることが出来なかった白根の湯釜を何とか見たいと、ほとんど右の車線を走行します。
中央道に入ってしばらくのところで、走行車線をグレーのC6が走行しているのに気づきました。
福井のナンバーで、内装色は綺麗なタン。
追い越す時にちらっと見たら、何とも上品そうな紳士が運転されてました。
その後、交通事故を目撃(改めて詳細をアップします)するも、順調に中央道から長野道へ。
姥捨SAでかき揚げ蕎麦をかきこみ(これがなかなか美味でしたねえ)、上田菅平ICを下りたのが11時過ぎ。
144号と万座ハイウェイを経由し、白根のレストハウス着が12時半前。
500kmを休憩2回、6時間半で走破しましたが、腰に疲れは無し。
さすがに今日は日曜日。レストハウスは人でいっぱい、駐車場も車でいっぱいです。
早速靴を履きかえ、湯釜の展望台へ登ります。
小学生の集団とすれ違いながら、ハァハァゼェゼェと、息も絶え絶えに到着。
おおっ! なんということでしょう!
湯釜がこんなに綺麗に見えるなんて!
着いた時には陽射しが無かったのですが、暫し粘っているうちに陽が射してくると、エメラルドグリーンが白く輝いたように見え、それはそれは美しい光景を拝めたのでした。
ちょうど、万座温泉を見下ろすことが出来ます。
レストハウスでソフトクリームを頂いてから、いよいよ車の聖地「渋峠」に向かいます。
澄み切った青い空に、真っ白な雲。期待が高まります。

<これはドライブレコーダーの画像です>
やっぱり今日は日曜日。日本国道最高地点の巡礼ポイントは、人や車でいっぱい。
しかし、この石碑をバックに写真を撮る為、遥々大阪からやってきたのです。
暫し待つこと数分、すきを窺って厚かましく車を正面に停め、写真を撮ったのでした。
この後も続々と新手の車が参拝にやって来ましたから、ほんの一瞬のチャンスでした。
ところで、冒頭の写真の緑色のバイクの兄ちゃんですが、姫路からやって来たとのこと。
で、なななんと、日帰りだそうな!
往復で1,200kmはありますよ!
それを日帰りなんて。。。。。
若者、恐るべしですね。
芳ヶ平はもちろんのこと、遠く草津温泉の街並みまで綺麗に眺めることが出来ました。
写真左中央部の紅い屋根は、あの有名な芳ヶ平ヒュッテではないでしょうか。
さて、今回の旅の二つの目的を制覇し、意気揚々と宿へ向かいます。
前回はプリンスでしたので、今回は聚楽を選んでみました。
ここを選んだ理由はいろいろありますが、マッサージチェア付きの部屋プラン、というのがまず気に入りました。
ただ、あんまりマッサージをやりすぎて、ちょっと背中が痛くなってしまいましたが。。。
到着早々、まずは温泉へGO!です。
何でもこの聚楽の温泉の硫黄濃度は、313.5mg/kgもあって日本一だとのこと。

<この写真はWebサイトから拝借しました>
露天風呂はちょっと狭いですが、着いて直ぐ、夕食前、就寝前、起床直後、出発前、と5回も入ってしまいました。
就寝前に入った時、タオルで建物の照明を遮ると、雲の切れ間から綺麗な星空を拝むことが出来ました。
幸運にも流れ星を2回も見ることが出来、個人的にはアレとアレを叶えて欲しいなあ、と念じたのでした。
夕食はお決まりのバイキング。
時間になるや宿泊客がドドドッと押し寄せてきます。
じゃらんなどの口コミを見ると、美味しい美味しいと書かれているのですが、残念ながら、大阪人の口に合うものはありませんでした。
う~ん、標高が高くて気圧が低いせいもあるのでしょうか。。。
その標高ですが、1,800mもありますので、翌朝は寒さで目が覚めてしまいました。
いやあ、真夏なのに、贅沢な話です。
さっそく体を温めるために、温泉へ。
残念ながら天気予報がバッチリ当たっており、結構しっかりと雨が降っています。
雨さえ降っていなければ、いつものように横手山へ登って、しっかりと涼をとるのですが、この天気ではそれも無理。
さぁて、今日はどうしようか。
当初の予定では、志賀高原側へ抜け、信州中野ICから北陸道経由。
吹田JCTをちょうど午前0時過ぎに通過し、深夜割引で門真まで4,850円也。
しかし、この天気ではそこまで間が持ちません。
そこで、いつもと逆のルート、つまり岡谷まで下道を走り、高速道路の距離を減らすことにしました。
これなら、午後8時以降の30%割引きで、5,550円也。
まあ、この差なら止むをえません。
折角なので、雨の中、笠を被りながら露天に入り、しっかりと景色を目に焼き付け、万座を後にしたのでした。
それにしても、雨脚はしっかりとしており、雲の中に入って視界は最悪です。
センターラインを越えないように、慎重にゆっくりと山を下ります。
やがて草津温泉に到着し、ガソリンスタンドで給油。
ここで威力を発揮するのが、ENEOSのASSOCカード。
いわゆる、全国一律料金の法人カードですね。
大都市の競争の激しいところなら効果は無いですが、こういう地方や観光地では効果絶大。
看板にはハイオクが170円と挙がっていましたが、このカードで給油すると、160円。
その差@10円は大きいですね。
144号を通って上田へ降りてゆき、イオンの駐車場へ。
何をしに来たのかと申しますと、書店で雑誌NAVI CARSを探しに来たのです。
ちょっとマイナーな雑誌なので、大きな書店でないと置いていません。
しかしこのイオン、規模が大きいですねえ。凄い。
書店も規模が大きく、しっかりとゲットできたのでした。
さて、152号から142号へと入り、途中の道の駅の直売所で朝採り野菜をゲットし、
一路岡谷へ向かいます。
さて、今回の旅の下り坂で発見したのは、Sモードの具合の良さ。
いつもはマニュアルでギアを切り替えながら、エンジンブレーキを調整しています。
このC5はエンジンブレーキが弱いので、結構頻繁に3速以下に落とさなければなりません。
ところが、Sモードを使うと、速度に合わせて4速と3速を適宜使い分けてくれ、強い下りで速度が落ちたら2速も積極的に使ってくれるほど。
ギアを上げたかったら、アクセルを軽く踏むだけでシフトとアップしますので、これなら燃費にも悪影響は出ません。
中央道に入っても、ずっと強い雨が降り続き、速度制限は50km/hのまま。
時間は充分ありますので、チンタラのんびりと、ペースの遅い走行車線をゆったりと流します。
彦根を過ぎる辺りまでずっと雨でしたから、今日はワイパーの耐久テストが出来たのかもしれませんねえ。
そういえば、オートライトモードにしておいて、ワイパーをONにすると、暗くなくてもライトが付くことに気づきました。
周囲の明るさに応じ、インパネやナビの明度も変化するようで、変なところの芸が細かい車です。
途中、綺麗になって吃驚した大津SAでも時間を調整し、計画通り吹田JCTを8時過ぎに通過し、無事帰宅したのでした。
走行距離998km。インパネの燃費表示は、15.1km/lでした。
ところであくる日、大雨にさらされた車体を、さっそく洗車してもらうことにしました。
場所はいつもの「くるピカ」で、コーティングメンテナンスコースです。
泡にした洗剤をたっぷりとかけ、2人で丁寧に洗車をし、コーティングメンテナンス液を塗ってもらいます。
土日は一杯なのですが、さすが平日は良く空いていましたね。
満足満足です。