
12/2発売のバンダイのプラモデル『Figure-rise Standard』、ウルトラマンブレーザーです。家電量販店の貯まっていたポイントなんぞを利用して遅ればせながら購入してきました。
『ウルトラマンブレーザー』は今年の7月からテレビ東京系列で放送されているウルトラシリーズの最新作です。
近年のいわゆる【ニュージェネレーション】と呼ばれるウルトラシリーズは、主な演出方法としてウルトラマンに変身する主人公がウルトラマンに変身後も【ウルトラマンとして】喋り続けるという…まるでウルトラマンの中でウルトラマンを操縦しているような、主人公に視点が向いてる演出、描写が目立っており、僕は正直苦手なんですよね。ウルトラマンは【無駄に】喋らず、変身後はウルトラマンの格好良い姿を見せてほしいものです。
そういった意味で、今年の『~ブレーザー』は僕にとって【当たり年】と言えますね。ウルトラマンブレーザーは日本語はおろか、言語そのものを発さないという設定で、変身後もブレーザーの活躍に視点が置かれていて、【ウルトラマン中にいる主人公】というような描写は最小限に抑えられています。「やっぱりウルトラマンはこうだよな!」という安心感がありますね。また、CGによる特撮演出だけでなく従来からのミニチュアセットと着ぐるみによる特撮でもチャレンジングなカット、描写を随所に見ることができて、大変面白いです。
僕の住む新潟では1週遅れの放送となっており、今日(12/17)時点で第21話「天空の激戦」が放送されており、例年どおりであれば第25話で最終回を迎えるでしょうから「そろそろウルトラマンブレーザーも終わりかぁ…」という感じでおじさんは寂しくなっています。
そんな訳で今回購入した『Figure-rise Standard』のウルトラマンブレーザーですけど、僕としては初めてとなるウルトラマンブレーザーの商品となります。この『Figure-rise Standard』シリーズでウルトラマンブレーザーが発売となる事が発表されたのは結構前なのですが、その時から「これは欲しいな!」と思っていた次第です。
このウルトラマンブレーザーの余計な装飾が無いシンプルなデザインと、シンメトリーになっている赤と青と黒の複雑な身体のライン、まるで生物の背骨のような背ビレが特徴的で、本キットでは可動フィギュアによく見られる【関節の切れ目や繋ぎ目】なんかをブレーザーの独特なデザインを上手く利用して殆ど目立たないように処理されています。また、複雑な成形技術によるパーツ分割、細かく色分けされた色パーツの成形色と一部シールだけでこのクオリティを実現してしまうのは、本当に凄いなと思います。
このキット、凄い技術で劇中の様々な躍動感のあるポーズが再現可能なのでしょうけど、僕自身が元々可動フィギュアのポージングが苦手かつ面倒くさいと思っている人なので(笑)、今回の撮影も例の如く動きのないポーズに終始しております。

物語の途中で登場した武器【チルソナイトソード】も付属しています。

Posted at 2023/12/17 12:08:04 | |
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