
約2年間プラレールアドバンスの拡張工事を凍結している間に、プラレールアドバンス自体がかなり進化していて驚いているこの頃です。今回の工事再開のキッカケの一つとも言えるアイテム、ACS-01 IRコントロールユニットです。
このIRコントロールユニットは、赤外線通信でプラレールアドバンスの車両を遠隔操作出来るという画期的なアイテムです。セット内容としては、車両を遠隔操作する為のIRコントローラーとコントローラーからの赤外線を受信するIR専用シャーシ(ACSユニット)、専用シャーシに付属されているオリジナルのダミーボディとなっています。
使用する手順としては、コントローラーのビスを外して単4電池を2本をセット。受信する側のIR専用シャーシのボディを外して、こちらも単4電池を2本セットします。ちなみに、IR専用シャーシは2両が太い軸で繋がっており、2両編成が基本となっています。ボディはこのオリジナルボディの他、ACS(アドバンスコントロールシステム)対応のボディであれば、どの車両でも装着する事が可能です。送信側、受信側両方に電池をセットしたら、車両側のスイッチをオンにします。その後、IRコントローラーのレバーを適当に一回操作する事で車両(シャーシ)とコントローラーのペアリングが完了します。あとは、コントローラー中央のレバーを上に操作すれば加速、下に操作すれば減速といった具合に車両を走らせる事が出来ます。速度調節は前進、後進各15段階で加減速が可能で、中央の加減速レバーの下にあるスイッチで前進と後進を切り替えます。そして緊急停車したい時は中央の加減速レバーの上にあるボタンを押すとどの速度域であっても即座に停車する仕組みになっています。更に、裏側に配置されているスイッチは、AとBといった具合に表記されており、2バンドの切り替えが出来る様になっているんですよ。なので、1つのIRコントローラーで2編成を遠隔操作が出来るという素晴らしさを実現してるんですね〜。
なによりも、車両側のスイッチ入れても車両は勝手に動き出さず、あくまでも加減速レバーを操作して初めて車両が動き出すというのは凄く良いですよね〜。この小さなコントローラー1個で15段階の加減速、緊急停車、2編成を同時に遠隔操作出来るってのは、これまでのプラレールアドバンスからかなり段違いで進化したって感じですよね!Nゲージは電源が必要ですが、ACSユニットはこれまでのプラレールと同様に電池だけで楽しむ事が出来るのは嬉しいですよね。言ってみれば「プラレールとNゲージの良いトコ取り」でしょうかね?やはり、Nゲージの様に自分の意思で車両を操作出来るのは楽しいものです!まさかプラレールを遠隔操作で遊べる時代が来るとは夢にも思いませんでしたよ。実に良い時代に生まれたものです(笑)。
今回、ACS対応の車両も幾つか購入しましたので、別の機会に取り上げてみたいと思います♪

オリジナル(ダミー)ボディを装着したIR専用シャーシ。

IR専用シャーシ。ボディを外すとこんな感じです。2両は切り離せない仕様になっており、それぞれに単4電池が1本ずつ入ります。

IR専用シャーシにACS対応のボディを装着します。(D51 200号機と同梱されている12系客車)

赤外線受信部及び車両側スイッチ。
コントローラーと車両をペアリングするには、まずこちら側のスイッチをオンにします。

IRコントローラー。単4電池2が入りますが実に軽量且つ簡素に出来ています。これなら子供の手にもちゃんと収まりますね。
車両側のスイッチをオンにしたら、コントローラーのレバーを一度適当に操作する事でペアリングは完了。音も鳴らないので全く手応えなし。

中央のレバーが15段階の加減速レバー。上に傾ける度に1ノッチずつ加速、下に傾ける度に1ノッチずつ減速する仕組み。レバーは押しっぱなしでなくてもノッチは固定しているので減速か緊急停車しない限り、同じ速度域で走行可能です。上のボタンが緊急停車ボタン。下のスイッチが前後進切り替えスイッチです。

コントローラーを裏返すと、2バンドを切り替える為のスイッチがあります。作りがかなり簡素のクセにかなり高性能なコントローラーですね〜。
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Posted at
2016/01/12 23:53:58