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先日、久しぶりに放送された昭和のクルマといつまでもを見たのですが、なかでも札幌で取材されたフェアレディZ S30には驚きました。

50年前に新車で購入された個体で、ノーマルに拘っておられるそうなのですが、その綺麗さにびっくり。



外装も内装もピッカピッカ。



純正の部品をいっぱい購入されており、センターコンソールは３本、ヘッドライトのカバーは10枚が紹介されていましたが、その膨大な部品リストをスプレッドシートで管理し、バインダーが何冊も。



その情熱と几帳面さにとても感銘を受けまして、ズボラな私にはとてもとてもそんなことができるはずもなく、50年もノーマルで乗り続けられる方をただただ尊敬しました。



20代後半で購入されたそうなんですが、あんな高価だったフェアレディZを購入されたことにも驚きました。

私なんぞは必死にローンを組んでシビックを購入したものの、その後は古〜いアコードを乗り継ぐのが精一杯。

もし仮に、物凄く無理をしてフェアレディZを買っていたら未だに乗り続けていただろうかとか、いろいろ妄想に耽ってしまいました。

自宅から歩いて行ける近場にあるので、大したことはないだろうと今まで見過ごしていたこの藤田邸跡公園。

言わずと知れた藤田財閥の大阪本邸の庭園跡で、お隣には藤田美術館や旧太閤園があります。
けっこう紅葉が綺麗だと耳にし、カメラを携えて散歩がてら行ってきました。

まずは、旧藤田邸の表門だった南入り口から入ります。
ちなみに、入園料は無料。



そして庭園の中程まで進んで振り返ったのが、この景色。
こんな場所に、こんな立派な庭園があったなんて。。。



明治の中期から後期にかけて建造されたこの庭園は、自然の地形を生かし人工的手法を駆使し妙趣を尽くされたもの。



平坦な場所に、築山や滝、さらには渓谷まで造られており、とにかく立派。



こんな立派な庭園にもかかわらず、入園料は無料。



ほとんど世に知られていない庭園だけあって人影はまばらで、掃除をする人たちの方が多かったくらいでした。



メンテナンスに相当な費用がかかるので、少しでも入園料をとったら良いのにと思います。



まさに、灯台下暗しの一日でした。

昨日は、性懲りも無く今年また通っている写真教室の撮影実習。
場所は、けいはんな記念公園にある水景園。

けいはんな学研都市（正式名称：関西文化学術研究都市）にこんな庭園があったのは全く知らなかったのですが、場所は国立国会図書館関西館の斜め向かい。
駅から遠くて不便なので、車で向かいました。

幸いにして天気は快晴。
絶好の撮影日和であります。

大きく立派なフルサイズのカメラを携えたお年寄りに混じり、小さなマイクロフォーサーズでいざ勝負！



ちょうど庭園内は紅葉真っ盛りで、想像よりもずっと綺麗で立派なお庭。



おもしろいアート作品もあって、これはなかなか撮影しがいのあるお庭です。



我々以外にも撮影会らしい団体もいましたし、インバウンドの客がいたのには驚きました。
こんなところにまで進出してきたのかと。



朝はとても冷え込んで寒かったのですが、背中に陽を浴びてポカポカと。



とはいえ、病上がりなので無理をせず、休憩所でひとやすみ。



ひとしきり撮影を終え、すっかりお腹が空きました。
近くのサガミへと向かいます。



私はもう疲れ果てたので食後に帰宅したのですが、多くのメンバーは午後も撮影続行。
元気な年寄りたちですね。
ちょっとは見習わないと。。。

昨年末くらいからでしょうか、今年になったら絶対撮ってみたいと思っていたのが、曙の橋杭岩と桂坂のモミジバフウ。

橋杭岩は思い切って９月に出かけ、まずまず満足できる写真が撮れたので、今度は桂坂。

まだ11月の半ばなので、見頃は後半くらいかなあと思いつつ、XやInstagramで最新情報を探っていたところ、遭遇したのがこの情報。
これ以外にも、鳴き声を聞いたなどの情報もあり、ああ恐ろしや！熊！



体調も万全ではないし熊も恐ろしいということで諦めかけていたのですが、これで止めたら後悔するし、やっぱり未練が残る！
ということで思い切って昨日出かけることにしました。

ちょっと大袈裟ですが、命懸けの紅葉撮影の心境であります。

第二京阪から京都縦貫自動車に入り、大原野ICで降ります。
久御山JCTの渋滞を心配したのですが、想像以上にスムーズでした。



NHK京都で先週紹介されたらしく、この土日はものすごい人出になり、路駐はするわ道路の真ん中で撮影するわで警察が出動する騒ぎになったそうなんですが、この日もこんな輩が。

そして事前に調べておいたバスの時刻表を手にしつつ、熊よけの鈴を携えて待機していると、やってきましたヤサカバス。

緑色の京都市バスや赤白の京阪京都交通のバスも来るのですが、やっぱり黄色のヤサカバスがいちばん映えます。



まさに「天に昇る錦の龍」だと思いました。

さて、せっかくここまで来たので、近くの大原野神社へ行ってみました。
こちらも、一度来たかった紅葉の名所です。



雲が切れてすっかり青空が顔をのぞかせ、まさに紅葉狩り日和。



朝陽が紅葉に射してキラキラと、本当に綺麗ですね。



ふと見ると、結婚式の前撮り。



しかも、二組もおられ、これは目出度い目出度い。



幼稚園の遠足もやってき、まことに賑やか。



さて、お参りを済ませ、昼食へと向かいます。



久しぶりのブロンコビリー。

頸動脈にプラークが付着していることが発覚してから脱アブラな食生活を送ってきたのですが、やっぱり脂ぎった肉は美味い！

ここのサラダバーは充実しており、大満足。
とっても充実した１日でした。

昨日のこと。

近所を歩いていたら、横合いからセンチュリーのハイヤーが出てきたのです。

うわっ！　センチュリーのハイヤーや！

この辺りは準工業団地で、狭い道路を挟んで小さな事業所や家が建て込んでいるゴミゴミしたところです。

すると、目の前でハイヤーが停まるや否や、左の路地から登場した年配の女性がスッと乗ったのです。
いかにも乗り慣れた様子で。



別に着飾ったようでもなく、どこにでも居る大阪のおばちゃんの身なりなんです。

えええっ！と思い、ハイヤーが去ってからその路地を見たのですが、特に大きなお宅は見当たりません。
大阪のゴミゴミした下町ですからねえ、この辺りは。

帰宅後、念のためにセンチュリーのハイヤーの料金を調べてみました。



う〜ん、やっぱり庶民が利用できるような料金ではありません。

人は見かけによらないと申しますが、謎が深まるばかりです。