![6MTとの対面 その4 6MTとの対面 その4](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/046/975/483/46975483/p1m.jpg?ct=9f14442891fa)
カーセンサーで赤いMAZDA2 6MTを見つけました(写真はマツダディーラーの中古車のものを拝借)。2019年の1.5Lで、走行距離は4万km超と年式の割には多めです。見に行ったのは、3度にわたる「6MTとの対面」よりも先でした。
以前アテンザスポーツに乗っていたという店長さんと
アテンザ談義をしながら、見せていただきました。現車は車道からよく見える位置にありました。ソウルレッドが新旧いずれかは意識にありませんでしたが、MAZDA2と名前が変わったあとなので新色(クリスタルメタリック)でしょうか。外装に傷や劣化はみられません。純正樹脂キャップをつけたスチールホイールを履いていましたが、「アンチ大径化・偏平化」の私にはむしろ好都合です。
BM型アクセラと同様のメータークラスターで、中央に大径アナログタコメーターがあるのは悪くありません。運転席シートの居心地も問題なく、シフトレバーやクラッチペダルはいずれも軽く確実で、助手席側にあるサイドブレーキだけが違和感です。エンジンをかけると、音が大きいと思いましたが、これは車検の代車として乗った2台のデミオ(1.3Lの5MTと1.5Lの6AT)と同様です。
代車デミオの5MTの操作感には全く問題ありませんでしたが、1000kgを超える車重に対し、ギヤ比がさほど低くない1.3Lなので、マイカーであるDE型デミオ1.5Lと比べ重い印象でした。一方1.5Lの6ATでは効率よく変速が進み、軽々と加速していきました。
1.5L 6MTは、(私が第6速がほしいと言い続けてきた)DE型デミオ1.5Lの5MTに第6速を追加したようなギヤ比になっています。トルクウェイトレシオはDE型より5%ほど大きな値になっていますが、「新型エンジンの方が低速トルクが厚めかも」と考えると、両者の差はさほどないかもしれません。DE型5MTの乗りやすさを前提とすれば、これは私にとっての「普段使いのMT車」として相応しいスペックであり、操作感も文句のつけようがないものと想像されます。
まだしばらく「大人4人+十分なラゲッジ」のユーティリティを確保したいので、このサイズではマイカーであるアテンザの代替にはなり得ません。そのユーティリティが不要となり、パーソナルユースのマイカーを選択するのであれば、BセグメントかCセグメントのMT車が候補となると見込んでいます。Bセグにするなら、DJ型(デミオまたはMAZDA2)1.5Lの6MTは最有力候補であろうと思います。
残念ながら新車のMT設定は最近も減りつつあり、MT車は既にendangered species(絶滅危惧種)の様相を呈しています。それゆえ「相応しいスペックのMT車を、早めに確保しておいた方がいいかもしれない」とも思います。
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2023/05/22 00:46:35