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2023年05月11日

6MTとの対面 その3

6MTとの対面 その3  カーセンサーに赤いアクセラセダンの6MTが載りました。2016年の1.5リッターで、走行距離は2万kmに届きません。ゴールデンウィークの終盤に50km離れたディーラーまで見に行きました。(書き出しがマンネリ気味・・・)

 現車は敷地の端の方にありました。ソウルレッドは初期型のプレミアムメタリックで、太陽の下で輝いていました。デザインが変更されたアクセラ後期モデルのフルノーマルで、塗装やフロントライトに劣化はありません。純正16インチアルミホイールの60%タイヤは、「アンチ大径化・偏平化」の私にも許容範囲内です。長いボンネットと高く短いリヤデッキはセダンとしてはバランス悪く見えていましたが、近くで眺めるとさほどの違和感はありません。

 内装もきれいでした。BM型アクセラやDJ型デミオの下位グレードでは残念な扇形デジタル回転計ですが、これは大径アナログタコメーターが中央にあります。シートを調整してシフトレバーやクラッチペダルを操作するといずれも軽く確実で、すぐ近くにあるサイドブレーキも好感触です。
 エンジンをかけると、初めは音が大きいと思いましたが、すぐに静かになりました。アクセルペダルは軽く、エンジンも軽い印象です。SKYACTIV世代のマツダ車の操作感は違和感なく馴染めるものが多く、スロットルが過敏なこともないので、このアクセラも問題なさそうです。運転席シートの居心地や各種操作感は、とてもいいと思いました。

 マイカーと比べると後席シートは低く、足元は狭めですが、頭上には少し余裕がありました。サイドウィンドウはさらに小さいのですが、慣れれば何とかなるかもしれません。ラゲッジルームは小さく開口部が狭いので、使い勝手は劣りそうです。

 フロントバンパー左端には、珍しくコーナーポールがついていました。案内いただいた店員さんはこれを見て「所有者は御年配だったのでは」と推理していましたが、低出力のマニュアルセダンで走行距離も少ないので「確かにそうかも」と思いました。製造後6年を超えるタイヤに劣化が見られなかったので、二人で「駐車場は屋内だったのでは」と推理しました。
 店員さんにソウルレッドの劣化について質問したところ、「この色が登場してから10年たったが、まだ劣化は感じられない」との回答でした。「普通の赤色よりも耐久性がよいのでは」とのことでしたが、実際のところはわかりません。

 このあと近くにあったMAZDA3セダンも見せてもらいました。店員さんには「これに2LのMTがあったらとっくに買いました。オーストラリアにはマニュアルセダンがありましたが、輸入という決断はできませんでした。MTに載せ替えるのも今ひとつですし。」などと話しました。店員さんは「セダンにMTが出るかも」と言いましたが、「今さら無理でしょう!」と一蹴しました。
 内装の質感はBM型アクセラとは別格でしたが、Lパッケージだったのでなおさらです。一方、タコメーターが小型になり、サイドブレーキレバーが消えたのはマイナス要因です。後席の印象も似たものでしたが、ホイールベースが延びたのにレッグルームは少し狭いように思えました。全長が伸びてラゲッジルームも長くなりましたが、狭い開口部は「奥の荷物をどうやって取ればいいの?」という印象でした。
 MAZDA3セダンのアクセラセダンに対するユーティリティの優位は、予想外に少ないと思いました。そうすると、アクセラセダンのユーティリティも許容すべきかもしれません。

 帰りに青梅街道や首都高速を走りながら、「ここを1.5Lのマニュアルセダンではどうだろうか?」と考えました。スムーズに走るには丹念なシフトが必要そうですが、それだけ操作感が楽しめると考えることもできそうです。

 BM型アクセラ1.5Lに6MTがあることは、発売当時から知っていました。2Lか1.5Lディーゼルのマニュアルセダンがあれば候補になりましたが、1200kgを超える1.5Lにはこれまで食指が動きませんでした。

 代々のマイカーとともに、パワーウェイトレシオとトルクウェイトレシオをみてみました。いずれも車重に60kgを加えて算出したもので、出力等がグロス表示である古い2車では、ネット換算するため最大出力は1.15、最大トルクは1.1で除してみました。(車名、パワーウェイトレシオ、トルクウェイトレシオの順)
 プレスト1300AP   14.1  92.2
 ファミリアBD 1.5L  11.9  78.7
 ファミリアBG 1.5L  11.2  82.3
 プレマシー1.8L    10.1  82.4
 アテンザGG 2.0L    9.5  76.3
 デミオDE 1.5L     9.2  73.2
 アクセラBM 1.5L   11.8  89.1

 日常運転を考えれば、考慮すべきはパワーウェイトレシオでなくトルクウェイトレシオです。軽量化され1.3Lが主力のデミオDEでも、回転をあまり上げずに軽快に乗るために1.5Lを選んだ私にとっては、改めて見るまでもなく、このアクセラは重すぎると思いました。
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Posted at 2023/05/11 23:27:48

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